ゴエモンのつぶやき

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我も我もと集会開催…文在寅政府100日間で700件に

2017年08月23日 02時33分27秒 | 障害者の自立

  「また何かあるらしい」

  ソウル光化門(クァンファムン)広場周辺の商人が最近よく口にする言葉だ。光化門で世宗路(セジョンノ)交差点の間にある空間では平日一日平均4~5回の集会が開かれている。所々で掛け声を叫び、ピケを手にした姿を外国人観光客は不思議に思ってカメラに収め、会社員は何気なく通りかかる。

  18日(金曜日)、光化門の風景もそうだった。広場の南側には3年間守ってきたセウォル号の追慕空間が、政府ソウル庁舎の隣の世宗路公園には雪岳山(ソラクサン)ケーブルカー建設を阻止しようとする人々の座り込みテントがあった。その反対側に開かれた市民の広場の前には非正規職問題の解決を促す全国民主労働組合総連盟(民主労総)と米軍基地の還収を主張する還収福祉党のテントが並んで立っていた。テントには「市民の通行を妨げるため20日までに撤去せよ」という内容の鍾路(チョンノ)区庁の公文書がついていた。

  正午ごろ、李舜臣(イ・スンシン)将軍銅像の前で動物保護団体の「殺虫剤を吸った鶏」のパフォーマンスが行われた。鉄製鳥小屋の中で鶏頭の仮面をかぶった2人がスプレーから撒かれる液体を吸ってばたついた。その隣の横断歩道の前では雪岳山ケーブルカーに反対するパク・グリム緑色連帯代表がピケデモを行っていた。

  午後2時には政府ソウル庁舎の前の徒歩に設置された舞台で「全国在家長期療養機関連合会」の会員たちが長期療養手当ての引き上げなどを要求した。世宗大王(セジョンデワン)銅像の前では保守団体の「文在寅政権退陣要求愛国義兵革命本部」の発足式が開かれた。保守団体の掛け声によってそばにあった集会の『あなたのための行進曲』が入り乱れた。

  午後4時ごろ、保守団体が離れたところに車椅子に乗った全国障害者差別撤廃連帯の会員数百人が座り込み5周年記念集会を開いた。彼らが準備したフードトラックも登場した。集会は夜遅くまで続き、午後11時ごろ残りの約200人がゴザと寝袋を敷いて横になった。

  光化門一帯を管轄するソウル鍾路警察署警察官は「ろうそく政局以降、前には一日に1人デモ1、2件程度があった。最近、警察に申告する必要ない記者会見・文化祭を含めて絶えず集会が行われている」と話した。

  青瓦台前の徒歩を開放してから、1人デモと小規模集会の相当数は青瓦台側に移った。鍾路警察署によると、5月27件だった青瓦台前でのデモは先月86件に増えた。警察関係者は「ろうそく集会は規模に比べて管理が難しくなかったが、最近のデモはあまりにも多様で秩序維持がさらに大変だ」と話した。平日4~5回、週末10回前後の集会とデモは新政府発足100日間で700回を超えたと推算した。

  ソウル恵化洞(ヘファドン)から市庁駅近隣に出退勤する会社員、パクさんは「光化門広場一帯が行事や集会のために平日にもいつも車両通行が制限されている。集会をしても通行の問題は起こさないでほしい」と訴えた。青瓦台近隣の青雲(チョンウン)・孝子洞(ヒョジャドン)の住民たちは17日「集会による騒音で正常な日常生活が不可能だ」として青瓦台・国会・警察庁などに嘆願書を出した。

  韓神(ハンシン)大学哲学科のユン・ピョンジュン教授は「政権が交代された後、広場政治が現実政治でも『受け入れられる』という期待感が高まり、様々な集会が開かれている。避けられない面があるが、都心集会が誰かの正常な生活を妨げるほど日常化するのは望ましくない。参加者自ら「市民的マナー」のレベルで節制力を発揮しなければならない」と指摘した。

2017年08月21日   中央日報日本語版



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