ゴエモンのつぶやき

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こげなことしとります:福岡グループインフォ NPO法人はぁとスペース /福岡

2010年06月01日 01時14分23秒 | 障害者の自立
 ◇ステッカーに願い託す

 公共施設や商業施設の駐車場の一画に設けられた障害者用駐車場。車椅子マークが示すスペースだが、健常者らしき人が駐車しているのを見て首をかしげたことが何度かある。山本美也子さん(41)もその一人。「本当に必要な人が利用しにくい現状を、何とかしたい」。山本さんは「止めない人を増やそう」とステッカーに願いを託し、活動を始めた。

 山本さんの夫は国内外の大会で活躍する車椅子マラソン選手の浩之さん(43)。一緒にスーパーに行った時、車椅子を使っていない男性が障害者用の駐車場に車を止めていた。「車椅子なので代わってもらえますか」。山本さんが声を掛けると男性は「僕も今日は足が痛いけん」と代わってくれなかった。

 施設の入り口付近で広いスペースが確保されている障害者用駐車場はいつも満車状態。代わってほしいと何度か申し出たが、嫌な顔をされて代わってもらったことはない。

 車椅子利用者は、車のドアを全開にしないと車椅子の出し入れが不可能だ。障害者用駐車場が広いのもそのため。「利用している人を注意するより、止めない人を増やそう」。山本さんは障害者用駐車場を利用しないという意思表示のステッカーを広めようと考え、日ごろのボランティア仲間と今年3月、NPO法人を設立した。

 「思いやりがつくるスペースを障害者用駐車場に作りたい」と、法人名は「はぁとスペース」にし、山本さんが代表を務める。

 活動を知った人からうれしい反響が寄せられている。「私も同じことを考えていました」「持病がある私にもこの活動ならできる」。中には「実は『ちょっとならいいや』って思ってました。でも少しの間でも車椅子の人が困っているんだと気付かされました」というメールも届いた。山本さんはその返事に追われるが「楽しくてたまらない」とほほ笑む。

 設立から約2カ月でステッカーは500枚以上売れた。反響は賛助会員の申し込みにもつながり始め、感謝の思いが原動力となる。

 「車椅子の人がなぜ困っているのかを知ってもらうことが大事。視覚障害者のための点字ブロック上も同じ。その人の身になって考えることで〓はぁとスペース〓は広がると思う」

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 ◇NPO法人はぁとスペース
 障害者用駐車場を利用しない意思を示すステッカーを販売(500円と、1000円の2種類)。収益は障害者スポーツの支援などに使われる。問い合わせは、HP(http://blog.livedoor.jp/heart_space/)からメールで。

毎日新聞 2010年5月31日 地方版
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きいて!きいて!
キーワード
障害者スポーツ 点字ブロック 視覚障害者 車椅子マラソン
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