ゴエモンのつぶやき

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働く障がい者の方に伝えたい「積極的障がい者雇用のススメ・働きたい想いをカタチに」

2016年12月28日 00時48分30秒 | 障害者の自立
「障がい者が企業の戦力的なパートナーになる」というと、驚く方がまだまだ少なくありません。本連載では、福岡で障がい者メンバーとチームを組んでITを活用した仕事を続ける就労継続支援A型事業所「カムラック」を運営する賀村さんの書籍『日本一元気な現場から学ぶ 積極的障がい者雇用のススメ』から、障がい者とのパートナーシップの実践をお伝えします。
 
 本連載は書籍『日本一元気な現場から学ぶ 積極的障がい者雇用のススメ』(著:賀村研/2016年9月発行)の一部を抜粋・再編集し収録しています。
 
 
賀村さんが運営する就労継続支援A型事業所「カムラック」。ITスキルを活かして障がい者メンバーが東京から九州の案件までを幅広く手掛ける。

自分がどんな働き方をしたいかを考えよう

  障がい者には、どんな生き方があるのでしょうか。今回は、障がい者就労支援施設A型事業所・カムラックで障がい者と触れる中で見えてきた、障がい者のキャリアについてお話をしたいと思います。

 たとえば障害年金が10万円、生活保護ももらい、事業所での作業により5万円程度が入ってくるとすると、月々にトータルで20万円ほどもらえることになります。生活が安定しているので、それでよい、という考え方もあるでしょう。

 しかし、生活の安定と「働きたい」という意欲は必ずしもリンクするものではありません。
 一定の収入を得られる状況であっても、働きたいという思いがある方は、働き方を追求するべきだと私は思います。社会の役に立ち、活き活きと働くことで、どんどん変わっていく障がい者の方を目の当たりにしてきたからです。

 私は、障がい者は「情報弱者」だということを常々感じています。自分に有益な情報を得られていないから、生き方が見えず、人生に絶望してしまっている人も少なくない。また、自宅にいる時間が長いことから、インターネットの情報に浸かり、頭でっかちになってしまっているケースも見てきました。

 まずは、自分で行動し、動き出してみましょう。
 実際に誰かに話を聞いたり、事業所などを見学しに行ったりすることで、道が拓けることが多いのです。同じ障がい者の方の生き方に触れてみるのもよいでしょう。

 どんなことをして働きたいか、1日何時間くらい働きたいか(働けそうか)、2年後・5年後・10年後はどうなっていたいか、そういったことを洗い出していくと自分がどう生きていきたいか見えてきます。すると、自分に合った働き方や企業・事業所が見えてくるのです。

 カムラックでは、最初の面接で「将来どうなっていたいか?」を尋ねます。そして、その目標に合わせて、働く人自身が成長するためのプログラムを組んでいきます。企業や事業所の立場から考えても、障がい者自身に働き方のビジョンがあることは、仕事を進めやすく大変ありがたいことなのです。

賀村さんが運営する就労継続支援A型事業所「カムラック」。ITスキルを活かして障がい者メンバーが東京から九州の案件までを幅広く手掛ける。

賀村研さん 

賀村研さん

株式会社カムラック代表取締役/株式会社スーパーカムラック代表取締役/株式会社elseif取締役/一般社団法人中小企業事業推進機構理事1972年生まれ。愛媛県松山市出身。日本大学農獣医学部卒業。大手ゼネコンで人間関係を学び、東京のITベンチャーで仕事の厳しさを学び、地方の中小SES企業で中央と地方の温度差と挫折を学び、Webポータルサービス企業で人との繋がりの大切さを学ぶ。2013年に独立。株式会社カムラックを設立し、IT業界での営業経験を活かし障害者支援事業に参入。ITを活用した仕事を創造することで、働く障がい者の新しい未来創りにチャレンジ中。キーワードは企業との共存共栄~支えられる側からお互い支え合う関係へ~

2016年12月26日   記事提供元:biblion

 
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