ゴエモンのつぶやき

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障害の困り事、相談寄せて 松阪に外国人支援センター

2017年05月11日 03時00分42秒 | 障害者の自立

 外国人から障害に関する相談を受ける外国人障害者支援センターが四月、松阪市稲木町の障害者支援施設「こいしろの里」に開設された。ブラジルやフィリピンの公用語、ポルトガル語やタガログ語に堪能な職員が通訳し電話や来所で相談に応じるだけでなく、申請書類の翻訳や関係機関へ同行しての通訳も担う。日本知的障害者福祉協会(東京)によると、全国的にも珍しい試みという。

 「どんな福祉制度が利用できるか」「知人が引っ越してくるが、耳の不自由な子どもがいる。通える学校はどこか」。一カ月で県内外のブラジル人から三件の相談があった。電話相談では、ポルトガル語の話せる職員がいったん内容を聞き取り、電話をかけ直して伊藤義信・副施設長(43)の返答を訳して伝えた。

 施設には、数年前からブラジル、フィリピン人から、知的障害者用の障害者手帳の取得方法や、親が働いている間に障害のある子どもを預かる施設について問い合わせがあった。施設を運営する社会福祉法人の李在一(リジェイル)理事長が「障害者に関する制度は日本人でも分かりづらい。何とかしなければ」と考えていたところ、昨年十一月、今年二月と相次いでポルトガル語やタガログ語が話せる女性を職員に採用でき、支援センター開設が決まった。

 県内在住のブラジル人は昨年末現在で一万一千五百人と国別で最も多い。フィリピン人は六千百人と三番目に多く、施設のある松阪市に県内市町最多の二千二百人が住む。

 李理事長は「どこに助けを求めたらいいか分からず困っている人は多いはず。どんなことでも相談に乗りたい」と話し、県内の市役所などにポルトガル語のちらしを配り利用を促す。タガログ語のちらしも計画する。

 相談の受け付けは平日午前八時半~午後五時半。通訳は無料だが、職員が松阪市外の関係機関に同行した場合、交通費は利用者負担。

 (問)支援センター=0598(28)4835

ちらしを手に支援センターの利用を呼び掛ける通訳の女性職員

2017年5月10日   中日新聞

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