ゴエモンのつぶやき

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自民党がネトサポ緊急総会で他党叩きをアドバイス!

2017年10月10日 00時26分46秒 | 障害者の自立

"従軍慰安婦像の辻元清美"も"人民解放軍姿の志位和夫"も「個人の判断で」と

 衆院総選挙公示日まであとわずか、各党の選挙準備も本格化しているが、そんななか、自民党では6日、あの自民党ネットサポーターズクラブ(J-NSC)の緊急総会が開かれ、ニコニコ生放送で生中継された。

 J-NSC会員は通称ネトサポとも呼ばれるが、このJ-NSC、表向きは「自民党の政策や方針などをネットで広報すること」だとされているが、その実態は、自民党が日頃、民族差別や弱者差別を煽っている悪質なネトウヨたちを組織し、他党や政敵へのネガティブキャンペーンを行う"ステマ部隊"として使っているといわれてきた。

 実際、これまでも旧民主党や共産党への大々的なデマ攻撃が行われた際には、常にこの組織の関与がささやかれていた。

 そんなネトサポが選挙公示前のこの時期に緊急集会を開催するということで、いったいなにが話し合われるのか、でも生中継されているわけだから、さすがにそんな露骨な話は出てこないだろう、などと思いつつチェックしてみると、これがびっくり。会場では、いかに日頃、彼らが他党の「ネガキャン」にいそしんでおり、それを自民党が煽っているかを証明する発言が次々と飛び出したのだった。

 それは、ネット選挙で何ができて何がNGかをQ&A形式で説明するコーナーでのことだった。

 自民党側の司会者がスクリーンを使って、「当選させない目的を持って、相手候補者の虚偽事項や、事実をゆがめて公にした者は処罰されます」「悪質な誹謗中傷行為や公然と人を侮辱する行為も処罰の対象となります」などとネット選挙について解説したのだが、すると、会場のネトサポの女性からすかさず、こんな"異論"が飛び出し、拍手喝采を浴びたのだった。

「日本のいま、いろんな問題、慰安婦の問題についてもそうだけど、そういう上品な姿勢が、いま私たちをいまこういう危機的な状況に追い込んだという見方もできると思います! ですから『いい子ちゃん』でいるだけが正しい姿勢じゃなくて、真実を広める! これが私は一番大事だと思います!」

 ようするに"他党を誹謗中傷してはいけないなんて上品なことを言うな、臆せずどんどんやろう"という呼びかけらしい。

 まあ、これだけでもさすがネトサポという感じだが、本番はここからだった。ネトサポ会員たちが、次々と具体的な「ネガキャン」相談を始めたのだ。

●"従軍慰安婦像の辻元清美"も"手榴弾を投げる人民解放軍姿の志位和夫"も「個人の判断で」と

 たとえば、あるネトサポ会員からはこんな質問が飛び出した。

「あの、まあ、私をはじめTwitterで、いま『キボーエヌオートウ』とかですね『リッケン(イッケン?)ミンシュトウ』とかですね(笑)、なんかあの非常に(笑)、そういうことをいろいろ(笑)、ガンガンさっきも出ていましたけれども、そういうことは公示してから、選挙活動中はいっさい止めないと、みんな危ないということですか?」

 発言を文字に起こしただけだとなんのことかわからないので解説すると、これは最近、ツイッターなどで出回っている「希望NO党」「立件民主党」「一見民主党」などという誹謗中傷ツイートやハッシュタグのことだと思われる。たとえば、「立件民主党」なる呼称はこんな使われ方をしている。

〈この極左集団の党名は、こっちでしょ立件民主党、立件されたりしてw〉
〈立件民主党の売国奴のゴミが何匹落ちるかな〜 一般人に戻ったら逮捕やね〉
〈立件民主党! 公安の皆さま、お仕事ですよ! 立上げと同時に監視対象団体にしてね。逮捕者続出、期待してます〉
〈立件民主党www ブヒブヒ〜!〉

 見ての通り、刑事事件での立件、つまり警察による言論弾圧を推奨する、まさに民主主義の国に育った人間とは思えないツイートなのだが、この手の誹謗中傷攻撃もやっぱり、自民党ネトサポのしわざだったのだろうか。

 しかも、驚いたのは、この質問に対する自民党側の回答だった。一応、公党の立場から、やんわり諌めるのかと思いきや、J-NSCを統括する自民党ネットメディア局長・平将明衆院議員は「(「立件民主党」などの呼び方は)パロディだからOKだと思います」と言い放ったのである。

 しかし、この程度で呆れてはいけない。別のネトサポ会員は、もっとトンデモないネガキャンを告白した。

「あの、私は画像入りであのー、野党のほうにいろいろですね、投稿しているんですけど。たとえば"従軍慰安婦像の辻元清美"とかね。あと"手榴弾を投げる人民解放軍姿の志位和夫"とか。あれはやっぱり誹謗中傷になるでしょうか」

 実際、Twitterを検索してみると、共産党の志位和夫委員長の顔と、中国の人民解放軍のポスターらしきものをコラージュし、さらに〈公安お墨付きのテロ政党〉〈暴力革命〉なる文言まで付された画像がツイートされている。悪質なネガキャンだが、つまり、こうした下劣なコラ画像もネトサポの仕業だったということらしい。

「希望NO党」「立件民主党」「一見民主党」には「OK」と言い放った自民党も、さすがにこれは「やめたほうがいい」とアドバイスするだろうと思っていたら、平ネットメディア局長は、笑いながらこう言ったのだった。

「あの、個人のご判断だと思います、はい」

●"他党候補者を公選法違反で通報するべし"と明言も!

 司会者も「(緊急総会は)ネット中継されてますからね(笑)」。ようするに、"そういうことは裏でやりましょう"と言っているようなものではないか。

 さらに、暗澹としたのはこんな質問が飛び出したときのやりとりだ。

「ツイッターなどで、名前入りのタスキを堂々として、まあ共産党ですけど、ああいうものが、流れていて、警察はそれに対してなんら行動は起こさないんでしょうか? なぜ起こさないんでしょうか?」

 「共産党」と名指ししたところで会場が笑いに包まれるなど、まさにネトウヨ丸出しだが、これに対して司会者は通報を推奨。しかしネトサポはどうやらもう通報スミらしく、「通報をしても、現実に(公示日前の実名入りタスキが)続いているということは、警察はなにも動いていないと認識できますよね」としつこい。

 すると司会者は、「通報をしないと(意味がない)」「警察の動きについてこちらではどう考えているかわからないんですけども、もし、違反してたら、これは違反ではないですか?ということで、問い合わせというか、警察の方に連絡することはできると思います、はい」と、はっきりと"他党候補者を公選法違反で通報するべし"と明言したのだった。

 さらに、笑ったのは、平ネットメディア局長のこんな発言だった。

「たしかにツイッターで見ますよね、他党のかたで。あれは、アウトです。ただ、なんかもう、確信犯ですよね。それは運用のところでちゃんとやってもらわなければいけませんけど。ぜひ見かけたらですね、地域の警察なりに言っていただければ効果があります。一方で、向こうがですよ、悪意を持って、こっちの候補者がその、名前が入っていないタスキをやってても、いまデジタルでどうにでも加工ができて、そういうフェイクニュースみたないのもいっぱい出回るので、気をつけなければならないのはフェイクニュースにのっかるとカウンターパンチをもらうので、ですからファクトとかソースとかをよく見てもらう。自分の目で見ればそれは確かですから」

 他党の候補の違反は「通報しろ」と言いながら、自党の候補については、違反があっても「フェイクの可能性がある」などと言い張る。というか、他党を中傷する呼称や悪質なコラ画像を使ったネット工作を推奨しておいて、よくぬけぬけと「ファクトとかソースをよく見てほしい」などと言えたものである

 いずれにせよ、こうしたネトサポのリアルなトンデモ発言と、平ネットメディア局長の発言からわかるのは、J-NSCは単なる自民党の別働広報部隊ではなく、バリバリのネトウヨが組織化された集団であるということ。そして、自民党はこの安倍シンパのネトウヨたちを使って、自ら直接手を汚さずに、「立件民主党」とか「手榴弾を投げる人民解放軍姿の志位和夫」画像みたいな誹謗中傷、品性下劣なネガティブキャンペーンを行なっているということだ。

●"ネトウヨの尊師"青山繁晴、国民から逃げ回る"トンヅラ総理"こと安倍首相も、上機嫌で登場

 前述したとおり、ネトサポをめぐっては、これまでもJ-NSC会員を自称するツイッターアカウントが、野党やその議員たちをデマを駆使して誹謗したり、民族差別を煽る悪質まとめサイトなどをどんどんリツイート拡散している姿が確認できている。また、J-NSC会員を名乗るブログが、相模原障害者施設殺傷事件について「植松が言うように障害者はいなくなるべき」と全面的な賛同を示し、障害者の子どもがいる野田聖子衆議院議員にまで「自民党の改憲案との矛盾をなくすために障害者の子ども殺せ」と迫っていたことも発覚した。

 こうした差別発言やネガキャンに関わっているのは、ごく一部のネトサポが勝手にやっている可能性もあったが、しかし、今回の自民党ネットサポーターズクラブ緊急総会の模様を目の当たりにすれば、やはり、自民党が扇動して、組織的にネトサポたちにやらせているとしか思えない。

 まさに、その下劣ぶり、卑劣ぶりを見せつけた自民党ネットサポーターズクラブ、J-NSCの緊急総会だったが、実はこの総会には、まさにふさわしいスペシャルゲ

「ネットサポーターズのみなさまには、日頃、自由民主党をしっかりと支援をしていただいていますこと、まずもって厚く御礼を申し上げたいと思います」

 そう会場でにこやかに挨拶した安倍首相は、参加者全員と「がんばろー!」の記念撮影をし、スタンディングオベーションとともに、ハイタッチ責めにあいながら会場を去った。

 私たちは、日本の首相がこの卑劣な謀略デマ攻撃集団を組織し、それに支えられているというグロテスクな事実を、しかと胸に刻むべきだろう。

10月8日(日)   LITERA

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