ゴエモンのつぶやき

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出張販売広がる交流 横浜市鶴見区東寺尾東台

2017年02月12日 03時09分31秒 | 障害者の自立

 横浜市鶴見区東寺尾東台で行われている野菜やパンの出張販売が好評だ。坂の上の住宅街で、1人暮らしの高齢者も多いエリア。「買い物が不便」との声を受け地元自治会が奔走した。販売を担うのは区内にある障害者の就労支援施設。区社会福祉協議会などが橋渡しした。地域が手を携え、住民の利便性を追求すると同時に、地域と障害者をつなぐ試みでもある。

 「随分立派なゴボウね。いくらかしら」。1月末、柴岡美恵子さん(75)の家の前にはサツマイモ、ニンジン、シイタケなどの野菜がずらり。午前10時半の“開店”を前に、20人ほどの客が集まっていた。

 海抜40メートルの“坂の上の街”。かつては商店が立ち並び「肉、野菜、魚…必要な食料はすべて賄えた」(柴岡さん)が、大型店との競合や後継者不足を背景に食品を扱う店はほとんどなくなった。鶴見駅へ出るにも最寄りのバス停まで15分ほど歩かなければならない。住民アンケートで、買い物支援を求める声が多く寄せられたことから、東台自治会(約1200世帯)の等々力和代会長(76)が立ち上がった。

 区社協の生活支援コーディネーター内藤陽介さん(31)や寺尾地域ケアプラザの武藤絢美さん(25)に相談。当初、移動販売も検討したが、道が細く駐車スペースもないため断念した。そこへ、書道教室を開く柴岡さんが自宅開放を申し出たことで、昨年7月、出張販売が始まった。

 野菜の販売(毎月第2金曜・第4火曜)を担うのは就労継続支援B型事業所「ふれんど」。群馬県の契約農家から販売前日に仕入れるという。一方、パン(毎月第4木曜)は豊岡就労支援事業所「麦(ばく)の家」の手作り。毎回、約20種類100点ほどが並ぶ。

 「多くの人の協力があったからこそ実現した」と等々力さん。常連客も増え、客同士で調理方法を教え合ったり、その場で野菜を分け合ったり。長年、民生委員を務めた柴岡さんは、住民の交流の場であると同時に、高齢者の見守りにもつながるとみている。接客する「ふれんど」のメンバーも「お客さんと話せて楽しい」と笑顔だ。

 現在、区内にある別の就労支援施設が、出張販売専用のエコバッグを作成中という。「野菜やパンと一緒に、他の福祉施設の手作り品なども販売できたら」と等々力さん。住民と障害者の接点を増やしたいと考えている。

出張販売広がる交流 横浜市鶴見区東寺尾東台 

出張販売の野菜を買い求める住民ら

2017年02月10日    カナロコ by 神奈川新聞

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