ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

目利きバイヤー厳選 障害者の力作を適正価格で

2017年05月26日 02時07分36秒 | 障害者の自立

 知的障害者らが作った雑貨や衣料品を「価値に見合った価格」で販売する店舗「コズミックマーケット」が、東京・新宿の東急ハンズ新宿店に三十日までの期間限定でオープンした。並んでいるのは、目利きのバイヤーが各地の施設を回ってえりすぐった品々ばかり。一般商品と同等の価格設定で作り手の収入を増やし、生活の自立を支援することを目指す。 (栗原淳)

 ハンズ四階のイベントスペースに、アクセサリーや陶器の小皿、草木染の手拭いなどバラエティーに富んだ千五百点が並ぶ。東京都内をはじめ十五の障害者事業所から、店の代表白岩圭さん(45)=東京都町田市=が取り寄せた。一万円を超える商品もある。

 ガラス玉のような光沢のある七宝焼の飾りが付いたしおりは八百円。白岩さんは「これを作るには、相当な技術が必要。一つ一つ模様が違うので、お気に入りを探すのも楽しい」と説明する。

 白岩さんは、町田市の創業支援施設「町田新産業創造センター」を拠点にするベンチャー企業「ロックス」を経営。途上国の生産者に配慮して適正価格で取引するフェアトレード商品のカタログ販売を始め、二年前から障害者のハンドメード商品も扱うようになった。独立前は大手百貨店などに勤務し、商品の企画開発や買い付けなどを任された。流行をつかんで売れる商品を見分ける眼識を、今に生かしている。「デザインは独創的でクラフト作品はとても精巧に作られている。一般の商品と遜色がなく、売れると直感した」

 障害者事業所の商品は行政の施設やバザーなどに出品の場が限られ、在庫を抱えないよう安価に設定されるケースが多い。販路拡大は福祉事業者共通の願いだ。

 店名は、コズミック(宇宙)のように隔たりのない社会を、という思いを込めたブランド名でもある。「かわいそうだからではなく、価格に見合った価値があるから買ってもらう。障害者は後付けでいい」という白岩さんは、商品の価値を高めるため、素材やデザインの変更などのアドバイスもする。「誰もが得意なことを生かして活躍してほしい」と願いながら。

写真

「コズミックマーケット」について説明する白岩圭さん

2017年5月25日   東京新聞

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