ゴエモンのつぶやき

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高台に福祉・防災拠点

2016年10月11日 02時11分41秒 | 障害者の自立

巨大地震備え 太地町 センター整備

 南海トラフ巨大地震に備え、太地町は、隣接する那智勝浦町市屋の高台(海抜約26メートル)にある建物を購入し、町福祉センター「梛(なぎ)(仮称)」として整備している。まず、太地町太地の海抜5メートルにあったデイサービスセンター「であい」が移転し、1日から運用している。将来は一般町民も利用できるようサービス内容を拡充し、〈福祉・防災の拠点施設〉とする方針。(福永正樹)

 県の想定では、太地町は最大13メートルの津波に襲われ、最悪の場合、全町民の74%(約2000人)が死亡するとされる。これを受け、町は2014年12月、森浦湾を見下ろす高台の旧ホテル建物(鉄筋3階建て、延べ約3800平方メートル)を4120万円で購入。災害時には、避難所にも使える拠点施設として整備を進めてきた。

 「であい」は2階部分の一部に入居。登録済みの28人が毎週月~土曜(祝日含む)、町社会福祉協議会の車で送迎してもらい、健康チェックや体操などのレクリエーションを楽しんだり、食事や入浴などのサービスを受けたりしている。

 由谷清子さん(80)は「これまで地震や津波が心配だったが、日中だけでも安心して過ごせるようになり、うれしい」と笑顔を見せる。

 町は、災害時には福祉センターを認知症のある高齢者や障害者、妊婦らを受け入れる福祉避難所とする方針で、周辺自治体からの避難も受け入れる。

 海抜約39メートルの高台に18年4月に開園予定の太地こども園(仮称)には、5歳未満の乳幼児を抱える世帯を、小中学校の体育館や同センターに隣接するグリーンピア南紀などでは一般の町民を受け入れ、住み分けを行う方針。

 三軒一高町長は「東日本大震災では当初、避難所の運営が一番困った問題だったと聞いた。プライバシーに配慮した運用を進め、安心して避難生活が送れる環境を整えたい」としている。

 ■年金で生活できる町を

 太地町は、福祉センターの運用開始を皮切りに、2024年度までに福祉・防災施策の拡充を進める。

 同センターでは、町内を走る自由乗降バスを接続した後、町民が入浴、洗濯サービスや映画やカラオケなどを楽しめるようにするほか、海抜30メートルの高台にある中学校敷地内に小学校を移転する20年度からは、朝昼2回の学校給食を行うランチルームを65歳以上の高齢者にも開放。1食300円で利用でき、希望者には宅配サービスも行うことにしている。

 また、津波避難困難地域を解消するため、海抜2メートルの津波浸水域に位置するJR太地駅については、屋上に避難スペースを設けた新駅舎を防災複合施設として17年度中に整備する方針。

 高齢化率も41・1%(9月末現在)と高く、三軒町長は「災害への備えを着実に進め、国民年金だけで安心して生活できる町づくりを目指す」と力を込める。

太地町が那智勝浦町の高台で整備を進める町福祉センター 

太地町が那智勝浦町の高台で整備を進める町福祉センター

2016年10月10日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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