ゴエモンのつぶやき

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「福井お買い物おたすけ便」今月末終了

2017年03月08日 01時36分40秒 | 障害者の自立

 福井市商店街連合会による商品の無料宅配サービス「福井お買い物おたすけ便」が、今月末で終了する。商店の売り上げを増やし、車での移動が難しい高齢者ら「買い物難民」を支援する新ビジネスとして二〇一一年にスタートしたが、利用者数が増えず赤字が続いていた。ただ、頻繁に使っている客もおり、終了後は再び買い物難民になる可能性がある。

 年間九十万円近く補助してきた市が六日、新年度は補助金を打ち切ると明らかにした。商工振興課によると、登録会員のうち、昨年四~八月に実際に利用した人は四十四人だけだった。担当者は「生協や百貨店、コンビニによる同様のサービスが普及している」と打ち切りの理由を説明する。

 サービスは市南部地区で始まり、一四年に市内全域に拡大。専門ダイヤルで注文を受けた宅配業者が各店舗を回って商品を集め、会員の自宅に配達する仕組み。店頭と同じ価格で購入できる手軽さで登録会員数は五百九十人まで増えた。

 現在、食品関連を中心に十九店舗が参加しているが、市の補助金依存から脱却できず、店舗の負担金などだけでは黒字にできなかったという。

 「困るわ」。夫を亡くし、足を痛めてから利用するようになったという同市月見一の岩永定子さん(91)は「来月からどうしよう」とつらそうに話す。生協などは利用したことがないといい「直接お店に電話して頼もうかしら」と困惑していた。同市みのり二で独り暮らしをする山田孝子さん(81)も「ちょっとした量の食べ物でも気軽に頼め、すぐに配達してもらえたのに」と惜しむ。

 おたすけ便事業委員長で、同市西木田二の米穀店主、杉山高英さん(62)は「市街地から離れた地区の高齢者や障害者の利用が多かった」と話す。事業を終えることに対し「ご迷惑をお掛けする。頻繁に利用していた人のフォローを何とかしていきたいが」と悩む。

 社会貢献の一環として協力してきたヤマト運輸福井物流システム支店(同市)の大坪剛支店長も「移動が難しい市民に必需品を届けることができ、商店の活性化にも貢献できた。サービスを何とか継続したかった」と悔やんだ。

2017年3月7日   中日新聞

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