ゴエモンのつぶやき

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行きたい場所を音声案内 訪日客・障害者向けに実験

2017年02月09日 02時28分09秒 | 障害者の自立

清水建設など スマホアプリ使い日本橋・コレド室町で

 清水建設と日本IBM、三井不動産は東京・日本橋の室町地区で音声ナビゲーション・システムの実証実験を始める。スマートフォン(スマホ)のアプリを活用し、音声で車いす利用者や、視覚障害者、外国人を含む来街者を、それぞれに適した誘導法で目的地まで案内する。2020年の東京五輪・パラリンピックを見据え、バリアフリーの水準向上に努める。

 システムは清水建設の空間情報データベースを構築する技術と、日本IBMの位置測定や音声対話の技術を組み合わせた。具体的には次のような運用になる。

 利用者がアプリを起動し「映画館に行きたい」とスマホに話しかけると、アプリが近くの映画館を探し出し「ご案内しますか」と応答。「お願いします」などと答えると、音声と地図による目的地までの案内が始まる。

 歩行者に対しては最短経路、車いす利用者に対しては階段や段差のない経路を提示。視覚障害者には移動に必要な細かな情報を音声で提供する。「9メートル先、右に曲がる」といったカーナビゲーションなどで標準的な方法で案内し、分岐に差し掛かったときに、道を音声や矢印で示す。

 実験は2月8日から3週間実施。実験エリアは東京・中央の三井不動産の商業施設「コレド室町」3棟の低層階と東京メトロ銀座線三越前駅の地下歩道。天井に5~10メートルの間隔で設置したビーコン(電磁波を発信して移動体の位置を調べるための通信設備)からの電波などをもとに、スマホを持つ人の位置を把握し案内する。音声は日本語と英語に対応する。

 今回の実験に参加できるのは「iPhone6」以降のスマホの利用者で、アプリの利用料金は無料。浅川智恵子・日本IBM東京基礎研究所IBMフェローは「バリアフリーな次世代の街をぜひ経験してもらいたい。20年にこの技術が東京中に広がって、世界のロールモデルになることを願っている」と狙いと意気込みを語った。

清水建設などのシステムは車いす利用者にも対応し、階段や段差のない経路を選定し案内する

2017/2/7   日本経済新聞

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