ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害のある人と一緒に働くときのノウハウや知識をまとめた書籍で

2016年04月08日 02時42分38秒 | 障害者の自立

新しい障害者雇用の仕組みを完全マスター!

株式会社弘文堂
この4月から障害者雇用促進法の改正により、障害のある人への「差別の禁止」と「合理的配慮の提供の義務化」が開始。学術図書出版社の弘文堂は、『今日からできる障害者雇用』と『詳説 障害者雇用促進法』の2冊の新刊を発売しました。障害のある人と働く上で必要な情報をお届けすることで、誰もが働きやすい職場づくりをサポートします。

 4月1日から新たな障害者雇用の仕組みがスタートしたものの、多くの職場には戸惑いがあるのが実情です。
 障害のある人と働くとき、私たちはどうすればよいでしょうか。

◆障害のある人と働くコツを凝縮した『今日からできる障害者雇用』

[画像1: http://prtimes.jp/i/14059/7/resize/d14059-7-894594-3.jpg ]

「どんな仕事を任せるか?」、「職場でいじめがあったらどうするか?」、「障害のない同僚の理解を得るにはどうするか?」など、障害のある人と働く中で出会う疑問に、Q&A形式で答えます。
 また、障害者雇用の仕組みやさまざまな障害のある人たちの特徴についても、数ページでコンパクトに説明。

 日本で3人目の全盲の弁護士や、現役の企業の障害者雇用担当者といった著者が、障害のある人とこれから働く第一歩として、具体的に何をすればよいかがすぐわかるように、ノウハウを伝えています。

「SYNODOS」、「BLOGOS」、「ハフィントンポスト」、「福祉新聞」でも紹介された、注目の1冊です。

◆障害者雇用についての法律や制度を丁寧に解説した『詳説 障害者雇用促進法』

[画像2: http://prtimes.jp/i/14059/7/resize/d14059-7-681391-1.jpg ]

 新たな障害者雇用促進法の詳細な解説を中心に、障害者雇用政策の歴史や、障害者雇用に関係する過去の裁判所の判断、4月からスタートした「差別の禁止」と「合理的配慮の提供の義務化」についての理論的な背景などを細かく掲載して、障害者雇用に関する法的な知識を1冊にまとめています。

 弁護士による実務上のポイントの解説や、海外の障害者雇用制度の紹介も掲載し、法律や制度について調べ、新たな制度の理念を活かしていく上で、欠かせない情報が詰まっています。

◆地味にコツコツ、1つひとつ、淡々と

『今日からできる障害者雇用』の帯にある松坂桃李さんのこの言葉の通り、障害のある人に限らず、新しい同僚との人間関係を築くには、毎日の積み重ねが大切です。

 障害のある人と一緒に働く場合には、慣れない対応をすることによる悩みもあるかもしれません。
 ですが、障害のある人は、障害のない人が気づかなかった視点やアイデアをもたらして、職場を活気づけたり、新たなビジネスチャンスをもたらしたりする可能性を持っています。

 新しい障害者雇用の制度を取り上げた『今日からできる障害者雇用』と『詳説 障害者雇用促進法』の2冊は、障害の有無に関係なく働きやすい雰囲気に職場を変えるきっかけを作ります。

◆『今日からできる障害者雇用』書籍概要
編著者
大胡田 誠(日本で3人目の全盲の弁護士、つくし総合法律事務所)
関哉 直人(障害のある人の権利擁護に取り組む弁護士、五百蔵洋一法律事務所)
発 売
2016年2月29日
定 価
2,160円(税込)
仕 様
A5判、並製、横組み、206頁
ISBN
978-4-335-35658-2
詳細情報
http://www.koubundou.co.jp/book/b217485.html
サンプルページ
http://www.koubundou.co.jp/files/35658.pdf

◆『詳説 障害者雇用促進法--新たな平等社会の実現に向けて』書籍概要
編著者
永野 仁美(上智大学法学部准教授)
長谷川 珠子(福島大学行政政策学類准教授)
富永 晃一(上智大学法学部准教授)
発 売
2016年1月30日
定 価
3,456円(税込)
仕 様
A5判、並製、横組み、396頁
ISBN
978-4-335-35657-5
詳細情報
http://www.koubundou.co.jp/book/b214705.html
サンプルページ
http://www.koubundou.co.jp/files/35657.pdf

◆本書に関するお問い合わせ
株式会社 弘文堂 障害者雇用関連書籍担当
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台1-7
TEL 03-3294-4801(平日9:00~18:00)
FAX 03-3294-7034

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障害者と恋、知ることから 経験分かち合い、意識変える

2016年04月08日 02時32分10秒 | 障害者の自立

(つながる空の下 第4部:下)

■2020東京パラリンピック

  車いすの女性が恋愛経験のある女性に質問した。「エッチってどうやるの?」。囲む女性らが盛り上がる。障害がある人も、ない人もいる。20代の女性5人が東京都内のカフェで開いた女子会だ。

 きっかけは「ユニコン」。障害者と健常者が参加するユニバーサルな合コンだ。多様な社会ログイン前の続きのありようについて発信を続ける市民団体「i―link―u(アイ リンク ユー)」(神奈川県鎌倉市)が昨年から企画している。

 企画は、大学院を卒業後、認知症グループホームで働いた団体代表の高野朋也(29)が提案した。先天性の病気のため、車いすで生活する男友達から「恋がしたい。彼女がほしい」と聞いたからだ。

 人気のデートスポットを半日、参加者10人ほどで散策して相手に思いを伝える手紙を書く。車いすを押したり、目や耳が不自由な人と会話をしたり、初めて経験するコミュニケーションも自然に生まれるという。

 ただ、高野の理想からはほど遠い。これまで9回のユニコンに集まった健常者は参加者の3割にすぎない。多くが、高野の友人や友人の知人だった。

 「人として何ができるか勉強したいと思った。恋愛がしたかったわけじゃない」。健常者の男性(37)は今年2月のユニコンに参加した理由を語る。

 「自分たちの思いばかりが先行している」と高野も言う。ただ、参加者同士が友だちになり、車いすで入れる店を探すのが難しいこと、友人の手助けがあればもっと外出できることを知る機会になっているとも思う。

   ■   ■

 高野は昨年夏、一人の女性に出会った。脳性まひのため、車いすで生活する。お互いの仕事や趣味の話をしながら、彼女の笑顔や前向きさにひかれた。

 誘ってから半年かかって初デートにこぎ着けた。エスコートしたくて手を差し出したが、すぐに握ってもらえなかった。介助のつもりではなかったが、そう受け止められてしまったかもしれないと不安になった。

 思いを伝えた。「ゆっくりお互いのことを知っていきましょう」と言われた。「なぜなのか。自分がチャラいからか。もしくは障害のことがあるのか」。いまも片思いのままだ。

 彼女に好きになってもらうこと。ユニコンをめざす形に育てること。「まずは相手を知る。どちらも時間をかけて経験を分かち合っていけば道は開ける」

   ■   ■

 名刺大のアクリルカードにYES、NO、病院や電車、携帯電話のアイコン。「コミュニケーションチャーム」だ。NPO法人ピープルデザイン研究所(東京都渋谷区)がセレクトショップ「SHIPS(シップス)」など全国24カ所で販売し、これまでに約1万2千個が売れている。

 「困っていたら声をかけて。何でもお手伝いしますよ」というサインとして、かばんなどにつけてもらい、手助けが必要な人と利用者をつなぐ。

 同研究所の田中真宏(37)が10カ所以上の福祉作業所を訪ね、デザインの改良を重ねた。田中自身、それまで障害者と関わることがなかったが、話してみればみんな自分と一緒だった。「未知の裏側に無関心や恐怖心があっただけなんだ」と感じた。

 利用者からは「着けたら、電車で堂々と席を譲れた」「街で周りの人たちを意識するようになった」との感想が寄せられる。一方で「声をかけたのに『うるさい』と言われ、心が折れた」との声もある。

 「障害者も一人ひとり違う。それを知るだけでも意味はあると思う」。チャームによって、出会いが生まれ、意識が変わる。田中はその連鎖に期待している。

 =敬称略

写真・図版

障害者と健常者が鎌倉の海岸や街を歩いて合コンを楽しんだユニコン=2015年10月、i-link-u提供

2016年4月6日  朝日新聞デジタル


浦沢直樹さんら、障害者競技選手描く 東京大会PR動画

2016年04月08日 02時20分00秒 | 障害者の自立

 2020年東京パラリンピックに向けて、障害者スポーツ5競技の日本代表選手と、人気漫画家5人が描くキャラクターが「共演」するPR動画を東京都が作った。競技の魅力を広める狙いで、国内のイベントや今夏のリオデジャネイロ大会で披露する。

 動画は約2分20秒。「Be The HERO(すべての人をヒーローに)」がタイトルだ。音を頼りにプレーするブラインドサッカーのイラストは、「キャプテン翼」の作者、高橋陽一さんが描く。迫力あるドリブルシーンが、実際の選手の映像と組み合わさる。力強くラケットを振り抜く車いすテニス国枝慎吾選手は、「YAWARA!」の浦沢直樹さんのイラストとコラボする。

 このほか、陸上=「ツルモク独身寮」の窪之内英策さん▽ゴールボール=「FAIRY TAIL」の真島ヒロさん▽車いすラグビー=「あしたのジョー」のちばてつやさんの3人が、それぞれの競技の選手を描いた。

 ログイン前の続き都は14年、都民に五輪・パラリンピックに関する意識調査を実施。回答者1910人の9割近くがパラリンピックを「知っている」と答えたが、障害者スポーツを競技場で実際に観戦した人はわずか2%だった。担当者は「これまでにないイメージをつくろうと漫画とのコラボを決めた。皆が全面的に協力してくれた。国内外や世代を問わず、多くの人に興味を持ってもらい、実際に観戦に行ってほしい」と話す。

 動画は都のサイト(http://www.sports-tokyo.info/be_the_hero/別ウインドウで開きます)で公開中。視覚や聴覚に障害がある人向けに、声優の神谷明さんの音声解説や字幕が入った動画もある。

写真・図版

車いすテニスの国枝慎吾選手と浦沢直樹さんのイラスト

写真・図版

東京都の動画に出演した5競技の選手たちと、人気漫画家5人が描いたイラスト

2016年4月6日  朝日新聞


障害者に「安心の家」を 中津川市の夫妻「福祉ハウス」計画

2016年04月08日 02時10分57秒 | 障害者の自立

 岐阜県中津川市阿木の西尾勝彦さん(63)、丸美さん(61)夫妻らがNPO法人「あきの里」を立ち上げ、来年5月を目標に重度障害者の生活拠点「福祉ハウス」の開設準備を進めている。脳性まひで肢体が不自由な次男淳志さん(23)や同様に重度の障害のある人が、親がいなくなった後も住み慣れた地域で安心して過ごせるように-と、切れ目のない支援体制を目指している。

 NPOは2014年6月に立ち上げた。当初、グループホームを計画したが、定員4人以上などハードルが高く、経営が成り立たないと断念。そこで、定員2人のアパートを自己資金で建て、入居者が重度訪問介護制度を利用して生活する運営方法を選んだ。NPOがヘルパーを派遣し、12、13人のヘルパーが24時間、交代で介護することを目指している。

 福祉ハウスは、自宅近くの所有地約190平方メートルに約4500万円で建設する。キッチンや浴室、2人分の居住スペースと、障害のある人らが交流できる多目的広場を設ける。広場は市の地域生活支援事業に登録し、障害児者の日中一時支援、移動支援事業を行う。既に2月から空き家を借りて、両事業を行っている。

 NPOへの寄付金や賛助会員の会費が主な運営資金となるが、賛助会員は現在135人で、300人程度まで増やす必要がある。

 そこで、淳志さんを恵那特別支援学校で指導した教諭ら4人が「活動を知ってもらい、支援の輪を広げよう」と、9日午後1時30分から、同所の中の島公園ふれあいの里で支援コンサートを開く。参加費は500円。高校生以下と後期高齢者は無料。

福祉ハウスの建設予定地。西尾勝彦さん、丸美さん夫妻は「住み慣れた地域で安心して過ごせるように」と願う

2016年04月07日   岐阜新聞


視覚障害者も写真感じて フェイスブックに新機能

2016年04月08日 02時00分02秒 | 障害者の自立

 フェイスブックは4日、写真の内容を音声にして読み上げる機能を発表した。人工知能(AI)で写真を認識し、視覚障害のある人にも利用しやすくする。現在は英語のみ利用可能だが、今後他の言語にも広げる計画。アップルの基本ソフト「iOS」を使った端末から導入を始める。

 フェイスブックに投稿された写真をAIが判別し、内容を音声で説明する。iPhone(アイフォーン)などには画面を音声で読み上げる機能があり、同機能を「オン」にしてフェイスブック上の写真を指で触れると「食べ物、ピザが含まれている」「笑っている3人の人が含まれている」などと説明する。

 認識できるのは、車、飛行機など交通機関や、山、空、海などの自然、テニス、バスケットボールなどのスポーツ、すし、アイスクリームといった食べ物、ひげやめがねなど人の容姿。写真の内容を伝える上で重要な要素を取り出したという。開発に関わった視覚障害者のマット・キングさんは、「視覚障害者も写真を体験できる大きな一歩になる」と話している。

写真・図版

フェイスブックの新機能を使った画面。写真に写っているものを認識して音声で読み上げ、画面にも文字が現れる

カリフォルニア州メンロパーク=朝日新聞デジタル  2016年4月6日