ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

元JRA騎手の石山繁氏、障害者馬術で再起

2014年10月29日 02時18分42秒 | 障害者の自立

 【白老】中央競馬の騎手として活躍し、落馬による高次脳機能障害などで2009年に引退した石山繁さん(37)が、胆振管内白老町の牧場でリハビリと馬術練習に励んでいる。今月、障 害者馬術の全国大会で優勝し、台湾で開かれたアジア圏の大会でも3位に入賞。まだ記憶や視力に障害が残るものの、パラリンピック出場という新たな目標に向けて歩み始めた。

 石山さんは函館市出身。1995年にデビューし、2000年の桜花賞では1番人気のサイコーキララに騎乗して4着。障害レースでも活躍した。07年、阪神競馬場の障害レースで落馬。脳挫傷で意識不明の重体となり、1カ月半後に意識が戻ると、家族の顔が分からず、読み書きもできない状態だった。

 騎手復帰はかなわず引退。道に迷っていた12年、引退馬や休養馬が過ごす白老の「ホースフレンドファーム」を営み、障 害者乗馬に造詣が深い秋田政司さん(66)と出会った。住み込みで牧場の仕事を手伝いながら乗馬の練習をするうち、少しずつ感覚が戻ってきた。

 視力が0・1以下に落ち、視野は狭まり色彩も消えたが、馬の背にまたがると視界が開けたと感じるようになった。周囲の人の顔も、少しずつ覚えた。母孝子さん(64)は「2年前とは別人のようです」と息子の変化に驚く。<どうしん電子版に全文掲載>

netkeibaデータベース 石山繁
http://pr.db.netkeiba.com/jockey/01002/

通算92勝、重賞2勝(2000年4歳牝馬特別、2005年小倉サマージャンプ)

最近でも佐藤哲三氏が落馬事故で引退を余儀なくされましたし、改めて記事を見ることと合わせ、騎手は危険と隣り合わせの仕事だと感じます。こうして現在の消息を知れたのは何よりでした。東京パラリンピックでの活躍が見たいですね。


提供:http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/571042.html      2014年10月28日(火)11時37分


静岡)みんなが使う多機能トイレ「障害者に配慮を」

2014年10月29日 02時13分46秒 | 障害者の自立

車いす利用者や人工肛門(こうもん)・膀胱(ぼうこう)利用者(オストメイト)、子ども連れが使いやすい「多機能トイレ」。設ける施設は増えているが、車いす利用者からは「いつも使用中で使えない」との指摘がある。「どなたでもご利用ください」との表示があるため、健常者も含め利用者が増えすぎている実態があるらしい。

 藤枝市のNPO法人「障害者生活支援センターおのころ島」理事長の井出一史さん(60)も困った経験がある一人だ。1972年に交通事故で脊髄(せきずい)を損傷してから車いすに乗っている。

 9月のある日の夕方、静岡市内の大型商業施設で多機能トイレに向かうと「使用中」のランプが光っていた。人出の多い週末や夕方ではいつものこと。しばらく待つと、出て来たのは小学生の男の子だった。

2014年10月28日    朝日新聞


65歳過ぎても障害福祉OKに

2014年10月29日 02時04分33秒 | 障害者の自立

 障害者が65歳になると、それまで受けていた障害福祉サービスから、介護保険に半ば強制的に移行させられます(介護保険優先原則)。運動が実り、介護保険に移行後、愛知県一宮市の舟橋一男さん(66)は、障害福祉サービスを受けることができました。

一男さんは脳性小児まひで車いす生活。トイレ、食事、入浴など介助なしには生活できません。発声が困難なため対話も妻の瑞枝さん(59)の通訳なしには成り立ちません。

 一男さんが10月から認められたサービスは「重度訪問介護」(重訪)。重い肢体不自由などの障害者を見守る活動を含み、日常生活全体を支援します。類似のものは介護保険サービスにはありません。

 週末、瑞枝さんと原発ゼロ行動に車いすで参加する一男さん。「重訪で認められるヘルパーの移動介助も活用したい。図書館にもいける」と、社会的・文化的な活動にも意欲を持ちます。

■突然の通知

写真

(写真)障害福祉受給者証

 介護保険移行前は、比較的体も動かせたといいます。瑞枝さんが振り返ります。「脳性まひの2次障害が64歳から徐々にすすみ、車の乗降も私だけでは大変。生きるため、毎日がたたかいです」。舟橋さん夫妻は自宅で印刷業を営んでいますが、年収200万円未満。住民税非課税のため、障害福祉サービスの利用料自己負担分は無料ですんでいました。

 2013年1月、65歳から障害福祉サービスを打ち切る通知が一宮市から届き一変。「以前は病院の往復にかかる90分間のヘルパーがついても無料でしたが、介護保険移行後は1割負担のうえ、車の乗降と病院でのトイレの10分しかみてもらえない」

 窮状を知った「愛知肢体障害者こぶしの会」の支援で13年3月、愛知県と一宮市に不服審査請求を提出。こぶしの会事務局長・全国肢体障害者団体連絡協議会事務局長の渡邊覚(さとる)さんは「障害者は何歳でも同じ。『介護保険優先』の仕組み自体がおかしいことを訴えたかった」と語ります。

 たび重なるやりとりで市は事務手続き上の不手際を認めたものの、介護保険優先問題は棚上げされたままでした。

■実態を調査

 一男さんは要介護5認定。日に日に重くなる障害。

 もう裁判しかない―。

 仲間や弁護士が「支援する会」を立ち上げ提訴の準備に入ります。弁護団の森裕司弁護士らが舟橋さんの生活に密着し、本当に必要なサービスは何なのか実態調査。重訪を市に申請しました。

 今年9月、ついに一宮市が重度訪問介護を認めます。10月から、月269・5時間。「介護保険では1時間でトイレ、風呂、着替えをやらざるをえなかったので湯船に1、2分しか入れなかった。重訪で5分に増えた」と、一男さんは喜びます。

 渡邊事務局長は「介護保険移行後に重訪が認められたのは、私が知る限り全国で初めてでは」と評価します。

 一宮市は支給理由について「個別には答えられない」と返答。

 一男さんが訴えます。「消費税は8%になり、その上、介護保険の利用料の1割負担。一般障害者には蓄えなんてない。応益負担は障害者の生きることを制限します。憲法にもふれること。今の憲法があってこそ私たちは生きていけるということを声高々に言いたい」

2014年10月27日(月)    しんぶん赤旗

 


65歳過ぎても障害福祉OKに

2014年10月29日 02時04分33秒 | 障害者の自立

 障害者が65歳になると、それまで受けていた障害福祉サービスから、介護保険に半ば強制的に移行させられます(介護保険優先原則)。運動が実り、介護保険に移行後、愛知県一宮市の舟橋一男さん(66)は、障害福祉サービスを受けることができました。

一男さんは脳性小児まひで車いす生活。トイレ、食事、入浴など介助なしには生活できません。発声が困難なため対話も妻の瑞枝さん(59)の通訳なしには成り立ちません。

 一男さんが10月から認められたサービスは「重度訪問介護」(重訪)。重い肢体不自由などの障害者を見守る活動を含み、日常生活全体を支援します。類似のものは介護保険サービスにはありません。

 週末、瑞枝さんと原発ゼロ行動に車いすで参加する一男さん。「重訪で認められるヘルパーの移動介助も活用したい。図書館にもいける」と、社会的・文化的な活動にも意欲を持ちます。

■突然の通知

写真

(写真)障害福祉受給者証

 介護保険移行前は、比較的体も動かせたといいます。瑞枝さんが振り返ります。「脳性まひの2次障害が64歳から徐々にすすみ、車の乗降も私だけでは大変。生きるため、毎日がたたかいです」。舟橋さん夫妻は自宅で印刷業を営んでいますが、年収200万円未満。住民税非課税のため、障害福祉サービスの利用料自己負担分は無料ですんでいました。

 2013年1月、65歳から障害福祉サービスを打ち切る通知が一宮市から届き一変。「以前は病院の往復にかかる90分間のヘルパーがついても無料でしたが、介護保険移行後は1割負担のうえ、車の乗降と病院でのトイレの10分しかみてもらえない」

 窮状を知った「愛知肢体障害者こぶしの会」の支援で13年3月、愛知県と一宮市に不服審査請求を提出。こぶしの会事務局長・全国肢体障害者団体連絡協議会事務局長の渡邊覚(さとる)さんは「障害者は何歳でも同じ。『介護保険優先』の仕組み自体がおかしいことを訴えたかった」と語ります。

 たび重なるやりとりで市は事務手続き上の不手際を認めたものの、介護保険優先問題は棚上げされたままでした。

■実態を調査

 一男さんは要介護5認定。日に日に重くなる障害。

 もう裁判しかない―。

 仲間や弁護士が「支援する会」を立ち上げ提訴の準備に入ります。弁護団の森裕司弁護士らが舟橋さんの生活に密着し、本当に必要なサービスは何なのか実態調査。重訪を市に申請しました。

 今年9月、ついに一宮市が重度訪問介護を認めます。10月から、月269・5時間。「介護保険では1時間でトイレ、風呂、着替えをやらざるをえなかったので湯船に1、2分しか入れなかった。重訪で5分に増えた」と、一男さんは喜びます。

 渡邊事務局長は「介護保険移行後に重訪が認められたのは、私が知る限り全国で初めてでは」と評価します。

 一宮市は支給理由について「個別には答えられない」と返答。

 一男さんが訴えます。「消費税は8%になり、その上、介護保険の利用料の1割負担。一般障害者には蓄えなんてない。応益負担は障害者の生きることを制限します。憲法にもふれること。今の憲法があってこそ私たちは生きていけるということを声高々に言いたい」

2014年10月27日(月)    しんぶん赤旗

 


【聴覚障害者をサポート】会話をリアルタイムでスクリーンに表示 誰が何を言ったのか識別

2014年10月29日 01時59分20秒 | 障害者の自立

  耳が不自由な人にとっては、人の会話についていくことは想像以上に苦労がつきまとう。しばしば会話中には、方向性やトーンが変化したり、1度に何人もの人が発話したりすることもあり、目まぐるしく変化していく。また、発話する人のくちびるの動きを読むことは難しく、英語においては25%程度しか読み取れないという。
 

300人以上の専門家らの協力のもと開発

サンフランシスコのスタートアップ「Transcense」は、聴覚障害者をサポートするアプリを開発中だ。カリフォルニア大学バークレー校やサンフランシスコ大学の卒業生であるThibault Duchemin氏、Skinner Cheng氏らを中心とした開発チームで、Duchemin氏は家族に聴覚障害者がいる家庭で育ち、Cheng氏は2歳から自身が聴覚障害をもっている。

聴覚障害が身近な存在である彼らのバックグラウンドをベースに、300人以上の聴覚機能訓練士、発話行動のスペシャリスト、聴覚障害者の協力のもと、“光の速さ”で会話を書き取るような技術を開発している。

スマホのマイクを活用、わずか1秒以内で会話をテキストに変換

さまざまなスマートフォンに対応する「Transcense」では、スマートフォンのマイクを活用し、会話を“聞き取る”機能を磨き上げている。そして聞き取った会話の内容は、即座にユーザーのスクリーンにテキストで表示される。この間、なんとわずか1秒以内。ソケットとnode.jsの構造を用いることで、聞き取りから変換までが1秒以内という超速度を実現させている。

“誰が”“何を”言ったのかまで識別

また、発話認識テクノロジーを用いて、“発話者の声の違い”を認識するのだという。つまり、“誰が”“何を”話しているのかを識別することが可能で、区別された発話者のコメントは、それぞれ色分けした噴出しで表示され、会話の流れが一目瞭然になっている。

「Transcense」は年間360ドルの利用料となる見込みで、Indiegogoに協賛したユーザーには150ドルとなる割引利用料を計画しているという。個人的に書き取りのスペシャリストを雇うよりずっと安価でサービスを受けられるようになり、聴覚障害者に大きなメリットをもたらしてくれそうである。

ガジェット通信      2014.10.27 15:00