ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

生活保護「廃止」相次ぐ 義援金・補償金は“収入”

2011年06月17日 02時02分06秒 | 障害者の自立
 東日本大震災の義援金や東京電力福島第1原発事故による仮払い補償金を受け取った福島県南相馬市などの約150世帯が生活保護を打ち切られていたことが16日、分かった。自治体側は厚生労働省の通知に従って補償金などを「収入」とみなし、減額や廃止を決めたという。

 生活保護は受給者に収入があれば減額や廃止の対象になる。厚労省は5月、補償金や義援金の受け取った総額が、生活用品などの生活再建費用などを上回った場合、その分を「収入」とみなす-などとする通知を各自治体に送った。

 南相馬市では、義援金や補償金が支給された世帯の対象者と面談。再建費用を差し引いた補償金・義援金の額が、6カ月分の生活保護費を上回るなどした約150世帯について、生活保護を打ち切った。

 対象者の了解を得たうえで、同時に補償金などが底をついた際の生活保護の再開についても説明したという。このほか、楢葉町の5世帯と、いわき市でも2世帯で支給が打ち切られた。

 ただ、補償金や義援金を「収入」と位置づけ、生活保護を打ち切ることに、被災者からは不安や不満の声も上がっている。南相馬市のNPO法人「あさがお」では、施設に入居する障害者数人が生活保護を打ち切られた。入居者は生活保護から家賃や通院費、生活費を工面しており、施設職員は「震災や原発事故で通っている病院も遠くなった。入居者の精神的、金銭的な負担も増しており、義援金などが収入にあたるのか疑問だ」と話す。

 厚労省は事務手続きが被災者の負担にならないように求めており、南相馬市では「手持ち金がなくなれば生活保護を再申請できると説明している。その際の手続きの簡略化も含め、元受給者には納得してもらっている」と説明している。

MSN産経ニュース

自閉症支援、被災時は 19日、宇大でイベント

2011年06月17日 01時58分22秒 | 障害者の自立
 県自閉症協会と東京都自閉症協会は19日、宇都宮市峰町の宇都宮大峰キャンパスでチャリティー映画上映会と福島県自閉症協会による現地報告会を開く。東日本大震災を受け、発達障害者100+ 件への支援の在り方などについて考える。

 上映する映画は、自閉症(アスペルガー症候群)の姉と妹の心の交流を描いた「音符と昆布」。池脇千鶴さん、市川由衣さんらが出演している。

 報告会は「被災地の自閉症の生活を考える」がテーマ。福島県自閉症協会員らが被災者ケアの現状などを報告する。宇都宮大教育学部の長谷川万由美教授がコーディネーターを務める。

 上映会は午後1時~2時45分、報告会は同3時~4時半。無料だが、会場で被災地支援のカンパを募る。

 定員200人。申し込みや問い合わせは氏名、連絡先、職業などを明記の上、メールast_uketsuke2010@yahoo.co.jpまたはファクス028・653・2668(午前7時~午後9時)。

下野新聞

障害者法案が衆院通過 震災受け防災対策明記

2011年06月17日 01時54分28秒 | 障害者の自立
 衆院本会議は16日、障害者が裁判を受けたり選挙で投票したりする際、意思疎通のための手話通訳者を置くことなどを求める障害者基本法改正案を、全会一致で可決した。参院に送付され、与野党各党は今国会での成立を目指す。

 改正案は障害者権利条約の批准に向けた国内法整備の一環。学校で障害のない子どもと一緒に学べる環境づくりなど、日常生活にかかわる配慮も規定した。

 東日本大震災で障害者への情報伝達に不備があった例を踏まえ、衆院内閣委員会で、国や地方自治体に対し、障害者の年齢や状態に応じた防災や防犯対策を義務化するよう修正された。バリアフリー化を推進する公共交通機関に「車両、船舶、航空機等の移動施設が含まれる」と明記した。

MSN産経ニュース -

関電:節電要請 神戸市、節電策5%プラス 全冷水機停止など /兵庫

2011年06月17日 01時50分45秒 | 障害者の自立
 神戸市は15日、関西電力の15%節電要請を受け、追加の節電対策を発表した。既に10%節電対策をしている本庁舎では、コピー機の稼働半減や計40台の冷水機をすべて停止するなどして5%分を上乗せするという。

 市は本庁舎に加え、約1400カ所ある市の出先機関や外郭団体にも節電メニューを示し、15%達成の協力を求めた。節電で利用者に大きな影響が出る病院や介護、障害者施設、卸売市場や空港ターミナルは対象外とした。

 また7月から、市民に節電を呼び掛ける「夏の省エネ大作戦」を展開する。15%節電に挑戦する市民や事業者を募るほか、涼を呼ぶ打ち水イベントや緑のカーテン作りの普及啓発も行う。また、5月までに330件の申請があった太陽光発電の設置補助も補正予算を組む方針で、受け付け枠を拡大するという。

 矢田立郎市長は「市民一人一人が取り組みを進めてほしい」と呼びかけた。

毎日新聞 2011年6月16日 地方版

ドットペーパーバッグ:点字毎日で紙バッグ 凹凸がおしゃれ--JR岐阜駅前 /岐阜

2011年06月17日 01時47分24秒 | 障害者の自立
 日本で唯一、視覚障害者のために発行されている週刊点字新聞「点字毎日」をリサイクルして作った「ドットペーパーバッグ」が15日、JR岐阜駅前の岐阜シティタワー43のセレクトショップ「MERgE」(マージ)にお目見えした。

 バッグの大きさは縦19センチ、幅24センチ、奥行き16センチ。手提げのひもはグリーン、オレンジなど4色ある。真っ白な厚手の紙に打ち込まれた点字の凹凸が、ぬくもりのあるおしゃれな仕上がりとなっている。1枚230円。

 マージは県内外の「いいもの」を扱うショップで、見ているだけでも楽しくなるようなデザイン性、機能性に優れた雑貨などを並べている。ペーパーバッグは、中心市街地の活性化を目的にしている「エキサイト43ギフ・プロジェクト」の一環として企画され、岐阜市の視覚障害者支援団体「ひまわりの会」が製作を担当した。会員が型抜きや製袋、タグの取り付けまで手作りで作業をしており、視覚障害者の社会参加にも役立っているという。


「点字毎日」で作られたドットペーパーバッグ=JR岐阜駅前の岐阜シティタワー43のセレクトショップ「MERgE」で

毎日新聞 2011年6月16日 地方版