熊本地震で現れた断層帯、国の天然記念物に指定へ
熊本地震で現れた熊本県益城町の「布田川断層帯」が国の天然記念物に指定される見通しとなりました。
国の天然記念物に指定される見通しになったのは、去年4月の熊本地震で益城町の3つの地区に現れた布田川断層帯で、17日、文化庁の審議会が林文部科学大臣に答申しました。文化審議会は、「熊本地震で生じた多様な断層運動と連続性が現れていて、学術的な価値が高く、地震の被害を将来に伝える災害遺構としても貴重な事例」と評価しました。
3つの地区のうちの1つ、堂園地区の断層帯は、田畑におよそ180メートルにわたって現れた地表地震断層で、横ずれ変位の最大値は2.5メートルにもなり、発生直後にはクランク状になった畔や作物が確認されています。
布田川断層帯は、今年度内に正式に天然記念物に指定される見通しです
熊本地震で現れた熊本県益城町の「布田川断層帯」が国の天然記念物に指定される見通しとなりました。
国の天然記念物に指定される見通しになったのは、去年4月の熊本地震で益城町の3つの地区に現れた布田川断層帯で、17日、文化庁の審議会が林文部科学大臣に答申しました。文化審議会は、「熊本地震で生じた多様な断層運動と連続性が現れていて、学術的な価値が高く、地震の被害を将来に伝える災害遺構としても貴重な事例」と評価しました。
3つの地区のうちの1つ、堂園地区の断層帯は、田畑におよそ180メートルにわたって現れた地表地震断層で、横ずれ変位の最大値は2.5メートルにもなり、発生直後にはクランク状になった畔や作物が確認されています。
布田川断層帯は、今年度内に正式に天然記念物に指定される見通しです