貧乏は完治する病。

貧乏は自分が作ったモノ病は完治出来ます。環境さえ整えばお金ば勝手に着いてきます。

『竹取物語』に隠された裏のストーリーとは?

2017-05-06 05:17:24 | ブログ
『竹取物語』に隠された裏のストーリーとは?

人生には3回モテ期が来るとよく言われている。その都市伝説の真偽を確かめるには辛抱強く待つこと以外に術はないけれど、私はといえば、来日してから現在に至るまでの約10年間、交友関係が劇的に変わるような契機が1度も訪れていない。
人口1368万人がいるこの東京という街に住んでいるにもかかわらず、電話番号すら聞かれることなく、色恋に関していうと、東西南北を注意深く見回してもまるで焼け野原状態と言っても過言ではない。そればかりは努力してどうにかなるわけではないのだが、友達に相談をしてみたところ、「日本男子はシャイだから……」と目を伏せながら、みんなが口をそろえていうのであった。
そんなシャイな日本男子にぜひとも参考にしていただきたい古典文学の作品がある。それは平安初期に成立したといわれている『竹取物語』だ。
見たこともない姫に身もだえるチャラい平安男子たち長年愛読され続けて、親しまれてきた『竹取物語』は、誰でも1度は目を通したことのある有名な作品である。その主人公であるかぐや姫は、驚異的な速さで大人の女性に成長し、この世のものとも思えない美貌の持ち主とうわさされるようになる。それを聞いた若い男たちはみな身もだえて、身分の差も気にせず彼女を自分のものにしたいと思い悩む。1度も姿を見たことがないのに、そこまで恋に燃えるというのは、おなじみの平安時代らしいチャラさである。そして、かぐや姫に心底ほれ込んだ男たちは、思いつくかぎりの巧妙な手口で、脅威すら感じてしまうナンパ術を披露する。
そのあたりの垣にも、家の門にも、居る人だにたはやすく見るまじきものを、夜は安き寝も寝ず、闇の夜に出でても、穴をくじり、垣間見、惑ひ合へり。さる時よりなむ、「よばひ」とは言ひける。 人の物ともせぬ所に惑ひ歩けれども、何の験あるべくも見えず。
【イザ流圧倒的意訳】
その家に仕えている人でさえ彼女の姿を見る機会がめったにないというのに、この男どもときたら夜もろくに寝ないで屋敷のまわりの垣根やあらゆるところに穴をあけて、どうにかして中を覗(のぞ)こうとうろついている。そのとき以来、この行動を「夜這(よば)い」(強引すぎる求婚)と呼ばれるようになった。まともな人なら考えもしないところにまでふらついたりするが、まるで効果がない。
古代エジプト人は砂を表す50種類の単語を持っており、エスキモーは雪を表す100種類の単語を持っていたという話を読んだことがあるが、言葉の豊かさと、表現の広さはその文化の価値観のバロメーターともいえる。古典の日本語に限って考えると、やはり男女関係にまつわる単語が驚くほど多く、かつそれぞれの表現の持つ意味合いが実に細かく定義されている。
ここの数行では、「垣間見る」(ものの隙間〔すきま〕から誰かをこっそり覗き見る)と、「夜這い」(男性が求婚して女性のところに通いつめる)という表現が使用されている。似たような意味合いを持つ言葉には、「呼ばふ」(求愛のために女性のところに行く)「逢ふ」「語らふ」「契る」「髪を乱す」などがあるが、どれも男女が深い仲になるという状態を表している言葉だ。
平安時代の人たちが得意としていた比喩の領域に足を踏み入れると、もうキリがない。情熱の国として名高いイタリアは、ほとんどのシチュエーションにおいてアモーレ一筋で済ませていることを考えると、少し物足りなささえ感じる。
そこでやはり思うのだ。愛の文化を育むことができた平安時代の貴族たちは、きっとヒマをもてあましていたから、あれだけのパッションがあったに違いない。出会いがないと嘆く働き詰めの現代人に、少しだけでもその情熱を分けていただきたいところだ。
もちろん、『竹取物語』は、暇な貴族が愛におぼれ、かぐや姫に対してストーカー行為を繰り返すだけの話ではない。
すごい人たちに求婚させている
「物語の元祖だわ~」という紫式部先生の絶賛の言葉からわかるように、『竹取物語』は現存する最も古い物語だ。作者は不明だが、当時の藤原政権にかなり批判的な立場にあった、中級貴族の男性知識人らしい、という点に多くの研究者の意見が一致している。その見知らぬ作者が残したこの作品は、さまざまな歴史がうかがえる貴重な資料であるだけではなく、緻密に練られたプロットの中に、楽しい要素がふんだんに盛り込まれた優れた小説でもある。
東洋経済引用
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« おはようございます。 | トップ | メルカリで値下げ要求に応じ... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL