高校ダンス部選手権 東北地区から出場の仙台商業と古川工業、ヒップホップで会場沸かす
演技する仙台市立仙台商業高等学校(宮城県)=17日午後、横浜市西区のパシフィコ横浜(永田直也撮影)
横浜市のパシフィコ横浜で17日に開催された「第10回日本高校ダンス部選手権(スーパーカップダンススタジアム)」全国大会のビッグクラス(13人以上)には、東北地区から2校が出場した。両校とも入賞を逃したが、はつらつとした踊りで会場を盛り上げた。
創設2年目ながら初出場を成し遂げた仙台市立仙台商業(宮城)は、「寝る間も惜しんで踊りたい」というほどのダンス好きが集結したチーム。練習では曲の速さを変化させて技を磨いた。
舞台では、パジャマをイメージしたピンク色の衣装で登場し、ヒップホップの曲に合わせて躍動した。
メンバーには東日本大震災で被災した部員もいる。
3年で部長の阿部はるのさん(17)は「今後は宮城県内のイベントでも被災者に笑顔を届けたい」と意気込んだ。
3年連続3回目の出場となった県立古川工業(同)のコンセプトは「わいわいがやがや、皆で踊る」。衣装は1990年代のヒップホップをイメージした大振りのものに統一した。一方で、メンバーの個性を引き出そうと色合いは一人一人が自由に選んで決めた。メンバー全員で動きをそろえる練習も積み重ねて、自信と実力を身につけていった。
部長で3年の佐藤翔月(かづき)さん(18)は「地元の応援に感謝している」と礼を言うと、「最後の舞台で楽しく踊れた」と笑顔を見せた。
演技する仙台市立仙台商業高等学校(宮城県)=17日午後、横浜市西区のパシフィコ横浜(永田直也撮影)
横浜市のパシフィコ横浜で17日に開催された「第10回日本高校ダンス部選手権(スーパーカップダンススタジアム)」全国大会のビッグクラス(13人以上)には、東北地区から2校が出場した。両校とも入賞を逃したが、はつらつとした踊りで会場を盛り上げた。
創設2年目ながら初出場を成し遂げた仙台市立仙台商業(宮城)は、「寝る間も惜しんで踊りたい」というほどのダンス好きが集結したチーム。練習では曲の速さを変化させて技を磨いた。
舞台では、パジャマをイメージしたピンク色の衣装で登場し、ヒップホップの曲に合わせて躍動した。
メンバーには東日本大震災で被災した部員もいる。
3年で部長の阿部はるのさん(17)は「今後は宮城県内のイベントでも被災者に笑顔を届けたい」と意気込んだ。
3年連続3回目の出場となった県立古川工業(同)のコンセプトは「わいわいがやがや、皆で踊る」。衣装は1990年代のヒップホップをイメージした大振りのものに統一した。一方で、メンバーの個性を引き出そうと色合いは一人一人が自由に選んで決めた。メンバー全員で動きをそろえる練習も積み重ねて、自信と実力を身につけていった。
部長で3年の佐藤翔月(かづき)さん(18)は「地元の応援に感謝している」と礼を言うと、「最後の舞台で楽しく踊れた」と笑顔を見せた。