とある会社の人のことで、同僚と言い合いになった。
簡単のために、
とある会社の人=Aさんと記述する。
この同僚はAさんの仕事を見習っている最中。
Aさんはベテランの方だけど、
お客さんの言うこと、他の同僚の仕事、なんでも「いいよーやるよー」と引き受けるタイプで、いつも大量の案件を抱え込んでる。
もちろん、すべての仕事をスムーズにするのは難しく、仕事に優劣をつけてやりくりする。
私が関わる仕事は小さい案件が多く、大抵後回しにされ、
いつもメールの回答はギリギリか、指定した期限を過ぎてから。
打ち合わせもAさんの予定がほとんど埋まっていて、私たちがAさんに合わせるしかない状況。
こういう、適当なのは困るよって話を同僚にしたわけですよ。
そしたら「Aさんくらい仕事回せる人じゃないとAさんを批判する権利はない」との反論が。
いわく、
他の人がやらない仕事回されてて、大変なんだよ。
他の人は雑務とかやらないけど、あの人はやってるから。
一ヶ月先くらいまで予定埋まってるし、忙しいんだよ。
明るいし、現場にああいう人が必要なんだよ。
…見事な陶酔っぷりで新興宗教かと思った…!
同僚はその人に近い立場だから、
あれだけの数の仕事しててすごいとか思うかもしれないけど、
それは適当な仕事をしていい言い訳にはならないし、
期限をちょっとくらい破ってもいいというわけではないし、
どこかで誰かが困っているかもしれない。
きれいに回せない仕事量なら、それ以上の仕事は引き受けてはいけないし、
お客さんの言うことを聞くだけのイエスマンではうまくいかない。
社会人なんだから、忙しいを言い訳にするのはやめたほうがいい。
仕事を請け負う、こちらの立場になったら、
わかるようになるんだろうか。