ベーくん

ハーレーをのんびりカスタムしていく男

プッシュロッド組み付け&調整

2011年05月14日 | カム交換

カムがお部屋に入ったら、次はプッシュロッドの調整です。

1) プッシュロッドカバーのOリングをキット付属ものと交換する(上中下の3ヶ所)

2) プッシュロッドを最短にする。

3) 使用するプッシュロッドの長さ確認。今回取り付けたものは下の図のようになっていた。

吸気側と排気側で使用するプッシュロッドは別物。長さ、特徴を確認。アジャスターナットがついている方が下。

4) プッシュロッドをセットした。

 

<プッシュロッドの調整>

1) リフターが一番低くなる位置を確認。

左手で後輪をゆっくり回す。右手の指をプッシュロッドに当てて一番低くなる位置を確認した。

2) アジャスターナットを回してプッシュロッドを伸ばした。

3) 遊びがなくなったところで、プッシュロッドにマーカーでマークする。

4) マークの位置を確認しながら、メーカー指定の回数を更に回して伸ばす(今回は2.5回転)。

5) ロック(ジャム)ナットを締めた。

6) リフターがゆっくりと縮み始める。完全に縮むまで10分以上待つ。

7) リフターが十分縮むと指の力でプッシュロッドがくるくる回る。これを確認したら、次のプッシュロッドを同じ手順で調整する。調整は一本ずつ。

レファレンス資料: Adjusting Pushrods

 

<プッシュロッドカバークリップを取り付ける>

この作業がカム変更作業で一番難しいところだった。特にインテイク側は場所が狭くて作業が難しい。

結局、下図のようにやると無事に収まった。左手を添え、左手の指でカバークリップの底辺を押すようにした。 実際の作業では手袋が絶対に必要です!!!

親指ではなく人差し指で押すという方法もあります。

カバークリップを取り付けたら、あとはマフラーやバッテリー、スパークプラグを元に戻してカム交換作業は終わりです。

レファレンス資料

次回は「ダイノマン、再び。そして交換後インプレ」です。


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