L.C.F 自作小説・詩

当ブログはWebサイトL.F.Cのメンバーが書いた
小説や詩などをUPしてゆきます

引っ越します!

2009年02月27日 20時28分24秒 | Weblog
今回はつりじゃないおwww


実際にひっこしする日程がほぼ確定。
3月7日〜8日になりました。


まぁ コレだけなんだけれどもw
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眠れぬ夜(ローゼン/創造主)

2008年03月03日 21時42分07秒 | Weblog
 
さぁ、人形劇を始めましょう
人形はパペットですか?
それともクラフトですか?
 
それとも貴方の人形は……



「ジュン」
「……んあ……?」


ジュンはふいに呼ばれた声に重い瞼を上げた。
自分を呼んだ声の主は人間じゃない。
彼女…深紅は
“ローゼンメイデン”という名の人形。
ひょんな事からジュンは彼女の“家来”になり、
それ以来、深紅はこの家に住みついている。
その印は力を入れても絶対に取れない
薬指の薔薇の指輪。
ジュンとしては認めたくもないのだが……。

昼間、水銀燈という人形に雛苺がさらわれてしまい
彼女達が言う所の“アリスゲーム”をした。
ジュンは深紅達がするそれが良く分からないし、
正直言って関わりたくはない。
だが雛苺を見捨てておけず深紅の後をついていった。
水銀燈は強く、危うく深紅がやられそうになった。
だがジュンがミーディアの力を使い深紅を助けた。
……とは言っても、それは無意識に近い。
自分の意思で力を出し消ししたり、
ましてや、その力を制御する事など出来ない。

水銀燈が逃げて何とか雛苺を取り戻して
家に帰って来た時にはジュンはバテてしまった。


「(だから今日は早く寝ようと思ってたのに……)」


しかも夢を見始める寸前。
だが無視すると後が怖いので仕方なく目をこする。
くっつこうとする目に眼鏡をつけて見やると
カバンの中にいたはずの深紅がベットに座っていた。

手にはピエロの人形。

水銀燈にボロボロにされてしまったのを
ジュンが直して、魂を戻した人形。


「深紅…何だよ……?1人じゃ眠れないーとか
 言うんじゃないだろうな?」


半分わざとからかうような口調で言う。
今日の“名探偵クンクン”を見て、
その内容に人形3体がめちゃくちゃ怖がっていたのを
覚えている(オマケに姉まで)。
深紅は睨みもせず、ただピエロ人形を抱いている。


「おい?」
「……やっぱり何でもないわ」


深紅はベットを降りて鞄に戻ろうとするが
何となくジュンはそれを止めた。


「人の眠りを妨げといてそれはないだろーが」


普段は高飛車ですましているのに、怖がりだったり
おっちょこちょいだったりする事に驚く。
人よりも高くて強固なそのプライドのせいなのか
それを認めずにうやむやにする。
だから今何か言いたい事があるのは明白だ。


「…………」


ピエロ人形をじっと見てから、深紅は一息吸う。





「ジューンーっ!!!」

「だぁあっ!!?」



いきなり何かが絡み付いてきてジュンは驚く。
そろそろと腕を見ると雛苺がしゃくりあげていた。


「っお前な!!何すんだよ、驚いたじゃないか!!」
「うえーん、翠聖石がおどかすのー!」


一応時間帯は夜という事で控えめな声で怒ると
雛苺はひっくひっくと肩を揺らしてしがみつきながら
震える指で3つ目の鞄の方を指差す。
そこに翠聖石が憤慨したような顔をして座っていた。
つんとすました顔が少し赤く染まっている。


「ひ、人聞きの悪い言い方するなですっ!!
 私はただ、ちび苺が怖がっているのではないかと
 思っただけですっ!」


ジュンは呆れたように溜息をついた。
翆聖石の性格を知っているからだ。


「(こいつらも眠れなかったわけかよ……)」


ちらりと深紅の方を見てみると、
深紅は呆れたように雛苺達を見ている。
先ほどのように暗い雰囲気は背負っていなかった。


「あーっ俺は寝る!!お前らもさっさと鞄に戻れ!!」


眼鏡を外して布団をかぶろうとする
―――が。


「いーやーあー!!ジュン一緒にいてぇえ!!」
「はぁ!!?」
「ま、まぁ雛苺がどうしてもっ!と言うのなら……?
 この私もちび人間と一緒にいてやるです」


雛苺の目は涙に潤んでいたが本気だった。
そして翠聖石も妙にノリ気だ。


「(マジかよ……)」


そう思う間にも雛苺のうるうる目の攻撃は続く。


「はぁ……ったく、もう勝手にしろよ」
「ありがとージュンー♪」


結局ジュンは眠気には勝てなかった。
ぐしゃぐしゃと頭をかきながら観念すると
雛苺はぱっと笑い、ベットの中に入ってくる。
翠聖石も言い訳しながらベットに上ってきた。


「お前は」
「……何の話かしら?」
「お前は1人で鞄で眠れるのかって聞いてんだよ」


深紅はそう聞いたジュンに
『馬鹿にするな』というような目で無言で返す。
ジュンはそれを無視して言葉を続けた。


「眠れないんならそこにいろよ。
 今日だけはもう、仕方ないからな……」


少しぶっきらぼうに言ってから自分も布団をかぶる。
三日月が窓からのぞいていた。





END.
※アニメ一期5話風味
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怖いコトは何ですか?(スレ/ゼルアメ/創造主)

2008年01月17日 23時25分27秒 | Weblog
 
 
「リ〜ナ〜さ〜ん」
「何よアメリア…変な声出して……」
「変な声とは何ですか!!
 普通に呼んだつもりだったのに…変な声って。
 って、言いたいのはそんな事じゃなかったです……」
「だから何よ」


「リナさんの怖いモノは何ですか?」


「は?」
『そんなモノあるわけないじゃないっ!』という答えは
 もちろん私もちゃんと想像してたんですよ。
 でも聞くだけ聞いてみようかなって思ったんですけど……」
「あのね…人をそんな怖いモノ無しみたく言われても
 困るんだけど…あるわよ、怖いモノくらい」

「えぇええぇええええええええええええええ!!!!!!!!!?
 り…リナさんに怖いモノってあるんですかぁああああああああ?!!!!!」


「ちょっと……むかつくわね…その反応……」
「ああああごめんなさいごめんなさいびっくりしちゃったんで!!」
「(“ない”って答え想像してたって言ったくせにこの娘は!)」
「それで、リナさんの怖いモノってなんですか?」


「姉ちゃんと金欠と寒いのと
 ぬめぬめとした塩かけたくも近寄りたくないあの物体」


「…………。」
「何よその沈黙は」
「えぇっと…私が期待してた答えはそんな答えじゃなくて
 ……あ、じゃあ質問を変えればいいんですね!
 リナさんの怖いコトは何ですか?」


「姉ちゃんのお仕置きとお金が無くなる事」


「もういいです……。」
「ちょっとアメリア!あたしはちゃんと答えたんだから
 あんたも言いなさい!あんたの怖いモノと怖いコトは何なのか、
 さぁさぁ教えなさいよっ!うりうりっ!」
「り、リナさんちょ、くすぐった、あはははっ!!
 脇腹はやめっ、きゃはははっ!!リナさぁあん!!」
「う〜りう〜り♪さぁさぁほらほらっ!
 言う気になったのかな〜?アメリアちゃ〜ん♪」
「あははっ、言います、言いますからぁっ!
 ……ぜぇぜぇ……あの…笑いませんか……?」
「今まで自分が笑ってて何言ってるのよ」


「私は……大切な人を失う事が…怖いです」


「アメリア……?」
「…………。」

「ふぅ、あのねぇアメリア?人間誰もが完全完璧に生きてる
 わけじゃないのよ?怒りたいならどんどん怒って、苦しかったら
 いつでも苦しいって言って、悲しかったら大声で泣く。
 それが人間ってもんよ!もしもあんたの言う”大切な人”が
 危なそーになったら手助けしてやればいいだけのコトじゃない。
 あんたの言う大切な人が死にそうになったら力ずくで
 生き返らせてやればいいじゃない。怖いと思ってたら余計に
 怖くなるわよ?いつも前向きなあんたらしくないんじゃないの。
 それにあいつがそんな目に合うわけないじゃない、まったく」

「……リナさん……」
「……ん……?」


「危ない目にあわせてる張本人が何言ってるんですか
 ……って、はっ!!!」


「アーメーリーアーちゃーんー?
 んっふっふっふっ……♪」


「きゃー!!リナさん駄目です止めてください!!
 ごめんなさいぃいいいいいいいいい!!」
「問答無用っ!!」
「きゃー!!あははははははっ、あははは!!
 けほけほけほっ……あははははっ!!」





「夜中に何を騒いでるんだ…あの2人は……っ」
「……ね、寝られないぞ……」


END.
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果てにあるのはいつだって(オリジ/創造主)

2008年01月06日 01時40分05秒 | Weblog
 
 
「空の果てはあると思うかい?」


「……どうしたのいきなり」
「いやだから、そんな冷たい声しないで……。」


「で、何なの」
「そ、空の果てはあると思いますか?」
「ないわ」
「そんな簡単にー!!」


「だって興味ないもの」
「少しくらい話にのってくれたっていいだろ……?」
「じゃあ聞くわ。どうしたのいきなり」


「……一言目と同じ……!!」
「何もないならお弁当の続き食べてもいいかしら」


「話を聞いてくださいほんとすんませんでした。」
「よろしい」


「空って無限に広がるってよく言うだろ?でもそれは
 一点の場所から見たものであって、大地は続いてるわけだよ。
 大地は歩いて行けて、海なんかも飛行機で渡れるだろ。
 でもって大昔の考えみたく地球はまっ平らでなくちゃんと丸い。
 ガリレオ・ガリレイしかり、ニュートンしかり、マルコポーロしかり!!
 地動説万歳!!だからもしもここから俺がダーッ!!って
 走っていっても結局はここに戻ってくるわけだ」
「……そうね……」
「確かに一直線ってわけにはいかないだろうけど……
 山とか谷とか川とかで。でも地球が丸い限り俺は
 ここに戻ってくることができるわけだ!!」
「……そうね……」
「もちろんそれは人だけでなくて、動物だって虫だってそうだ」
「……そうね……」
「俺としては速さを考えると鳥が―――
 ……あのすんません。弁当に集中しないで下さい」



「だから何が言いたいのよ」





「空の果てにはいつもお前がいるんだよ」



END.
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種類の違い(フルバ/正月記念/創造主)

2008年01月02日 19時06分02秒 | Weblog
 
夾は目に入った透を見て怪訝な顔をした。
彼女はこたつに入ってはいるものの
がたがたと肩が震えている。

こいつまた風邪でも引いたのか……?

周りに心配かけないようにと
何でもにこにこ笑って我慢する癖を思い出す。
内心溜息をついて、夾は透に呼びかけた。

「おい透?どうしたんだよ」

「あっ……きょ…夾君……?」

振り向いた透は案の定、真っ青な顔色だった。
だがそれは体調が悪いからというよりも、
どちらかというと恐怖に染まっているように見える。
それに気づいた夾は首をかしげる。
目の前のTVは消えていて、
透の苦手な奇怪特集などはやっていない。

「お前何震えてんだ?」

「えっ!?いえあの…すっ、少しだけ
 怖い事を考えてしまいましてっ……!!」

怖い事を考えて震えてた?
夾はますます首をかしげて透を見る。
何故自ら苦手なものを考えるしかないのだろう。

「震えてまで何考えてたんだよ、お前は」

すると透は硬直する。
その問いに答えるのに一瞬だけ躊躇するが、
夾が自分の考えに興味を持ってしまった事を感じとる。
やがて観念したように小声で話し始めた。

「あ、あの…前に綾女さんが、ご自分の髪の色の事を
 先生に納得させたお話を思い出したのですが……」

「ん?あぁ、何かそんな話もしてたっけな……」

草摩綾女。
夾がライバル意識を持ってやまない由希の兄。
彼の性格・思考・行動などからして、
誰もが似てるとはとても言いきれないだろうと夾は思う。
しかも来るたびに煩くて、
紫呉と意味不明な言動で遊んでいる。
多分―――夾が一番苦手な相手でもある。
神楽を抜いて。

「で?」

「え……えーっとですね…それで…もし紫呉さんが
 ダルメシアン
 だったら、先生方に
 どう納得させていたのかと考えてしまいまして……」


ダ ル メ シ ア ン ?


あの紫呉が、あのダルメシアン?
某映画では101匹とかに増えたあのダルメシアン?
紫呉が……ダルメシアン?

「だーっはっはっはっはっはっ!!!!」


頭の中を駆けまわって止まらないダルメシアン。
想像を振り切れなくて、夾は思わず大爆笑してしまった。
ばんばんと床を叩いてみるが収まらない。
わき腹が痛んできたがそれでも震えてしまう。
夾の場合は恐怖ではなく笑いで震えた。
それを見て透はおろおろと挙動不審になる。

「え、え!?あの、わ、笑う所なんですか!?
 わ、私どうしても怖くて仕方がないんですが…夾君っ!?」

「……ば、ばっか…こ、こんなのどこが怖いんだよ!!
 笑えるに決まってんじゃねーか!!あのヤンキーも
 ぜってー笑うぜっ!?」

どうしてもダルメシアンが消えてくれない。
やがて走り終わったのか、こっちにとてとてとやってきて
片足をひょこりと上げながらご機嫌よろしく
『やぁ夾君♪』とか言ってきた。
確かにこれはある意味怖いかもしれない。
だが夾には笑いの方が断然に勝る。

「っ…くくっ……!!」

少しばかり呼吸困難になってきた所で
夾はようやく笑いを押さえ込む。
透はまだおろおろとして夾の行動を見ている。
すると障子がガラッと開いた。

「どうしたんだい夾君。君の笑い声が外まで聞こえたよー?」

「まったく、馬鹿猫は煩いったらありゃしない」

あ゛?!誰が馬鹿猫だクソ鼠!!
そう由希に怒鳴ろうとして
夾はうつむいてた顔をばっと上げ……
透も紫呉と由希の2人の声に夾から目線を移し……

同時に固まった。

何故なら、最初に目に入った紫呉の顔には
黒い斑点が所々についていたからだ。
それはまるで本当に、
今話していたばかりのダルメ―――



「ぎゃぁあぁああああ!!!!!!!!」

「ひやぁぁあああああ!!!!!!!!」

「「!?」」

夾と透の叫び声に2人はびくりっと肩を震わせて驚く。
そして何が何だか分からず首をかしげる。
透は声にならないのか、口が金魚になっている。
ようやく夾が震える指で紫呉の顔を指差した。

「し、し、紫呉!!な、何だその顔っ……!?」

「え?あぁこれ?」

紫呉は何でもないように顔に手をあてる。

「いやぁ外で由希君と羽根突きやってたんだけどね、
 結局負けちゃってさぁ…勝った方が負けた方の顔に
 墨で悪戯書きする!って約束してたから、
 存分に書かれちゃったわけなんだけど……。
 やだなぁ由希君、そんなに変な事書いたの〜?」

「別に。額に“変態”って書いただけだよ」

「ゆ……由希君、じゅーぶん酷いよっ!!
 このぐれさんの美貌の顔になんて言葉をっ!!」

「兄さんみたいな悪ふざけは止めてくれ」

確かに紫呉の額には大きく
“変態”の文字がかかれていた。

な、何だ……。

安堵する夾の心臓はバクバクと鼓動を上げていて
透はショックが大きすぎたのか、未だ青い顔だった。



END.
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本職格好(オリジ/創造主)

2007年12月27日 01時53分49秒 | Weblog
 
セーフティを外せ
銀のビュレッドを込めろ
ターゲットはそこにいる
早まり高鳴る鼓動
気を静めろ



「あ、片山さん。そんな所で何してるんですか?」



何?

しまった気づかれた
こちらからロックするつもりだったが
何という失態をさらしたのか
どうする
1度作戦を考察しなおすか

いや落ち着け
まだ失敗ではない

手の中のかたく冷たいカンショク
全てのリアル
ソレに全神経を集中させろ



「もう仕事終わったんですか?早いですね」



表の顔で笑みを見せる
完璧なペルソナ
誰にも気づかせない

大丈夫だ
ターゲットは何も気づいていない
これから何が起こるとも知らない

作戦は続行する
カウントダウンを始める
もう後戻りは出来ない

……3



「僕は今ようやく終わった所なんですよ」



……2

もう次に出会う事はないだろう
惑わされる事もなくなる



「早く片山さんみたいなエリートになりたいです!
 ……なーんて、僕には気が早いですよね」



他人の笑みなどはもう見ない
ほしいのはそんなものじゃない
イツワリのないモノ
ターゲットは逃がさない

……1

エンドはすぐそこだ
トリガーを引け
終わりだ





「浅岡君。私と結婚して下さい!
 これ指輪ですっ!!」


「……え……?」



さぁビュレッドは放った
くずれるのはどっち?



END.
本職…pro,格好…pose
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