(前号前報告書より続く)
さてSS2も終了。ラクヨウ(キノコ)を探しつつB~Aエリアへと林の中を歩き、連絡バスに乗って陸別サーキットゲートへ。
ゲート前のFエリア後ろには、こんな出店が。
軽食屋台はもちろん、国内メーカ(三菱、鈴木、スバル)のブースもある(当然オネーチャン付きである!)
そして三菱のブースでは、あの『悲運の名車』スタリオンのGr.B車両が展示してあった。
う~ん、カッコ良すぎ、である。オレサマはこの『かくかく』した流線デザインが大好きなのである。ちなみにこれ以上に好きなのが『ランサー ターボ EX』、通称『ランタボ』である(黒のランタボに黄色のラインを入れれば、まんま『マッドマックス』のInterCeptorである、と思っている。)
このスタリオンはかなりの完成度をもっていたにもかかわらず、WRCのレギュレーション変更(Gr.BからGr.Aへ)によって、ほとんど日の目を見ることがなかったそうである。
こんな車、再販してくれたなら、オレサマのようなオヤヂは『入れ食い』であろう。
Fエリアの前はオフロードサーキットとなっており、ここではラジコン飛行機やヘリコプターのデモフライトなぞをやっていた。全日本選手権クラスの人たちの操るラジコンフライトは、やはりひと味もふた味も違う。特にモーターグライダーの、雲の中に入ってしまうのではないかと言うくらいの高度を音も無く飛んでいる様に、ホケェ~と見入ってしまうのであった。
そしてラジコンのあとは、これである。
レーシングバギーのデモレースである。
WRカーに比べるとスピードこそ遅いものの、『ニセコの二壁』なみの斜面をぶいぶい登って行く走りは、けっこう面白かったのである。ちなみに現役高校生のドライバーもいた。
マシンのメカ部をのぞいてみると、いかにも『自分で溶接しました!』と言うようなリンケージやマウントが見れて、手作り感てんこ盛りである。何か親近感が湧くマシンであった。
さて、手持ちの観戦券では午後のSS6も見れるのである。が、しかし、すでに夕方のSS9(札内スーパーSS)のチケット¥4,000也を買っていたのである。
『札内は去年も見ただろ~?¥4,000は捨てて、このままSS6も見ていこうよ~』
と言う悪魔のささやきと格闘しつつ、断腸の思いで陸別サーキットをあとにする。
未練たらたらのまま陸別をあとにするのもなんだなぁ、と言う思いと、元来『鉄分が濃い』こともあり、ふるさと銀河線(北海道ちほく高原鉄道)陸別駅へと向かうのである(残念なことに、来年6月に廃止である。それまでに一度乗らねば。)今のオレサマには、ローカル線の『哀愁』こそふさわしい。
で、その『哀愁ただようローカル線の駅』は………
こんな感じである。いやもう『ラリージャパン』一色である。哀愁など、どこにも漂っていないのである。そしてとどめは『ジジババの集団』である。
なぜ?どうして?この人たちはここにいるの?
どう見ても『ラリージャパン』の観戦客ではあり得ない。なぜ?………
そう、ここ陸別駅は国道から近いこともあり、『道の駅』を兼ねているのである。そしてこの『ジジババ』たちはただの観光客であり、『トイレ休憩』&『土産物物色』の最中なのである。
もう『哀愁ただようローカル線の駅』のかけらも無いのである………とほほ
我が豪天號は、一路帯広へ。
が、足寄に差し掛かった時、異変に気付いた。
『やたらと人がいる』?? 時間は1300時過ぎ。
しまったぁ~!午後のSSのリエゾン(移動走行)が始まっているんぢゃないかぁ~!
全く『想定外』であった。
慌てて『足寄駅』前を左折。国民たちが小旗を振ってオレサマを見送る中(ラリーカーを見るために集まった人たちの前をただ走った、とも言う)、
豪天號を指定駐車場へ入れる。
しかし、この駐車場が遠い。イベント会場のある『足寄ラリーパーク』へダッシュである。
が、無情にもダッシュの最中に、『赤青』のマシン(シトロエン クサラ WRC)が遠くの道を走り去ってゆく。
しかし、とりあえずなんとかWRカーのリエゾンには間に合った。
いやぁ~、ランサーが見れて良かった、である。画像上は『ジジ(ジャンルイジ)・ガリ』のランサー。目下売り出し中の25歳。『オレのことをジジと呼んでくれ!』とばかりに、レーシングスーツのケツに『GIGI』と書いてあったとかなかったとか(ちなみに魔法使いが連れている黒猫とは全く関係ない。)
この『足寄ラリーパーク』にはDJブースがあり、通過するラリーカーを紹介してくれる。そのブースの前にはこんな展示も。
一通りラリーカーを見送ったあと、再び豪天號は一路帯広へ………
(以下次報告書)
2005年10月10日
報告番号 0091-2
さてSS2も終了。ラクヨウ(キノコ)を探しつつB~Aエリアへと林の中を歩き、連絡バスに乗って陸別サーキットゲートへ。
ゲート前のFエリア後ろには、こんな出店が。
軽食屋台はもちろん、国内メーカ(三菱、鈴木、スバル)のブースもある(当然オネーチャン付きである!)
そして三菱のブースでは、あの『悲運の名車』スタリオンのGr.B車両が展示してあった。
う~ん、カッコ良すぎ、である。オレサマはこの『かくかく』した流線デザインが大好きなのである。ちなみにこれ以上に好きなのが『ランサー ターボ EX』、通称『ランタボ』である(黒のランタボに黄色のラインを入れれば、まんま『マッドマックス』のInterCeptorである、と思っている。)
このスタリオンはかなりの完成度をもっていたにもかかわらず、WRCのレギュレーション変更(Gr.BからGr.Aへ)によって、ほとんど日の目を見ることがなかったそうである。
こんな車、再販してくれたなら、オレサマのようなオヤヂは『入れ食い』であろう。
Fエリアの前はオフロードサーキットとなっており、ここではラジコン飛行機やヘリコプターのデモフライトなぞをやっていた。全日本選手権クラスの人たちの操るラジコンフライトは、やはりひと味もふた味も違う。特にモーターグライダーの、雲の中に入ってしまうのではないかと言うくらいの高度を音も無く飛んでいる様に、ホケェ~と見入ってしまうのであった。
そしてラジコンのあとは、これである。
レーシングバギーのデモレースである。
WRカーに比べるとスピードこそ遅いものの、『ニセコの二壁』なみの斜面をぶいぶい登って行く走りは、けっこう面白かったのである。ちなみに現役高校生のドライバーもいた。
マシンのメカ部をのぞいてみると、いかにも『自分で溶接しました!』と言うようなリンケージやマウントが見れて、手作り感てんこ盛りである。何か親近感が湧くマシンであった。
さて、手持ちの観戦券では午後のSS6も見れるのである。が、しかし、すでに夕方のSS9(札内スーパーSS)のチケット¥4,000也を買っていたのである。
『札内は去年も見ただろ~?¥4,000は捨てて、このままSS6も見ていこうよ~』
と言う悪魔のささやきと格闘しつつ、断腸の思いで陸別サーキットをあとにする。
未練たらたらのまま陸別をあとにするのもなんだなぁ、と言う思いと、元来『鉄分が濃い』こともあり、ふるさと銀河線(北海道ちほく高原鉄道)陸別駅へと向かうのである(残念なことに、来年6月に廃止である。それまでに一度乗らねば。)今のオレサマには、ローカル線の『哀愁』こそふさわしい。
で、その『哀愁ただようローカル線の駅』は………
こんな感じである。いやもう『ラリージャパン』一色である。哀愁など、どこにも漂っていないのである。そしてとどめは『ジジババの集団』である。
なぜ?どうして?この人たちはここにいるの?
どう見ても『ラリージャパン』の観戦客ではあり得ない。なぜ?………
そう、ここ陸別駅は国道から近いこともあり、『道の駅』を兼ねているのである。そしてこの『ジジババ』たちはただの観光客であり、『トイレ休憩』&『土産物物色』の最中なのである。
もう『哀愁ただようローカル線の駅』のかけらも無いのである………とほほ
我が豪天號は、一路帯広へ。
が、足寄に差し掛かった時、異変に気付いた。
『やたらと人がいる』?? 時間は1300時過ぎ。
しまったぁ~!午後のSSのリエゾン(移動走行)が始まっているんぢゃないかぁ~!
全く『想定外』であった。
慌てて『足寄駅』前を左折。国民たちが小旗を振ってオレサマを見送る中(ラリーカーを見るために集まった人たちの前をただ走った、とも言う)、
豪天號を指定駐車場へ入れる。
しかし、この駐車場が遠い。イベント会場のある『足寄ラリーパーク』へダッシュである。
が、無情にもダッシュの最中に、『赤青』のマシン(シトロエン クサラ WRC)が遠くの道を走り去ってゆく。
しかし、とりあえずなんとかWRカーのリエゾンには間に合った。
いやぁ~、ランサーが見れて良かった、である。画像上は『ジジ(ジャンルイジ)・ガリ』のランサー。目下売り出し中の25歳。『オレのことをジジと呼んでくれ!』とばかりに、レーシングスーツのケツに『GIGI』と書いてあったとかなかったとか(ちなみに魔法使いが連れている黒猫とは全く関係ない。)
この『足寄ラリーパーク』にはDJブースがあり、通過するラリーカーを紹介してくれる。そのブースの前にはこんな展示も。
一通りラリーカーを見送ったあと、再び豪天號は一路帯広へ………
(以下次報告書)
2005年10月10日
報告番号 0091-2
ランサー、自分も大好きです~ちょっち高いっすけど・・・。
次回報告も楽しみにしてます!
陸別の三菱ブースで、『ランサーエボリューションワゴン』の存在を知りました。欲しい。でも¥3,800,000………
なんか個人から見たWRCが伝わりましたよ。
最近は、レース観戦してないですけど、昔、F1とかWGPとかITCとか8耐とか行ってた時の雰囲気を思い出しました。
SSごとに、チケットって買うんですね?知らなかったです。
それとスタリオンが見れて、嬉しいです。出来れば自分の目で見たかった。
「ss」と言うマンガのメインマシンなんです。東本昌平って作家なんですが、バイクもんとかも書いててお勧めです。
本当に、お疲れさんでした。
8耐、見に行きたかったです。ガードナーの走り、見たかったなぁ(ええ、オヤヂですとも。)
東本昌平って、『キリン』の人ですよね?『カタナ』は憧れのバイクなので、覚えてます。
『SS』は、『スタリオンが主役のマンガ』ってことしか知りませんです。
でも、往年の名車が活躍できるなんて、マンガや映画ならではですよねぇ。
で、ちなみに観戦記、まだ続きます。すいません………