Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

判断と質(8節金沢戦)

2017-04-15 23:27:29 | マッチレポート17'
山形戦が「勝てた試合」だったとすると、今日の試合は「勝たなければいけなかった試合」といったところだろうか。こじ開けるまでに苦労はしたものの、きっちりとモノにした試合運びには改善が見えたんじゃないかな。


最近は試合の結果よりもと言ってしまうと大げさかもしれないけど、それと同じくらいにどれだけボールを保持するサッカーで挑んでいけるかということが試合前に気になってしまう。金沢の前節岡山戦は最後の決勝ゴールがなかったとしてもしっかりと戦えていたという印象の好ゲームだったし、今日はかなり苦労するんじゃないかと思ってた。ところが、課題だった序盤からペースを握り、結局最後までその主導権を渡すことはなかった。愛媛戦の時も、手合わせをしてみて「これはヤバい」と感じた間瀬監督がリトリート戦術に試合中に切り替えたり、タイトなマンマーク戦術を標榜している柳下ツエーゲンにもボールを保持するサッカーで押し込むことが出来た。自分たちで思っている以上に徐々にこのサッカーが形になってきていると言っていいんじゃないだろうか。何よりもブラッシュアップしながらもきっちりと結果がついてきているのが素晴らしい。


3試合休んでいたフクが復帰。やっぱりノリ、フク、竹内の3枚が揃うと重厚感がある。ディフェンスの安定感はもちろんなんだけど、今日は特にノリがドリブルで持ち上がる回数が多かった。ボールを保持するサッカーをやろうとするとパスに固執してしまう雰囲気があるけど、スペースがあるならドリブルした方が効果的なわけで、とてもいい判断だと思った。とにかくパスにしてもドリブルにしてもある程度は相手を食いつかせないとチャンスは作れない。最近片野坂さんが頻繁に口にする「判断と質」のうち判断はまさにリスクテイクの話。ここはもう選手たちの鍛錬を信じるしかない。


一方で「質」の部分は今日も気になった。特に最後の3分の1の部分での質の低さが目につく。崩しまではいいのに、利き足のシュートが枠を捉えない、サイドを本業とする選手の利き足のクロスが大きく逆サイドまで飛んでいってしまう。こういうプレーはせっかく押せ押せのリズムになってもガクッとしてしまうからなくすのは無理にしても出来る限り数を減らしてほしい。ズバッと決めろ、ピタッと合わせろとは言わないけど、2次攻撃に期待を持たせるくらいにまではしてほしい。


ベンチワークが固定化してきたのも気になる。これがやれることだというところをまだ見せ切れていない川西や國分が使われ続けるのもどうかと思うし、監督が迷うくらいにそれ以外のメンバーはアピールしてほしい。特に姫野にはそんな空気をぶち壊してほしいと思うし、オレは鈴木惇のポジションも決して安泰だとは思っていない。それとコテの扱い。得点シーンの走り込みと落とし、それと國分に出したスルーパスともっとゴールに近いポジションの方が輝くんじゃないかと今日の試合を観ると思ってしまう。


次節はアウェイで湘南戦。14年シーズンほどの圧倒的な強さはないものの、それでもきっちりと2位をキープしてるところはさすが。金沢戦の後にそのまま湘南−岐阜を観たけど、今季観たJ2の中で一番面白い試合だった。今季大木監督に替わってショートパスを繋いでいくスタイルを徹底している岐阜が真っ向から湘南に挑んで大半の時間で主導権を握ったこの試合は次節に向けて示唆に富んでいると思う。大木監督はハーフタイムのインタビューで一言「勇気」と言い切ってたけど、オレも大事なのはそこだと思う。ハイプレスの餌食になるのか、もしくはここで勝ち点を取れるようなら真剣に昇格争いも見えてくるんじゃないだろうか。序盤戦の試金石と位置付けて間違いない大事な試合。楽しみだ。ちなみに今季の大分トリニータはまだ九州内でしか勝ち点を取っていない。そろそろ頼むよ。
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