Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

いまが底(29節京都戦)

2017-08-25 23:50:48 | マッチレポート17'
2戦続けて同じような感想で申し訳ないが、思ったよりも悪くない。前半はさっぱりだったというもっぱらの噂だったけど、その前半も思ってたほど悪くないと感じた。もちろん結果を知った上での感じ方だということを差し引いても。


勝てなかった3試合をやっと全て観た上で思うのはサッカー的なスランプというよりもメンタル面でのスランプのように思う。そもそも町田戦の前半3分に町田のGKをちゃんと退場にしといてくれれば、こんなことになってないような気がする程度に直面しているスランプは大したことないように思う。例えばビルドアップの時にノリが対面の選手にプレッシャーをかけられて、竹内に戻せばいいのにと思うようなシチュエーションでも直人まで戻してしまったりするシーンなんかが気になったな。必要以上にビビってる感じを受ける。あんまりこじつけるつもりもないけど、最後の失点はそんなメンタリティが影響したようにも思えた。


町田にしてもヴェルディにしても京都にしても、うちのやろうとすることをつぶしにきたチームはもれなく後半にバテてるから我慢するところは我慢するというメリハリのある試合運びは意識したいところだ。ただ次節の山口はここまでの3チームとは違う戦い方をしてきそうだから、また難しいところだけど。


同点ゴールは崩しが本当に素晴らしかった。1人飛ばすパス、パス&ゴー、パス&ゴー、マイナスのクロスと動かしまくったまさに狙いとするゴール。そして逆転ゴールは入りそうな雰囲気が充満してそれが頂点に達した時間帯に決めるという納得感の高いゴールというか、シナリオ通りというか、スランプ中のチームが決められるような流れのゴールではない。


つまるところ「いまが底」ってことだよ。あらゆる悪いものが一気に噴出したような状態でもまだまだ全然昇格争いに絡めてるんだから、ポジる以外にないでしょ。やれるやれる。


リーグ戦の後半戦の日程が発表になった時に、夏休み最後だし、ちょっとバカなことでもやるかと車での山口遠征を子どもに提案。その時はノリノリで行こうということになった。台北のホテルで文字情報で追いかけてたこの試合。連敗で心が折れかけてたところに「90+3’ 大黒」の文字が流れてきて、来週は山口まで行くのはもう止めようと勝手に思ってた。子どもも帰省にあわせて行ったホーム連戦できっと心折れてるだろうし、行かないって言うだろうなと思ってた。帰国して子どもに「もう山口は行かないでしょ?」と聞いたら、「は? 行くに決まってんじゃん。」とあっさりと返された。その後、何度確認しても「行かない理由が分からない」みたいなことまで言われ、結局決行と相成りました。子どもにケツを叩かれてるようじゃオレもまだまだ。でも子どもは本当に有り難い存在だね。


「いまが底」だと信じて、強い気持ちでハンドル握って、いざ長州!
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