趣味と節約と時に妄想の部屋

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自然界に見える偽装

2017年05月17日 12時09分24秒 | 環境に関する話題
毎年この時期になると話題になるのが、ニラ(食用)とスイセンの誤食です。

見た目はほとんど見分けが付きませんが、決定的な違いの「臭い」で見分けが付きます。当ブログの過去記事へジャンプ

ところがです、近年厄介な事に、食用のニラと臭いまでも偽装した植物がすました顔で自生しているそうなので驚きです。

それが、「花ニラ」という植物らしいのです。こちらも毒があります。

花ニラは毒もあり、葉を千切った瞬間にニラ独特の臭いまでもするそうです。そうなると、もー判別は不可能。

でその毒性は、強烈な下痢だそうです。

ここで大きなポイント、他にもニラに似た(見た目とか臭いとか)植物はたくさんあるようで(すべて有毒)すが、

食用のニラはネギ科の植物。 毒性のあるニラに似た植物はユリ科です。

なら属性が違うから何処かで簡単に判別が付くのでは?と思いましたが、撃沈です。

なんと1980年代まではネギ科はユリ属だったそうです。

1990年代にゲノム解析が登場して、植物体系が大幅に変わり、ネギ属はネギ科に分類されたそうです。植物学者しかわからん話なので、引用。

☆1980年代までは、マクロ形態的な仮説を根拠に演繹的に作り上げたクロキスト体系が主流で、ネギ属はユリ科に属していました。
☆1990年代には、ミクロ的なゲノム解析から実証的に構築されたAPG(Angiosperm Phylogeny Group: 被子植物系統発生グループ)分類体系が登場し、1998年に初版が出されました。ネギ属はネギ科とされました。
☆APG分類体系は、2003年に第2版、2009年には第3版が出され、この第3版ではネギ属はヒガンバナ科に分類されることになりました。

結局、ニラはなんなの?って話まで到達してしまう・・・。

現在安心して食べられるニラはヒガンバナ科ネギ属。ニラもヒガンバナ科ネギ属。

学術的な分類ではヒガンバナ科ネギ属なら食べても安心ってとこのようです。

ちなみにタマネギもヒガンバナ科ネギ属に分類されてます。やっぱり「ヒガンバナ科ネギ属」なら食用って考えてOKみたい。←個人的に新しい発見。

で、問題の花ニラは・・・ヒガンバナ科ハナニラ属。 やっぱり属性が違うのね。

あらためてハナニラをwikiで調べると

日本では、明治時代に園芸植物(観賞用)として導入され、逸出し帰化している[2]。
葉にはニラやネギのような匂いがあり[2]、このことからハナニラの名がある。野菜のニラ(学名 Allium tuberosum )は同じ亜科に属するが、別属である。
球根植物であるが、繁殖が旺盛で植えたままでも広がる[2]。鱗茎から10-25cmのニラに似た葉を数枚出し、さらに数本の花茎を出す[2]。開花期は春で、花径約3cmの白から淡紫色の6弁の花を花茎の頂上に1つ付ける[2]。地上部が見られるのは開花期を含め春だけである[2]。
毒性は書いてない。

他のHPを読むと・・・ハナニラはユリ科ハナニラ属の多年草の花です。

?あれ、ヒガンバナ科ハナニラ属じゃーねーの?

さらに問題は深まる・・・ このHPの管理者はどうも古い分類で書いてる事がわかります。

なので、2017年ではヒガンバナ科ハナニラ属が正解と思われます。たぶんですけどー。
(僕も書きながら間違えてました。チョーややこらしい)

学術的分類はこれくらいにして、目の前に自生してるニラに似た植物。おまけに葉を千切るとニラみたいな匂いするし、これニラだよね?という素朴な疑問を解決する方法は無いのか?

ちょっと前に、スマホで写真を撮って送ると答えてくれるようなアプリがあったが、スマホを持つ気も無いおいらはどうすれば・・・。

答えは簡単。 自生する植物に手を出すな

あるいは、研究者になるかの二者択一。  答えは単純明快である。

自然界も偽装、外来種の帰化などなど、様々な現象が見られます。 ましてや自然界の反映である人間社会。

複雑怪奇もある意味当然な気もします・・・・。

たかが「ニラに似た植物一本」を見つけただけですけど・・・色々な事がわかるものです

ちなみにですが「あのランサムウェアー」とかPCウイルスは亜種いっぱいありますよ・・・。

ジャンル:
環境
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