趣味と節約と時に妄想の記録

節約を通して未来を創造するブログです。
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秋の味覚にも異変が

2010年08月27日 16時41分58秒 | 環境に関する話題
夜になると鈴虫やコオロギの鳴き声が聞こえるようになった。季節は確実に移り変わっているよなのだが・・・。暑さだけはなんともならない。

さてさて、ここに来て秋の味覚、果実にも異変が起きているようだ。
この夏は、太陽がさんさんと降り注ぎ、果実の成長にはうってつけ。おまけに今の所、台風の被害もほとんど受けていない果実園が多いと思っていた。これならきっと秋の味覚の梨やリンゴが少しは安くなるかなぁ~と期待をしていたが、確実に裏切られそうだ。理由は害虫である。そう・・・カメ虫。

果物の敵、カメムシ大発生…鳥取・湯梨浜 平年の40倍

梨の果汁を吸うカメムシ(県病害虫防除所提供) 鳥取県を代表する秋の味覚・二十世紀梨や柿などの実に取り付いて果汁を吸い、表面の陥没などの被害を与えるカメムシが今夏、県内で大発生している。カメムシの活動しやすい気温の高い日が続いているのが原因とみられ、多いところでは平年の40倍もの生息数が確認された。形が崩れた梨などは商品価値が下がり、出荷見送りなどにつながるため、県病害虫防除所(鳥取市)は6年ぶりに病害虫発生予察警報を県内全域に発令、殺虫剤による防除の徹底を呼びかけている。

読売新聞から一部引用です。

同様な被害がリンゴにも出ているそうである。全国的なカメムシの異常発生。
TVでも報道をしていた。どうやら根本原因は今年の暑さでは無く、去年の夏の涼しさが原因らしい。カメムシはスギなどの実を主食としているようで、昨年の夏はほとんどスギ花粉の飛散がなくそのために、カメムシの食べ物もこの夏に出来なかったと言う具合だ。
そして、食べ物を求めてカメムシが果実を見つけてしまった訳だ。こりゃー甘くてスギよりも旨いぞとカメムシが語ったかどうかは分からないが・・・。

事象は違うが海外でも同様の事が起きている。洪水の後に干ばつが訪れ、運良く難を逃れた作物が今度はイナゴの大群に襲われて跡形も無くなるのである。

自然は人類にもはや猶予も与えないようだ。この秋は野菜の高騰と果物の高騰、おまけに秋刀魚も高騰・・・。ブドウは豊作だそうだが、スイカの例があるから値下がりするとは限らない。
貧乏な我が家は、円高差益セールに並ぶしかなさそうだ・・・

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