
以前、友人がよく
「こさえる(拵える・こしらえる)」
という言葉を使っていました。
「昨日さぁ、バックこさえたんよ。」という風に。
当時は「作ったって言いなよ〜。」とか、
「ババくさ〜い」等と笑っていたのですが、
近頃、「手へん」の付いたこの言葉が、
気になって仕方がありません。
雑巾すら100円で売られ、
野菜も泥付きの物を見なくなってしまった今、
自分の手で「拵える」機会は少なくなりました。
「クリエイト」とか「創造」といった大風呂敷は、
あちこちで広げられているようですが。
近頃、「こさえた」物は、ありますか?
私は、先日、粘土を捏ねくり回して、箸置きをこさえました。
・・・グッドデザイン賞の新聞に置いてみました(笑)
-----------------------------------------
あーでもない
こーでもないと
土捏ねる
指冷える頃
土まるくなり
「こさえる(拵える・こしらえる)」
という言葉を使っていました。
「昨日さぁ、バックこさえたんよ。」という風に。
当時は「作ったって言いなよ〜。」とか、
「ババくさ〜い」等と笑っていたのですが、
近頃、「手へん」の付いたこの言葉が、
気になって仕方がありません。
雑巾すら100円で売られ、
野菜も泥付きの物を見なくなってしまった今、
自分の手で「拵える」機会は少なくなりました。
「クリエイト」とか「創造」といった大風呂敷は、
あちこちで広げられているようですが。
近頃、「こさえた」物は、ありますか?
私は、先日、粘土を捏ねくり回して、箸置きをこさえました。
・・・グッドデザイン賞の新聞に置いてみました(笑)
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あーでもない
こーでもないと
土捏ねる
指冷える頃
土まるくなり










火鉢にかざし
暖めつ
編むわ セーター
帽子にマフラー
日差しの下で
ぶらぶらと
開かれたアジ
春風に揺れ
貰いてこさえる
藁草履
うろおぼえなる
手に編みゆけど
春をこさえる
霧雨の
ぬくもり浴びて
こころ融けゆく
くるりとくるまる
さくらもち
君と一緒に
春をむさぼる
使い手なるか
君が口
開けて入れたし
自慢の羊羹(塩じゃないのよ(笑)
ホワイト饅頭
作りつつ
ブラックまんに
なりてしまいぬ
ホワイトまんを
ありがたく
つまみつ腹の
肉もつまむわ
白い話を
指くわえ
よだれ垂らしつ
独りポツンと・・
誘われ出でし
おばちゃんの
ガハハを聞いてる
独りポツンと・・
こさえし団子を
焼きながら
よもぎ入れたし
取りにも行けずに
土筆とよもぎ
取りにゆき
足すべらせて
瘤だんご
遊んだ記憶
よみがえる
こさえしコブの
痛みこらえて
カキコミ眺め
湧いてきた
よだれで気付く
ハラヘリヘリハラ
おなかの虫も
騒ぐ頃
私も気になる
木になる梅が
気付かないでよ
腹の虫
心の虫には
気付かぬくせに
桜のつぼみの
色づきを
ひとり花見の
日取りを決める
口が開いた
ぽっかりと
つぼみの向こうに
空もぽっかり
誰をだまそう
ふっふっふっ(笑)
今日いちにちの
うそをこさえる
箒を持っても
まだできぬ
言いたいのになぁ
「ウソよ、ウソだよ」
嘘をこさえて
あなたとの
絆こさえて
なりたい
何か
信じきった
貴方の
その笑顔
今更嘘よと
言えやしないし
女は嫌いと
言う君に
煙草ふかして
思い断ち切る
煙くゆらす
姿見て
大人の恋に
怯えて逃げた日
手酌に酒を
呑む女
乱れし髪に
恐さを知りし日
酔うほどに髪
振り乱し
揺れる姿は
柳にも似て
やけ酒ない我は
歌に詠まれず
歌も読めずに
堤防沿いで
花の宴
無粋な提灯
桜に吊るして
提灯よりも
惹かれるは
千年変わらぬ
人の姿よ
さくらの花も
春嵐に
吹き飛ばされて
踊り舞台あり
美し桜
春こさえ
役目終えたる
木々は芽吹いて
銀杏と柿が
目覚めれば
潤んだ風が
春を連れ去る
飽きてしまった
筍が
お腹のなかに
生えてきそうだ
ねぎぼうずプクッと
ふくらんで
チャイブの花が
咲きそうな明日
笑うと葉っぱは
固くなる
さあさあどうする?
花より餃子?
過ぎれば次は
紫外線
初夏の味なら
両方いただく