つれづれ・旅日記

一陣の風が誘(いざな)う 良い旅を(ボン・ヴォヤージュ)と囁きながら
天衣無縫 写真でつづる さすらいの記憶

筏師の道

2016-10-19 23:45:16 | 全国 旅日記

紀伊半島の山間部は  昔からの街道が網の目のように入り組んでいる

いつもは 狭そうな道筋を避けていたが  今回は 敢えて秘境ルートに挑戦した

湯の峰から 湯の口 瀞峡 を抜けて  北山への道

予想通り  道は狭くなった



湯の口から瀞峡方向に曲がると  道は更に 車通りの少なそうな 山道になった



木漏れ日を楽しんでいる余裕もないほどの  ワインディングロードが続く


                       


瀞峡は土曜日というのに人影もなく  過去の栄光を懐かしむような観光地だった

船乗り場の案内に沿って  急な階段を下りる



石造りの階段は  歴史を物語っていた

  

階段の途中 景観の一等地に 今は営業をしていない 『 瀞ホテル 』  が佇んでいた

日本風の建物なのに 『 ホテル 』 と ネーミングした当時は  ハイカラ やったんやろうな

                         
翌朝を待って  撮影


                   


静かな峡谷に  朝霧がたちこめ 今日が始まる



川霧を撮していたら   吊り橋が見えた

 

人家もないと思っていたが  渡る人があった 朝早くに何処に行くのだろう



人の暮らしは  どんな所でも営まれているんだなぁ



風来坊も渡ってみたくて  吊り橋まで登ってみた



169号を辿る途中で 『 筏師の道 』  という標識を見たが

これぞ正しく 昔 筏を組んで瀞峡を下った筏師が  登り帰った道なんだろうな



「 ほー さっきのお母さんはよう渡ったなぁ 」 と思うほど 

吊り橋は ドラマチックやったで   よう揺れるわ

吊り橋から 瀞峡を見下ろした   朝の穏やかな光線状態は やっぱりいいな



                  
                     
瀞峡を後に 169号 『 筏師の道 』 を 北に進む 

「 いい景色だなぁ  こんなん好きやで 」 …… と  車を止めたところは 

以前にも 撮影をした辺りだった



ここにも吊り橋があった この辺りは  車も通れない所に住んでいる人がまだ多いのかな



歩いて行き来するための道が大切にされ   残っている

北山と云えば  北山杉の名産地



針葉樹の林は 秋には風情がないと思っていたが  杉林もいいな



このような情緒溢れる土橋は  都会では見かけることが無くなったなぁ~



何気ない景色が心に浸みる   旅の感傷でしょうかね …… なんちゃって

と想いを巡らせている時 散歩中の親子が通りかかった



可愛いいなぁ~ 思わず  「 写真撮らせてください 」 と 声をかけていた

人物が入ると なんでもない景色が絵になるなぁ   「 ありがとう 」

 

この道はたまりませんな  撮影ポイントがようけあるので なかなか先に進まれへん 

 

朝霧のたちこめた 『 きなりの里 』  

霧の下には 桜の季節にも 紅葉の季節にも  車中泊をしたことのある公園がある

風来坊の安らぎの地が  すっぽりと優しく包み込まれている



                      



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