つれづれ・旅日記

一陣の風が誘(いざな)う 良い旅を(ボン・ヴォヤージュ)と囁きながら
天衣無縫 写真でつづる さすらいの記憶

夢想歌

2016-10-20 00:18:16 | 旅行

 

雨飾温泉を目指し148号線を北上   白馬村に入った辺りから白馬連山が  目に飛び込んでくる



懐かしいなぁ  白馬岳  そうや  八方尾根からの白馬岳を見に行こう  

     もう止まらない 
車を路肩に寄せて 明日の天気予報を検索  明日だけは好天

早速 白馬駅の近くにて食料を調達  アイゼン確認  

長野五輪での メイン会場が残る 黒菱林道を目指す 
閑静な別荘が建ち並ぶ 『 和田野の森 』 を抜け林道にさしかかった所で  ストップ



渋々  今来た 林道を下り 『 和田野の森 』 の住民の方に伺ったところ 

例年 この時期には林道は閉鎖されているとのこと 

仕方なく  以前 気に入って1週間ほど車中泊したところに行ってみた


懐かしいな~  旅を始めてから いろんなところを見てきたが ヤッパリ いい  

金田さ~ん これぞ 『 アウトドア・ライフ 』 やで~ 

正面に見えるのが 『 不帰ノ嶮 』  白馬岳から唐松岳への縦走ルートで北アルプス有数の難所

宵闇せまる白馬岳の麓  今夜の車中泊はここで決まり



冠雪の後立山連峰を前にして  一杯飲んでいたら

 にわかに 封印した筈の  苦い思いが吹き出してきた


                         

      3年前      2007・6・30

      
失意のどん底にいた6月30日  早朝 雨

介護事情の為に 32年頑張ってきた仕事を整理し  気に入るまで改装を重ねた家を手放し

2度と戻ることの出来ない  慣れ親しんだ我が家への思いを  断ち切るように車をスタートさせた

目指すは 風来坊に山登りの魅力を教えてくれた比良山
    
ウォーキングがしたいと言う妻に  どうせ歩くなら空気の良いところでと連れてきたのが始まりだった 比良山 

          

たどり着いた比良山は  小雨が降りそぼっていた
    
比良のこの地より  

   
    『 風来坊遙かなる旅路 』  が始まった
 


ここは 比良山の登山道から外れ 林道を分け入った所にある絶壁 『 シラクラの壁 』   今では歩行禁止になっている 

風来坊が 一時は  ここで命を絶とうとさえ思ったことのある 

 お気に入りの岩場 


               


それから3日後の7月3日に  この地 白馬山麓に迷い込んだ



誰に教わることもなく始めたキャンピング 

冷たい雪解け水で洗濯板を使っての洗濯 電気は発電機のみ バケツはブリキ  

今思えば  おバカなことをしておりました

道の駅で車中泊が出来るなど 全く知らなかった  

今も道の駅での車中泊は好きではない

誰もいない自然の懐に抱かれて  朝の微睡みを貪るのが何より好きだ

風来坊が目指している  旅の源点かも 

              

周辺散策をしていて  気がついたら八方尾根の登山口に来ていた



7月4日 八方尾根 第3ケルンより白馬岳を望む 無性に白馬岳に登りたくなり  

 白馬山荘に予約を入れていた



7月5日 白馬尻荘から始まる 白馬大雪渓を前に気合い 



2年前に大崩落で死者を出した杓子岳  この日も崩落は続いていた

大雪渓には大小の石が星の数ほど転がっている 


村営宿舎から白馬山荘までは最高所の稜線 濃霧と強風が吹き荒れる中 はいつくばうように登った   

真っ白な霧の中から突然  大きな白馬山荘が現れる 

悪天候のこの日 1,500人宿泊可能な山荘に  客は風来坊一人 



翌朝 7月6日 頂上にて村営宿舎の登山者と出会い 写真を撮り合う   

後ろに見える方位盤(180㎏超) 

 新田 次郎の小説 『 強力伝 』 に出てくるモデル 

小見山 正 氏(実在の人物)が担ぎ上げた物 


              


   2010・5・9  AM 4:00 快晴   微睡みから目覚める 



AM 4:39  三脚を立て  白馬岳が紅く染まるのを待っていた  その時

突然 東北東 方面に流れ星が  と思いきや   
  



陽光に射られた  飛行機雲でした 



5月9日  AM 5:05    冠雪の白馬連山が紅く染まり風来坊の再訪を歓迎してくれているよう



現実からの逃避行に  3年と云う時の流れが ひと区切り付けさせたのか

かたくなに封印していた風来坊の凝りの部分を  語れるようになるとは

それにしても 3年前の写真を見ていて  経齢劣化を思い知らされた 

残された時間は多くないな 




冷たい雪解けの水をも昇華させる太陽   

暖かな お天とうさんに抱かれ  微睡みながら 天寿を全うしょうか  



                   




ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 露天風呂 お池にハマッテさ... | トップ | 乗鞍高原 寸景 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。