つれづれ・旅日記

一陣の風が誘(いざな)う 良い旅を(ボン・ヴォヤージュ)と囁きながら
天衣無縫 写真でつづる さすらいの記憶

雨飾山・詩の彷徨

2016-10-20 00:15:50 | 旅行

 

 週間天気予報で5日前から狙って準備した甲斐のある 良い天気



純白のドレスを身にまとった 雨飾山に   「 風来坊さん早くおいで 」 と誘われているようだ



事前に糸魚川市の  図書館で手に入れた 地理院の白地図(1/25,000)に手を加えたものを持参



ここからが雨飾山への取り付き口  標高差300㍍ 勾配30度弱の 最初の登り



登り始めて2時間  2度目の急登坂



急登坂を過ぎると広い笹平にでる 雨飾山のピークが目前に迫って見える  最後の急登坂が待ちかまえている



風来坊は最後の急勾配を前にして  左膝に違和感を感じ始めていた

雨飾山の北の登山ルートへ下られる 年配のご夫婦に  「 雨飾山荘からのルートは厳しかったでしょ 」 と 聞くと 

「 同じようなもんですよ  雪渓を歩いて来たので 」 と 軽くいなされた 

等高線を見る限り 結構な急勾配が続いている筈なのに  力量の差を感じた 


 

最後の200㍍の急勾配 表層雪崩の前兆が観られる

 



斜度は45度は有るだろう急勾配  アイゼンの前歯を新雪の下にある根雪に蹴り込みながらの登坂
 


やっとの思いで辿り着いた 天空の頂上  天国はここぞと云わんばかりの360度の大パノラマ  

下に見えるのが 糸魚川市の市街地と  日本海



頂上に先着の 糸魚川市から来たと云う ベテランらしき登山者と一緒に  昼食を取りながら歓談 

周辺の山について語られた お二人さんが先に下山された 



一人取り残された  風来坊は 山頂を独り占め 靴を脱ぎグズグズの新雪で濡れた 靴と靴下を乾かす  

山頂の割には暖かく  無風状態 裸足になって寛ぐには最高の条件



いつまでも飽きない眺望ではあるが  下る時間を考えると ゆっくりもしていられない 

靴紐を締め直し  急登坂を 一歩・一歩 慎重に下ることにした 



根雪の上に昨日積もった10㎝程の新雪は  目には鮮やかだが これがなかなかの曲者だった  

2000㍍もない春山と侮っていた  雨飾山を やっとの思いで下山した時には  ボロ雑巾のようになっていた

風来坊の下山している 姿を見た人は  まるで「 八甲田山・死の彷徨 」  のようだと感じたと思う

疲れすぎて食事も喉を通らず  寝入ってしまった

                   

翌朝 車を覆うようにある  白樺の新緑を目にした時に 



無事に帰ることが出来て良かったと云う 思いが込み上げてきた 

 純白の雨飾山に 「 今の 風来坊さんの技量では 見ているだけにしなさいね  」 と 悟されたような気がする

今後の登山の有りようについて  考えさせられた 朝でした

脳天気な風来坊も この日ばかりは グスン 




                






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