
(今回の記事は特に長文で失礼する。)
3月29日(日)ダイニングレストランComodo(コモド)での「どんぐり×なるちょデュオ」ライブ。この日からこの記事を書く今日まで葛藤が続いた・・・・。
今回のライブは大きな機材トラブルに見舞われた。本番前に機材をセッティングしてみると、この日に合わせて購入していた新しいギターアンプが故障して音が出なくなっていた。最近購入したばかりで、自宅でも、リハーサルでも、出前演奏ボランティアでも使用し、音が出ていたのに・・・・。前日も鳴っていたのに・・・・。
アレコレやってみてもアンプから音は出ない。時計は開演時間をまわり、目の前には開演を待つお客さま達が・・・・。
機材トラブルは電気・電子楽器に常に付きまとう問題だ。しかし、大抵はライブバーやライブハウスで演奏することが多いため、自前の機材が突然故障しても代替機材を現地調達できる。ところが今日の会場はレストラン。代わりのギターアンプなど無い。こんな危機的状況は初めてだった。
そんな修羅場で、とっさに機転が働いた。リバーブ用に使っているZOOMのマルチエフェクター G2.1u(写真のアンプの上)のアンプモデリング機能を利用して擬似的にギターアンプの音色をデジタル合成し、その音をお店の音響アンプから出力させてもらったのだ。その結果、天井の店内BGM用スピーカー(複数個)からギターの音が降ってくるという妙な感じになったが、とにかく音が出たのでライブを開演した。

あっという間にライブが終わったように思えた・・・・。
音量バランスを決めるリハーサルをする時間が無くなってしまったため、ライブ後のお客さまからは「ギターの音が大きかった」という感想が出た。僕の座った位置ではちょうど良い音量バランスでやったつもり。そして、ピアノのどんぐりさんは、「ギター音量が小さく聞こえた」とのこと。
ピアノの音は、電子ピアノ上に置いたスピーカーから出した。ギターの音は天井から振ってくるという、通常ありえない形。このいびつな音環境が原因となって、僕とどんぐりさんとお客さまの3者で音の聞こえ具合がまったく異なってしまったのだと思う。
そして、必死で動揺を抑えたつもりだったが、やはり演奏に影響が出てしまった。立ち上がり(1〜2曲目)でのミス。そして、ソロの順番を間違える失態。この失敗は、このデュオの以前のライブでもやっている。
僕がノリ切れないのが会場全体に影響してしまったような気がして、その結果、お客さまの盛り上がりもいまいちになってしまったように感じた。アンコールの拍手がなかった時は、マジで焦った。
ファンの方から心のこもったプレゼントをいただき、逆に申しわけない気持ちになった。(帽子等につけるピン。金属線を曲げて、僕の名前である「Atsushi」をかたどってある。手作りのすばらしい品だ。)

八尾のコミュニティFM局「FMちゃお」がライブ直前の1週間、PRを流してくださり、当日にはDJさんも取材に来てくれて、HPにも載せてくださったのに・・・・。

ライブを失敗させてしまったと感じ、お客さま、どんぐりさん、Comodoのオーナーとスタッフに対して申しわけない気持ち、悔しさ、モヤモヤを抱きながら激ヘコみで帰宅・・・・。
ところが・・・・。撮影したムービーと録音をチェックしてみると、思ったよりひどくはなかったのだ。
真空管の豊かさはないが、いつもの「なるちょサウンド」にはなっている。少なくとも、エレキギターとして違和感の無い音色には聞こえている。
そして、可能な範囲でお客さま数名にライブの印象を改めて聞いてみた。すると、「確かにギターの音量は大きかったが、まぁ許容範囲でしょう。全体の出来も、なるちょが気にするほど悪くはなかったと思うよ。アンコールの拍手が無かったのは、いったん閉めたところ、すぐさま大勢のお客さんが花束やプレゼントを持って席を立ったからじゃないかな?プレゼントのお礼としてアンコール曲をやったら、みんな喜んでたし。」という感想ばかり。
つまり、今回の問題は・・・・。
「ピンチを機転で乗り切ってまともな音を出せていたのだから、冷静に自分の音を聞いてそれに気づき、気持ちを切り替えていつもどおりやっていれば、もっとマシな演奏ができたはず。そして、お客さまに十分に楽しんでいただける・・・・、どんぐりさんや自分自身も楽しめるライブに出来たはず。」
葛藤の末、このような結論にたどりついた。
そして、僕が今後心掛けるべき、そしてやらねばならないことを4つ洗い出した。
(1)今回の失敗を糧にして、今後同じようなことがおこっても動揺を本番までひきずることなく、冷静かつ楽しく演奏すること。(トラブルを100%防ぐことは不可能なのだから)または、動揺している自分を素直に受け入れてやり、開き直ること。
(2)機材の異常に早く気づけるように動作確認やスケジュール設定を行うこと。(トラブルに早く気づくほど、冷静に対応できる。)
(3)リハーサルの時間を少しでも確保できるように、開演時間の設定を工夫する。
(今回が3時ではなく、3時30分なら違ったライブになっていたはずだ。)
(4)ソロの順番を間違えるのは、もうクセとしか言いようが無い。なんらかの対策が必要だ。そして、以前も今回も、自分が先にソロを取ってしまっている。これは、もちろん僕の目立ちたがり屋の性格の影響もあろう。しかし、それだけではなく、ジャズの基本パターンである「管楽器やギターは、ピアノよりも先にソロを取る」という習慣が身体に染み付いていることも原因として考えられる。このデュオでも、必ずギターを先にするようにどんぐりさんに相談してみてもいいかもしれない。
後悔の気持ちをこらえつつ、しっかり反省して、同じことを繰り返さないようにレベルアップしていくことにする!言い訳をしても仕方ない。今後の結果で見せていくしかないのだ・・・・!
さて、おすすめCDコーナーのなるちょプレゼンツは、ファンキーなハードバップジャズの名盤「クール・ストラッティン」(ソニー・クラーク)とギターフュージョンの名曲「ROOM335」が収録されたラリー・カールトンの「夜の彷徨(さまよい)」を紹介した。

「クール・ストラッティン」は、僕が大学軽音楽部時代に始めてジャズに触れた際にハマり、数百回は聞いたであろうアルバム。ラリー・カールトンは、僕のナンバーワン・ギターアイドルであり、その彼の代表作である。初めての「アルバム紹介コーナー」では、僕のルーツとなったアルバムを紹介したかったのだ。このコーナー、個人的には続けていきたいが、どうだろうか・・・・。
僕の次の演奏は、東大阪市内の介護施設での出前演奏ボランティア。気を取り直して誠実な演奏をしたい。機材の事前チェックをしっかりして・・・・。
3月29日(日)ダイニングレストランComodo(コモド)での「どんぐり×なるちょデュオ」ライブ。この日からこの記事を書く今日まで葛藤が続いた・・・・。
今回のライブは大きな機材トラブルに見舞われた。本番前に機材をセッティングしてみると、この日に合わせて購入していた新しいギターアンプが故障して音が出なくなっていた。最近購入したばかりで、自宅でも、リハーサルでも、出前演奏ボランティアでも使用し、音が出ていたのに・・・・。前日も鳴っていたのに・・・・。
アレコレやってみてもアンプから音は出ない。時計は開演時間をまわり、目の前には開演を待つお客さま達が・・・・。
機材トラブルは電気・電子楽器に常に付きまとう問題だ。しかし、大抵はライブバーやライブハウスで演奏することが多いため、自前の機材が突然故障しても代替機材を現地調達できる。ところが今日の会場はレストラン。代わりのギターアンプなど無い。こんな危機的状況は初めてだった。
そんな修羅場で、とっさに機転が働いた。リバーブ用に使っているZOOMのマルチエフェクター G2.1u(写真のアンプの上)のアンプモデリング機能を利用して擬似的にギターアンプの音色をデジタル合成し、その音をお店の音響アンプから出力させてもらったのだ。その結果、天井の店内BGM用スピーカー(複数個)からギターの音が降ってくるという妙な感じになったが、とにかく音が出たのでライブを開演した。

あっという間にライブが終わったように思えた・・・・。
音量バランスを決めるリハーサルをする時間が無くなってしまったため、ライブ後のお客さまからは「ギターの音が大きかった」という感想が出た。僕の座った位置ではちょうど良い音量バランスでやったつもり。そして、ピアノのどんぐりさんは、「ギター音量が小さく聞こえた」とのこと。
ピアノの音は、電子ピアノ上に置いたスピーカーから出した。ギターの音は天井から振ってくるという、通常ありえない形。このいびつな音環境が原因となって、僕とどんぐりさんとお客さまの3者で音の聞こえ具合がまったく異なってしまったのだと思う。
そして、必死で動揺を抑えたつもりだったが、やはり演奏に影響が出てしまった。立ち上がり(1〜2曲目)でのミス。そして、ソロの順番を間違える失態。この失敗は、このデュオの以前のライブでもやっている。
僕がノリ切れないのが会場全体に影響してしまったような気がして、その結果、お客さまの盛り上がりもいまいちになってしまったように感じた。アンコールの拍手がなかった時は、マジで焦った。
ファンの方から心のこもったプレゼントをいただき、逆に申しわけない気持ちになった。(帽子等につけるピン。金属線を曲げて、僕の名前である「Atsushi」をかたどってある。手作りのすばらしい品だ。)

八尾のコミュニティFM局「FMちゃお」がライブ直前の1週間、PRを流してくださり、当日にはDJさんも取材に来てくれて、HPにも載せてくださったのに・・・・。

ライブを失敗させてしまったと感じ、お客さま、どんぐりさん、Comodoのオーナーとスタッフに対して申しわけない気持ち、悔しさ、モヤモヤを抱きながら激ヘコみで帰宅・・・・。
ところが・・・・。撮影したムービーと録音をチェックしてみると、思ったよりひどくはなかったのだ。
真空管の豊かさはないが、いつもの「なるちょサウンド」にはなっている。少なくとも、エレキギターとして違和感の無い音色には聞こえている。
そして、可能な範囲でお客さま数名にライブの印象を改めて聞いてみた。すると、「確かにギターの音量は大きかったが、まぁ許容範囲でしょう。全体の出来も、なるちょが気にするほど悪くはなかったと思うよ。アンコールの拍手が無かったのは、いったん閉めたところ、すぐさま大勢のお客さんが花束やプレゼントを持って席を立ったからじゃないかな?プレゼントのお礼としてアンコール曲をやったら、みんな喜んでたし。」という感想ばかり。
つまり、今回の問題は・・・・。
「ピンチを機転で乗り切ってまともな音を出せていたのだから、冷静に自分の音を聞いてそれに気づき、気持ちを切り替えていつもどおりやっていれば、もっとマシな演奏ができたはず。そして、お客さまに十分に楽しんでいただける・・・・、どんぐりさんや自分自身も楽しめるライブに出来たはず。」
葛藤の末、このような結論にたどりついた。
そして、僕が今後心掛けるべき、そしてやらねばならないことを4つ洗い出した。
(1)今回の失敗を糧にして、今後同じようなことがおこっても動揺を本番までひきずることなく、冷静かつ楽しく演奏すること。(トラブルを100%防ぐことは不可能なのだから)または、動揺している自分を素直に受け入れてやり、開き直ること。
(2)機材の異常に早く気づけるように動作確認やスケジュール設定を行うこと。(トラブルに早く気づくほど、冷静に対応できる。)
(3)リハーサルの時間を少しでも確保できるように、開演時間の設定を工夫する。
(今回が3時ではなく、3時30分なら違ったライブになっていたはずだ。)
(4)ソロの順番を間違えるのは、もうクセとしか言いようが無い。なんらかの対策が必要だ。そして、以前も今回も、自分が先にソロを取ってしまっている。これは、もちろん僕の目立ちたがり屋の性格の影響もあろう。しかし、それだけではなく、ジャズの基本パターンである「管楽器やギターは、ピアノよりも先にソロを取る」という習慣が身体に染み付いていることも原因として考えられる。このデュオでも、必ずギターを先にするようにどんぐりさんに相談してみてもいいかもしれない。
後悔の気持ちをこらえつつ、しっかり反省して、同じことを繰り返さないようにレベルアップしていくことにする!言い訳をしても仕方ない。今後の結果で見せていくしかないのだ・・・・!
さて、おすすめCDコーナーのなるちょプレゼンツは、ファンキーなハードバップジャズの名盤「クール・ストラッティン」(ソニー・クラーク)とギターフュージョンの名曲「ROOM335」が収録されたラリー・カールトンの「夜の彷徨(さまよい)」を紹介した。

「クール・ストラッティン」は、僕が大学軽音楽部時代に始めてジャズに触れた際にハマり、数百回は聞いたであろうアルバム。ラリー・カールトンは、僕のナンバーワン・ギターアイドルであり、その彼の代表作である。初めての「アルバム紹介コーナー」では、僕のルーツとなったアルバムを紹介したかったのだ。このコーナー、個人的には続けていきたいが、どうだろうか・・・・。
僕の次の演奏は、東大阪市内の介護施設での出前演奏ボランティア。気を取り直して誠実な演奏をしたい。機材の事前チェックをしっかりして・・・・。












でも、なんといっても、お客様やファンの方たちの暖かさが身にしみますね・・・。わかります・・・。なるちょさんも納得は行かなかったでしょうけど、そんな中でも演奏しきったパワー。敬服と言おうか、ほんと、何と言っていいか、改めてお疲れ様でした。でも確かに現場にいた訳ではないので、詳細?な事は申せませんが、ここがアコースティックではない難しさでもありますよね・・・。
で?アルバムの方ですが・・・、もしかしてアール・クルーではないとは思っていましたが・・・、やはり!これでしたか!私の予想とピッタリでした。たしか70年代後半のアルバム・・・。1枚目の方はちょっと、想像できなかったですけど、何はともあれ、私も読んでいて、焦りましたけど、最後にはホッとしました・・・。これからも、期待してますよん♪
>
>こんな時、焦らない訳にはいかないですよね・・・
焦らないような心の強さを持ちたいところなのですが、僕もまだまだ青いということですわ。
>なるちょさんも納得は行かなかったでしょうけど、
そうですね・・・・。やはり自分に納得がいかなかったですね。
>ここがアコースティックではない難しさでもありますよね・・・。
エレキギタリストを志した以上は、仕方ありません。
それに、アコースティックにはアコースティックの難しさがありますしね。
>やはり!これでしたか!私の予想とピッタリでした。たしか70年代後半のアルバム・・・。
当たりましたか!?さすがはMU!!さん。時期もピッタリです。
カールトンが膨大なスタジオワークとクルセイダーズでの活躍で名を馳せてから出したソロアルバムです。
彼はこれ以前にも2枚ほどソロアルバムを出しているのですが、多くの人々にとってはこれが事実上のファースト・ソロアルバムと言っていいと思います。
「ROOM335」は不朽不滅の名曲・名演ですね。