タソガレブログ

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児童書とBLの甘美な関係①

2007-05-02 21:55:20 | 本に纏わる事
三浦しをんの『シュミじゃないんだ』という
ボーイズラブガイドブック(?)があるんだけど
これがすっげー面白いんだよな。
ボーイズラブ知らなくても十分面白いのです。
私はほとんどBLを読まない人種ですが。

…ほんとぅですよ。
BL読まないのは。

なんか性的な描写に魅力を感じないので。
友情のちょっと深いやつぐらいがちょうどいいんです。
でも「シュミじゃないんだ」を読んで
BLには私の好きな要素がたくさんあるらしい
と認識しました。その好きな要素を今まで
BLじゃなくてどこに見出していたか、というと

・・・児童書。

日夜、児童書にそれに近い要素を求めて
むさぼり読んでおります。

それをちょっと紹介してみようかな、と。
「シュミじゃないんだ~児童書編」ってかんじで(?)



まずは、この分野(?)で語らずにはおれない人。
あさのあつこ先生!

もう多くの人が名前ぐらい知っている
「バッテリー」の原作者ですよ。
でもここでバッテリーを語るのはちょっとおいときまして。

あさの先生はバッテリー以外にも
「NO.6」や「The MANZAI」という少年たちの関係性を
描いた児童書をいくつも書かれているのです。

だいたい
男子A:気が強くて皆になじみにくくてキツイ性格
男子B:ひとなつこくておおらかで男子Aに首ったけ
というパターンが多いんだが。

「NO.6」はちょっと違うようなのです。
パターンとしては、Aがネズミで、Bが紫苑のはず
なんだけど…
3巻あたりからネズミとしてはどうも勝手が違うようで、
紫苑がふとしたときに、強い、今までとは違う顔をみせるのです。
それに、ネズが戸惑っているのがかわらしい。

A⇔Bの逆転現象がおこっちゃってるんですよv
ふふふw

「NO.6」は5巻まで出てますが、こいつはバッテリーより
長くなりそうで、しかも今までより「ふたりの関係性」が
パワーアップしているのに注目であります。
それに
この作品はヤングアダルトといいながらかなりBL要素が高い。
一緒のベットで寝ちゃうし、ちゅーぐらいはしちゃうよ。
はっはっはっ。

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