ONE FINE DAY

「昨日のことは忘れてほしい」
「もう遅い。日記に書いた」

My Sister's Keeper

2009-10-20 | 映画
「私の中のあなた」とりとめもない邦題ですね。
やっと見ました。

号泣。
それでなくとも(アレルギーか風邪かで)鼻水すごい状態だったのに。
観賞中に4回も思いっきり鼻かんでしまいました。
一緒に見ていた方たちごめんなさい。

監督のニック・カサヴェテスって、
ジョン・カサヴェテスとジーナ・ローランズの息子さんでしょうか?
いいですねぇ。眼差しが慈愛に満ちてますね。


いろいろと書きたいことたくさんありますが、
まだご覧になっていない方のために我慢。我慢。

ひとつだけ。
私が海が好きなのは、
思い出の中の至福のシーンが海と結びついていることが多いから。
この映画を見て再確認しました。
この映画の、海辺のシーン大好きです。

帰り道、いろいろなこと思い出しました。
プリンス・エドワード島の白い砂浜で子供たちが
きゃっきゃとはしゃいでいたこと。
ニュー・ファンドランドの荒涼とした海。
くじら観察の船にのったこと。
海風がつよくて子供たちがわたしにしがみついていたこと。
九十九里の海。
房総の海。
相棒と二人でドライブしたイギリス東海岸の海。
しなびた温泉街みたいだった海沿いの街。
結婚前に二人で行った千倉の海。

海は光を映してキラキラと輝き、
波の音、風のなかにまぎれ込んだ笑い声、
きっと至福をイメージ化するのに絶好の舞台なのだ。

お父さん役のジェイソン・パトリック。
いまひとつぱっとしない役者さんでしたが、
この映画ではすごく良かったですよ。
いい役者さんだなあ。



他にもいろいろ見ています。

「さまよう刃」
台詞が極端に少ない静かな映画でした。
台詞がなくとも内容は充分伝わりました。

「クララ・シューマン」
帰ってベートーヴェンが聴きたくなった。

「あなたは私の婿になる」
大笑い!!
サンドラ・ブロックだーーーーい好き!


わぉ・・・

2009-10-02 | 雑記
9月は一度もブログを書かなかったのですね。

映画の感想など書いたことは書いたのですが、
なんだかアップする気力がなかった。はて?
(自分で載せたジョニーの写真を見るのが怖かった・・という説も)


今日は映画の日ということで、
姉を誘って「アマルフィ~女神の報酬」2度目に行ってきました。
MOVIXでは明日で終了です。
姉が「まー君が出てるなら見てもいいよ」というもので。
「容疑者Xの献身」原作を読んでかなり気に入ったらしく、
DVDも見直しているようです。
「容疑者Xの献身」も「アマルフィ」の西谷弘監督作ですね。

私はこの監督の映画好きだなあ。
「県庁の星」でも思ったけど、
底に流れている精神がすごくまっとうというか、健全というか、
それがまったくブレていないのが見ていて気持ちいい。

それと、今日見ていて思ったのですが、
派手に主張してはいないけど、
カメラワークなどさりげなく考え込まれていて、とても映画的。
そう、映画らしい映画なんです。
TVサイズでない、映画のスケールがある。
映画なんだから当然と思いますか?
いやいや、映画のスケール感をもった映画には、
そう簡単にはお目にかかれませんことよ。

つきあってくれた姉にお礼にこの写真を。


「福山、大河、龍馬」って、すごいコピーだね(笑)
なおちゃん、大泉洋さんも出演ですよ!