Gentooのportageは充実したラインナップであるのは確かだが、まだ足りないものもある。そういう場合に頼りになるかもしれないのが overlay で利用可能なオプショナルな portage だ。
オプショナルな portage を入れると、自分が望んでいないアプリケーションについてまでバージョンアップを強要されたりすることもあり得るので、そのあたりは注意が必要だが、興味があればチェックする価値はある。
まず、overlay を簡便に取り扱うためのツール layman を導入する。
この標準的な状態で利用可能なportageのリストは、
で一覧が得られる。ただ、ここで得られる一覧は名前のみであり、それぞれのoverlayにどんなアプリケーションのどんなバージョンが含まれるかは不明だ。詳細はここで表示されるURLをそれぞれ見に行って確認するか、実際に overlay を自分のマシンに追加して確認してみるしかない。
追加したoverlayは簡単に取り除くことができるので、試しに追加してみるのも悪くない選択だ。ここでは science を追加した。
もしも気にいらないなら
で消すことができる。ちなみに、layman で追加した portage ツリーは通常の emerge --sync ではアップデートされない。
などとしてアップデートする。
次に、日本語のマニュアルを見ようと man-pages-ja を追加する。しかし、groff がマズイというメッセージが出る。groff は stage3 でバイナリインストールされたものなのだが、これはUSEフラグで cjk が有効になっていないものらしい。というわけで、日本語が使えるように groff を再インストールする。
もちろんUSE="cjk"は make.conf で設定しておくこと。続いて
で日本語マニュアルが無事インストールされた。試しに
O.K.である。
オプショナルな portage を入れると、自分が望んでいないアプリケーションについてまでバージョンアップを強要されたりすることもあり得るので、そのあたりは注意が必要だが、興味があればチェックする価値はある。
まず、overlay を簡便に取り扱うためのツール layman を導入する。
emerge layman
この標準的な状態で利用可能なportageのリストは、
layman -L
で一覧が得られる。ただ、ここで得られる一覧は名前のみであり、それぞれのoverlayにどんなアプリケーションのどんなバージョンが含まれるかは不明だ。詳細はここで表示されるURLをそれぞれ見に行って確認するか、実際に overlay を自分のマシンに追加して確認してみるしかない。
追加したoverlayは簡単に取り除くことができるので、試しに追加してみるのも悪くない選択だ。ここでは science を追加した。
layman -a science
もしも気にいらないなら
layman -d science
で消すことができる。ちなみに、layman で追加した portage ツリーは通常の emerge --sync ではアップデートされない。
layman -S
などとしてアップデートする。
次に、日本語のマニュアルを見ようと man-pages-ja を追加する。しかし、groff がマズイというメッセージが出る。groff は stage3 でバイナリインストールされたものなのだが、これはUSEフラグで cjk が有効になっていないものらしい。というわけで、日本語が使えるように groff を再インストールする。
emerge -av groff
もちろんUSE="cjk"は make.conf で設定しておくこと。続いて
emerge -av man-pages-ja
で日本語マニュアルが無事インストールされた。試しに
man emerge
O.K.である。
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