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個人雑誌グラス編集部、第二室、オリジナルのSF小説やイラスト、マンガや模型、その他、防犯の家族防衛研究をやっています。

個人雑誌グラス編集部、[観覧注意]血が駄目な人は見ないで!

2017-07-09 22:32:15 | SF小説

個人雑誌グラス編集部、副編集長兼雑用、主力作家で画家の齋藤務です。

今回は、偶然に起こった出来事の話です。それは[血を吸う赤い月]の話しですが、それは恐怖話しでは無く、実際の話です。
私が、今、訳が有って、自分の油絵の処分をしていて起こりました。その処分中の作品で、花鳥風月をテーマにした。深夜の月光を引き裂いていて、つい手の親指を切り、その血が処分する深夜の月光の月に付いて仕舞い、そこに描かれていた。真っ白い月が、私の血で赤い月に変わって仕舞い、私自身、大変に驚きました。
暗い闇の中に真っ白い月の光に浮かび上がる巨木の藤、背景を描き込んで行き、藤の花枝を風に舞わせ、水面に朧月を描き込み、水鳥を浮かばせてから手前の草葉を描き完成させる予定の、まだ初期の描き掛けの作品でしたが、早々と描き込んだ白月が、私の血で、見事な程に赤く染まり、幻想的な赤月に変貌して仕舞い、私も、指の痛みを忘れる位、その美しさに見惚れて仕舞いました。

何の意味も無い作品でしたが、ここで完成した様に思えました。一瞬の美の輝きを放った。一枚の油絵、もし許されるのならば、落ち着き安心した時に、もう一度、この月を描きたいと心から思いました。
「血を吸う赤い月」は今、庭の壁にもたれ、雨風の中で朽ちて行きます。私は、それを描いた作者として見て行こうと思います。風雪の中で、どう芸術が変わって行くのかを見るのも、儚い人生を歩む人間である自分と、生み出された模造の景色の作品の美の輝きが消える。その瞬間を見届けようと思います。

2017年7月9日、個人雑誌グラス編集部、副編集長兼雑用、主力作家で画家の齋藤務、
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