Sugar's Adventure (PCT trail name is "SUGAR" in 2016)

2016年 米国 Pacific Crest Trailの踏破 及び 2013~14年 南米の自転車旅行を紹介

2016年4月19日 San Diego

2016-12-01 07:12:07 | 2016年PCTへの旅―4月
この日 San Diego に着く



― 初めに -

このブログは、 2016年 米国の Pacific Crest Trail を一人で歩いたハイカーの記録です。
歩き始めの時 66歳 終了したとき67歳でした。

Pacific Crest Trail とはいったい何でしょうか。略称で「PCT」と呼ばれています。Trail(トレイル)とは山道のことです。山道といっても、日本の高尾山の山道、北アルプスの山道とは違います。PCT の Trail は、基本的に馬が歩けるように作られています。従って、だいたい水平な道が多く、山を登るときはスイッチバック方式(ジグザグ)になっています。直登はありません。

問題はその距離の長さです。PCTは、メキシコ国境から始まり概ね太平洋から 200km ぐらい内陸部の山岳地帯を通りカナダ国境に達しています。メキシコ国境からカナダ国境までは直線距離では 2000km ぐらいですが PCT の距離は 4260km あります。直線距離の約2倍です。これはPCTが、山岳地帯の中で馬・人の通行可能な場所を求め相当「蛇行」しているからです。

この 4260 kmを誰が歩くのでしょうか。一日 20 km程度の距離では 213 日かかります。また別の問題もあります。それは、カリフォルニア州中部に「シエラネバダ山脈」という大山塊がありこの山脈は雪のため 6 月にならないと歩けるようにならないということ、及びカナダ国境地帯は 10 月には雪が降り始めるため、9月までにカナダ国境に着かなければならないということです。つまり歩く時間はそう長くは取れないのです。

この限られた時間で歩こうと思えば、一日 30 km~ 40 km、これを5~6ヶ月続けなければなりません。若い人にとっては、一日 30 km~ 40 km 歩くことは可能かもしれませんが、5~6ヶ月間の休暇を取ることは難しいでしょう。退職して時間のあるシニアには 一日 30 km~ 40 km歩くことは難しいでしょう。

結論を言えば、このトレイルに挑戦しようとする人は、休学届を出してきた大学生、仕事を辞めてきた元会社員、アルバイトで生活をしており比較的長期休暇を取りやすい人、退職して時間のある人、などなどです。このPCTトレイルの踏破を契機として新たな人生を切り開きたいという人もいます。

私の場合、「退職して時間のある」範疇ですが、「足」は強くありません。「半年間で 4260 km」を絶対とは考えていません。もし途中で進行が遅いようであれば、ヒッチハイクでもなんでもして臨機応変に距離を稼ぐつもりです。

PCTの南の出発点はメキシコ国境沿いにある Campo という小さい村です。Campo に行くためには San Diego に行かなければなりません。


4月19日

成田空港を4月19日17時に発ち、ロサンゼルスで乗り換え、(時差の関係で)4月19日11時 San Diego に着きました。San Deigo での宿泊場所は 「Hostelling Int’l - San Diego」 です。

San Diego では スマホの「sim」カードを購入、ATM でドルを引き出しました。

ちなみに、私はこの年まで米国に来たことはありません。初めてです。英語も NHKラジオ 第二放送の英会話を聞いて勉強したぐらいです。当然、ほとんど英語はできません。

私が以前勤めていた会社の当地駐在員A君に会いました。

A君より面白い話を聞きました。

私「メキシコを自転車旅行したいが安全ですか?」(自転車旅行は私の趣味です)
A君「メキシコは危ないですよ。大通りでも襲われることがありますよ。やめておいたほうがいいですよ」

米国のいわゆる Down Town について

A君「アメリカのダウンタウンと呼ばれる地区は、ほとんど南東の方角にあります。それは「風」と関係があります。つまり、一般に、風は、西から東へ(偏西風)、北から南へ(北風)と吹きます。従って、昔、道路の埃、蒸気機関車のばい煙などは風により南に及び西へ運ばれそこにたまりました。そのためその町の南東の方角の地区は住みにくくなりました。その場所から白人が出てゆきかわりに黒人が住み始めました。このようにしてダウンタウンという場所が形成されました」 なるほど。

異国の地で話せる人がいるというのは本当にうれしい



 サンディエゴのユースホステル(ここに泊まる)


サンディエゴはアメリカの軍港でもある。退役した空母が、ミュージアムとして子供たちの教育の場になっている。


これは第二次世界大戦の帰還水兵のモニュメントの様だ。いかにもアメリカという感じだ。

 
兵士の前で演説をする将軍のブロンズ
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