豊田議員の新たな音声データが報道された。
放送された限りでは、仕事に誠実でない部下への叱責がエスカレートしたものと推測される。ハラスメントという言葉がなかった時代を生きた自分にとって、議員の言葉は乱暴ではあるが、議員の言のとおり部下である秘書の度重なる失敗に起因するとすれば、やむを得ない程度と思う。いや、あれ以上の罵声を浴びたからこそ自分は成長できたとも思う。あれほどの高学歴で、6年余も先生と呼ばれる環境に置かれたら、もう少し人格を陶冶し円満な統率力を身に着けることができたのではなかろうかと残念でならない。統率という言葉は一般社会では死語となったが、軍隊組織では上級者や指揮官には必須の資質とされている。これは、部下が危険な任務にも従事するのは、正当な命令と命令者の人格に服従することが前提となっていることを古今の歴史が示しているからである。豊田議員の場合は、正当な命令ではあるが、命令者としての人格に欠けるところがあったと思う。女性蔑視ではないことを前もってお断りしての論であるが、一般的に女性は感情のコントロールと長期的な視点に難があると思う。
豊田議員、山尾議員、今井議員、蓮舫議員、野田聖子議員、小池知事・・・。直情型感情のコントロールと長期的な視点に研鑽されんことを祈るものである
