リンゴ、といえば青森県か長野県が日本の産地の両横綱。と理解しておりました。が、近所の八百屋さんの店先で、何と群馬県生まれのリンゴの品種があることを知り、親父さんの薦めで購ってまいりました。
この群馬県生まれのリンゴの名前は「名月」といい、沼田市にある群馬県農業総合試験場において、既存の品種「あかぎ」に「ふじ」を交配させ誕生したもので10月下旬~11月にかけて成熟するやや晩成型の品種です。
「名月」は、普通のリンゴより大きめの果実。果皮の色は、黄緑色から黄色、陽の光が当たる加減によって赤く染まる部分も。果肉の色は淡い黄色で、酸味が少なくとても甘くジューシーです。
「名月」の栽培地は、誕生した群馬県がトップを占め、以下青森県、長野県と続きますが、リンゴ全体からみれば0.2%と、市場に出る数量も少なく、食べ頃の旬も11月~1月頃と比較的短い希少な品種です。
お店に青森県出身で、少々口が悪く、おらが国、故郷自慢の常連客がいらっしゃいます。時おり生産量日本一の「津軽リンゴ」について、熱心に誇らしげに話をしてくれます。このお客さまに、群馬県生まれのリンゴ「名月」を、デザートとしてお出しした時のリアクションが、今から楽しみです。皆さまも群馬県生まれのリンゴの味を、一度ご賞味ください。
GINZA と ん ぼ
富士子
この群馬県生まれのリンゴの名前は「名月」といい、沼田市にある群馬県農業総合試験場において、既存の品種「あかぎ」に「ふじ」を交配させ誕生したもので10月下旬~11月にかけて成熟するやや晩成型の品種です。
「名月」は、普通のリンゴより大きめの果実。果皮の色は、黄緑色から黄色、陽の光が当たる加減によって赤く染まる部分も。果肉の色は淡い黄色で、酸味が少なくとても甘くジューシーです。
「名月」の栽培地は、誕生した群馬県がトップを占め、以下青森県、長野県と続きますが、リンゴ全体からみれば0.2%と、市場に出る数量も少なく、食べ頃の旬も11月~1月頃と比較的短い希少な品種です。
お店に青森県出身で、少々口が悪く、おらが国、故郷自慢の常連客がいらっしゃいます。時おり生産量日本一の「津軽リンゴ」について、熱心に誇らしげに話をしてくれます。このお客さまに、群馬県生まれのリンゴ「名月」を、デザートとしてお出しした時のリアクションが、今から楽しみです。皆さまも群馬県生まれのリンゴの味を、一度ご賞味ください。
GINZA と ん ぼ
富士子