銀幕大帝α

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荊棘(ばら)の秘密

2016年12月07日 13時40分50秒 | 亜細亜サスペンス
THE TRUTH BENEATH
2016年
韓国
103分
サスペンス/ドラマ
劇場公開(2016/10/22)



監督:
イ・ギョンミ
脚本:
イ・ギョンミ
パク・チャヌク

出演:
ソン・イェジン
キム・ジュヒョク
キム・ソヒ
チェ・ユファ
シン・ジフン




<ストーリー>
国会議員に立候補したチョンチャンの娘が突然失踪する。誰も信じられない母・ヨノンは、たったひとりで捜索を開始するが…。

-感想-

行方を眩ました娘は不良でしたか。
何処かで誰かと遊んでいるんだろどうせとか思ってたら死体となって発見。
此処から娘に関する隠されていた真実が次々と明るみになっていく。

イジメ、盗撮等社会が抱える不安要因をテーマに盛り込みつつも、良からぬ行為を働くとそれらは悪い方向へと連鎖していき結果、残されるのは悲劇のみという重たい内容。
脚本の一人として『オールド・ボーイ』のパク・チャヌクが名を連ねているが、彼らしい息苦しくなる展開と雰囲気が本作でも十分に発揮されている。

死体となる不良娘もそうだが、最後まで観ているとまともな人間が殆ど出て来ない事に気付かされる。
母親も父親も教師も友人も全て。
捜索願を警察に届けた際に行方不明となった当日は一人の男の轢き逃げ事件しか起きていないと言われるが、まさかのこれ、れっきとした伏線。
一見関係のない要素を終盤になって関係のある要素として違和感なく結び付けてくる辺りが韓国映画の素晴らしき演出。
また惨殺された娘の遺体を躊躇する事も無くリアルに映し出す所にも勢いを感じる。
車で何度も前進後退しながら轢き殺す惨さも同じく。
ここまで残忍に描き切るには勇気が必要だろうが、韓国映画はさらっとやっちゃうから恐ろしい。
ホラー映画とはまた違う目が離せない怖さと言うべきか、各人の持つ憎悪が爆発した時、真相が暴かれて行く中で車のアクセルを怒りで吹かすが如くおぞましさが闇雲に暴走して行ってのラストなので決して気持ちの良い作品ではないわな。

韓国の男性は分が悪くなると相手が女性でも平気で暴力に頼るから腹が立つ。

荊棘(けいきょく)と書いて「ばら」と読ませる日本の配給会社はセンスが良い。

今作の昔はかなり大好きだった女優図鑑

主役のソン・イェジンさん。
キム・ハヌルさんの次に好きな女優さんでしたが、もう母親を演じるお歳になりましたか。
清純派女優として名を馳せたソン・イェジンさんですが、本作にはその面影は無く、娘の遺体が出てきた後に見せる表情には概ね狂気しか感じられず。


これまでの印象を遥かに覆す鬼の形相を突如見せ付けられ、正直驚きと共にゾクッとした。
脱清純派となるか。

評価:★★★
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