銀幕大帝α

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珍遊記

2017年01月19日 12時59分11秒 | 邦画コメディ
2016年
日本
100分
コメディ
劇場公開(2016/02/27)



監督:
山口雄大
『デッドボール』
原作:
漫☆画太郎『珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~』
編集:
山口雄大
オープニング曲:
RIP SLYME『Take It Easy』
エンディング曲:
RIP SLYME『Drop!』
バトルソング:
マキシマム ザ ホルモン『アバラ・ボブ<アバラ・カプセル・マーケッボブ>』/『ジョニー鉄パイプIII』
出演:
松山ケンイチ山田太郎
倉科カナ玄奘
溝端淳平龍翔
田山涼成じじい
笹野高史ばばあ
温水洋一中村泰造
ピエール瀧山田太郎(変身前)



<ストーリー>
天竺を目指して旅を続ける玄奘は、偶然出会った老人に不良少年・山田太郎の更生を頼まれる。太郎の恐るべき妖力を封印した玄奘は、なぜか彼を引き取ることになってしまい…。

絶対に観ろ!バカヤローッ!!!

伝説のギャグ漫画
まさかの実写映画化!!


-感想-

「ばばあ」「なんだいじじい」「いいじゃろ、わしゃあもう我慢できん!」

おっさん同士で何やっているだかw

これはもう無駄金を使いまくった壮大なお遊戯会。
5パー真面目、残り95パー不真面目。
適当に作っている所としっかりと作っている所との温度差が非常に激しい。
基本はギャグだが、これが思ってた通りに寒かった。

「花は草が化けると書くからね」
ここ笑うところか?
けど技の横文字名を漢字に変換してテロップとして出す時とか、一言一句印象に残る部分は多い。
笑える笑えないは別にして言葉遊びそのものは面白いと思う。

真面目な5パーと感じたのはアクション。
特に松山ケンイチと酔拳使い温水洋一とによる編集で巧く誤魔化したバトルは正直観てて楽しかった。

ここも含め気持ち良く暴れ回る場面は監督の熱意とやる気を画面を通じても伝わってくる。
それ以外はちんこだ。
ふにゃちん並みの意図的にやる気のなさを出したコント祭り状態。
逆にその緩さが癖になってくる人もいるかもしれないが。
自分的にはアクションとアクションの合間の時間を有効に使っていないどうでも良さにちょっとイラついたけど。

原作の漫画はリアルタイムで読んだが全くと言っていい程、記憶に残ってない。
多分私自身が端からつまらないと思い込んでいたので気合入れて読んでいなかったのだろう。
だから実写版となる本作も気合を入れて観ていない。
期待する方が変だし、期待してもそれに答えてくれないと分かり切っている。
こんな見方してたら漫画同様記憶に残るはずもない。
1年経ったら忘れてしまう内容だったが、一ヶ月位は頭に残っているかもしれない。
怪物山田太郎をも倒してしまう最強の男に温水洋一という良い意味でのミスキャストぷりがこの作品の持ち味になっているのは確かで、このいい加減な配役を直ぐに忘れろと促されてもそうは簡単にいくはずもなく、その点のみに関しては監督の思惑通りになっているのとちゃうかな。

評価:★☆
17/01/19DVD鑑賞(旧作)
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