銀幕大帝α

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BAD MAX 怒りのリベンジ・ロード

2016年08月10日 13時39分51秒 | 洋画アクション
INFIDUS
2015年
イタリア
80分
アクション
劇場未公開




監督:
ジュリオ・デ・サンティ
『ヒットマン:ザ・バトルフィールド』
脚本:
ジュリオ・デ・サンティ
出演:
ミノ・ボニーニ
マッシモ・カラテッリ
ステファニア・ボニーニ
ドメニコ・ヴァニャッティ




<ストーリー>
7年ぶりに出所した男・バラバは、今や殺人映画を金持ちに提供する外道となった妻とその一味への復讐を開始する。一方、そのビデオ内で妻を殺された男・マッシモの報復劇も始まろうとしていた。

-感想-

説明不足過ぎやしないか。
復讐劇なんだなてのは何となく分かってくるけど、話の根本的な軸、流れの概要がまるっきり伝わって来ない。
途中から主人公の相棒になるババア誰だよ。
脚本が適当・貧相に感じた。


ジャケット見て勝手に主人公はミスター・Tの様な黒人俳優なのかと思い込んでいたのだが、実際に観たらデブの白人でした。
それと「85分間」てジャケに書いてあるけど80分しかねぇんだが。
鯖を読むな、嘘吐きが!
残りの5分は何処にあるんだよ。

まぁそこは別にどうでも良いんですよ。
私が怒っているのはストーリーとかじゃないんです。

画面処理

これ!

この監督の作品は強烈なグロ描写を用いたバイオレンス映像が魅力、最大の見所な訳であって、それを期待して借りるであろう私みたいなグロ好き映画ファンをバカにしているだろ!!そんな画面処理が本作には施されているんです。

日本版だけなのか、本国版も同じなのかそこはちょっと比べてないので確認は出来ないが、通常の何も無いシーンは普通の映像なのに、注目のバイオレンスシーンに入る手前から急に画面が真っ赤っか。
それも目がチカチカして何を映しているのか分からない程の赤いフィルターが掛けられているんだわ。
例えばこんな風。

ショットガンで悪党の頭をふっ飛ばしているシーンなんだけど、観辛いねん!!
同じシーンが予告編でも観られるけど、そちらはフィルターが掛かっていない。

この差別化は何なの?

大体この監督の作品はグロ映像が多く本編を占めているのが特徴な訳で、という事はそう、全体の8割方は画面が真っ赤という、猛烈に鑑賞意欲を失わせる映像処理には腹が立ちまくりだったわ。

大切な切り株が真っ赤画面で全て台無し。
脳味噌とか腸とか出まくってるのに、赤すぎて何がどうなっているのか判断出来ず苛々、苛々。

監督はグロに力を入れて制作しているのは確かで、もし仮に配給会社の意図としてこんな形に映像が改善されたって知ったら本人も怒るだろうなぁ。
監督自らがこういう形したっていうのなら最早ファンの楽しみを奪ったバカとしか言い様がないが、私は前者であることを願う。

兎に角過剰な映像処理によりフラストレーションが溜まるだけの「ジャパン・エディション」だった。

観る気を失う映像、ストーリーの陳腐さ、ずっと流れているオルゴールみたいな音楽。
糞のデメリットが3つ重なり、眠気倍増。
1番大事な映像させしっかりしていれば、所々で目がカッと開いただろうに、それすらも糞だから、半分うつらうつらな状態で観終わり開口一発「つまんね!」。

そういう事で今回は残念ながら切り株画像記事はなし。

評価:
16/08/10DVD鑑賞(旧作)
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レンタル開始日:2015-11-27
メーカー:エクリプス

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