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移民政策よりも、人工妊娠中絶という命を軽視する政策をやめるべき

2014年03月15日 12時43分33秒 | 国家の安全

 内閣府が、移民受け入れの本格的な検討を始めたというニュースに、本当に腹立た しい思いがします。だいたい経済諮問会議という組織自体が、なぜそんな大事なことを決める権限があるのかと言う気がします。選挙で選ばれたわけでもないの に、有識者などという肩書は、一般国民よりもはるかに深い知識と洞察力を持っているかのようにイメージさせます。しかし、それはあまりに国民を馬鹿にして いるのではないでしょうか。誰が、どういう審査でこの人達を選んだのか、それもわからないままで、その議論の結果が国政を左右するなどというのは、おかし いです。どこが民主主義なのでしょう。



 欧米を見れば、移民政策の失敗は明らかであり、ヨーロッパなどは、もう遅きに失しているものの、その転換を図ろうと苦心していま す。なぜ、この現状を反面教師にして、考えないのでしょうか。わが国が、移民を大量に受け入れれば、これら欧米と同じ問題が起ることになります。

三橋貴明さんも、これは自然国家であるわが日本国が移民国家すなわち人口国家に変わってしまう重大事だとおっしゃっていました。こんな重大なことを選挙で選ばれたわけでもない人々が決めるのは、あまりに僭越なことと思わないのでしょうか。

三橋さんは、これは経済的自虐史観であるとおっしゃっています。

以下引用



「高齢化で日本は衰退します」

「グローバリゼーションに逆らってはなりません」
「生産年齢人口が減り、地方からの人口流出が止まりません」


「だから、外国人の移民を増やしましょう!」


 というロジックになっているわけですが、そこに「自分の国の経済は、自分たち国民が成長させる」という気概や「魂」はないのです。根底には、「日本はダメな国」「日本は衰退する国」という思想が根付いているからこそ、すぐに、
「外国(外国人)に頼ろう!」
という発想になるわけで、「移民問題」は戦後の自虐教育の延長線上にあることが分かります。

 


 日本は古事記日本書紀の 神話では、天の益人(あめのますひと)、即ち人口がどんどん増える国だと書かれています。それは黄泉の国から逃げ帰ってこられた伊邪那岐命(いざなぎのみ こと)と追いかけて来られた伊耶那美命(いざなみのみこと)が黄泉との境である黄泉平坂で千引岩を挟んで対峙され、伊耶那美命が一日千人を殺すと言われた 時に、伊邪那岐命はそれならば一日千五百の産屋をたてるといわれ、亡くなる人よりも生まれる人のほうが多くなることを宣言されたからです。

もし現在、人工妊娠中絶がこれほど安易に軽く行われることがなくなれば、人口は自然に増えていくのです。自然に反逆したようなことを法律で認めているから、人口が減少していくのです。


 日本が日本としての個性をこの先持ち続けていけるかどうかは、日本が自 然国家であることが重要です。グローバリズムという一見民主的に見えるものに騙されてはいけません。民族がその民族としての個性を大切にする事こそが世界 に貢献できる価値なのです。世界中皆同じにしてしまって、誰がいったい幸せに成るのでしょうか。

 自然保護とか言いながら、そして自然の多様性を重んじなくてはいけない と言いながら、人類の文化文明から多様性をなくしていくのがグローバリズムです。多様性というのは、その国その民族の個性です。努力なくしては守られませ ん。それぞれの国が個性を守ることは、移民政策ではできません。

多民族と共生などと甘いことを言っていて、どんどん自分たちの生き方を変えられていくのです。日本が多民族国家となり、いつか外国からの帰化移民が多数の政治家となり、官僚となり、総理大臣と成るような社会となった時に、どうして日本の文化伝統が守られるでしょうか。


 移民政策を考える前に、日本人の大切な小さな命、胎児の命を守るべきです。もちろん日本人にかぎらず、どんな胎児の命も守るべきです。日本が生まれるべき胎児の命を守っていく社会になった時に、自然に人口は増え、自然国家としての日本は存続していくことでしょう。




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