勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

智慧の象徴、虚空蔵菩薩の縁日に想う

2017-01-13 22:13:17 | Weblog
大晦日の除夜の鐘、年始参り、来客、年末年始からの一連行事がひと段落し、やがて松の内が明けると法事や役員会、仏教講話、そして節分の星供など、次の行事が立て続けに控えている。

ここ数日はお蔭で風邪などは引かないが、少し疲労気味で本調子でなかったGikoohも今は持ち直し、如常に過ごしている。皆様も体調管理にはくれぐれもご用心を。

さて、写真は総社市内にある老舗の茶舗「月仙堂」さんにて。(昨年12月29日撮影)。店の大旦那は大正5年生まれの御年100歳。長年の経験で培ってこられた技と智慧の結晶は、名実共に茶界の最高峰で、店を訪れる多くの人の心を捉え続けている。

総社市内にはお茶屋さんが3~4件ほどあり、それぞれに特徴があって、茶通を唸らせる職人技が光る。それぞれのお店にはファンがおられる。今は総社のことを書いているが、エリアを広げれば、幼少期にGikoohが茶好きになる縁を頂いた茶店が倉敷の水島にもある。

ともあれ月仙堂さんはGikoohが平成11年に着任した時から通っており、今年で18年になる。茶葉は買い置きするのではなくて、少量を都度求めるのが理想だから、住まいからお店が近いと何かと有難い。

勝福寺は来客が多いが、月仙堂さんの茶葉は接待に欠かせない重要な役目を担っている。

先月12月29日、100歳のお誕生日を目前にされた大旦那さんを訪ね、写真を一緒に撮って頂いた。とても有難いひと時だった。
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