勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。

第37回「世界連邦岡山県宗教者大会」に参加して

2017-07-12 21:56:32 | Weblog
ご本尊さまにお供えしている茶菓は、金光教本部の神前町商店街に立ち並ぶ「小川屋」という老舗で求めてきた金光饅頭。Gikoohは素朴なこの饅頭がとても好きで、金光方面へ出掛けた際には立ち寄るほどだ。

さて昨日は、第37回「世界連邦岡山県宗教者大会」が浅口市金光町に本部を置く、金光教本部において開催され、Gikoohは総社市仏教会の一員として参加させて頂いた。浅口市といえば、人口約35,000人の小都市ながら、金光教の本部あり、国立岡山天体物理観測所あり、鴨方手延べそうめん、魚で有名な寄島、植木の町など県内外から広く親しまれている。

どれも魅力的だが、現在、京都大学が岡山天体物理観測所の隣接地に建設中の口径3.8mの光学赤外線望遠鏡は何と東アジア最大といわれ、天文学の発展に大きな期待が寄せられているという。浅口は天体観測に相応しい安定した気候に恵まれ、Gikoohも同天文台を何度か訪ねたことがあるけれど、立地条件はとても良い。大会の来賓祝辞で、市長さんから浅口市について色々ご紹介頂いたが、星が好きなGikoohは特に天文台の話に心惹かれた。この望遠鏡で10km離れた場所から五円玉を覗けば、その表面の凸凹までクリアーに見えるというのだから驚いた。日本の技術は素晴らしい。

本題の世界連邦岡山県宗教者大会だが、年に一度、岡山県下9つの宗教団体の関係者が一堂に会し、世界平和の祈願や近々の災害で尊い人命を奪われた人たちの追悼、また被災地の復興を祈願する等、意義深い式典だ。今回は金光教様が担当で、大変ご尽力を頂いた。

全県そうだと思うけれども、岡山県の宗教者は、宗教の垣根を越えて1つのテーマで協力出来る素晴らしい県民性だなと深く感心させられる。祈願祭の後で、金光教学院長の記念講演を拝聴した。その真摯な姿勢にGikoohは感動した。先生曰く、一人の宗教者として、道の誠を説いても、説き手の行動が伴なうことが重要。宗教者の前に誠の信仰者であれ、という旨の言葉は的を射ており、宗教者の一人ひとりが考えなければならないと思った。

それから、近年よく耳にする「無宗教」という考え方について、無宗教ということは人知を超えた神仏への畏敬がなく、その人自身の心の支えや道標がないに等しい。つまり自己中心に陥りやすく、人として寂しいことと理解したが、「宗」とは一番大切なところという意味もあり、人はやはり縁のある宗教、宗旨に心身を委ねるのが幸せへの道なのだと確認した。

頂戴した「ようこそ金光教本部へ」というリーフレツトを拝見していたら、本部広前の一日の中で、教主様(5代目)が会堂へ出仕されるのは毎朝3:40.4:00から朝のご祈念をなされ、5:00からは天地金乃神という神様と参拝者との「取次」というお仕事を15:00過ぎまでなされるという。

Gikoohは真言宗の僧侶だが、この度金光教様の御教えの片鱗に触れられたことは本当に有難く、また岡山県にこんなに素晴らしい宗教があることを誇りに思った。

Gikoohは今秋、総社市仏教会役員の任期が終わり、当分この大会に参加することも叶わなくなると思うけれど、世界連邦岡山県宗教者大会に参加させて頂いた経験は、生涯、自身の宝になると思う。

明日も早いのでこの辺で。
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