ギガドラ狩人魂

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属性重視劣勢の原則(2)のつづきの続き

2008-10-25 13:03:02 | MHP2G
属性重視劣勢の原則2-1(前々回)

属性重視劣勢の原則2-2(前回)

というわけで、やっとの
『属性重視劣勢の原則2-3』

  ◇

【おさらい】
・真滅一門に抜刀術・斬れ味+1を付けたものを(A3)
・ガオレンズトゥーカに抜刀術・斬れ味+1を付けたものを(B2)
両者のダメージ力はほぼ拮抗しているものの、溜め斬りの威力に大きな開きがある為ガオレンに軍配が上がっている。

だが、これらは机上の空論でしかない。
そこで以下は、実際にクシャルダオラに挑む場合に、有効なスキルや戦術を考慮し起こるスキルの制限を条件に加味する。

■実際、クシャルダオラに攻撃する場合(case5)
 実のところ、クシャルに挑む場合、スロなしやスロ1の武器では「ミズハ・真」を用いた理想的なスキル構成を実現することは難しい。
case4のように「匠」「抜刀術」と発動させた状態では両武器とも「龍風圧無効」の発動が不可能なのだ。

 そこで、「匠・斬れ味+1・抜刀術・霞皮の護り・耳栓」を発動できる3スロ大剣の一つ「セイリュウトウ【凶】」(C)と、ミズハ真一式と【真滅一門】で発動できる中で最も攻撃力の上がる「抜刀術」(D)、又、参考に、立ち回りの安定する「斬れ味レベル+1」(E)を発動させた場合のダメージをそれぞれ検証する。

■(C):セイリュウトウ【凶】(攻1248):斬れ味+1・抜刀術
■(D):真滅一門(攻1008:龍860):抜刀術
■(E):真滅一門(攻1008:龍860):斬れ味+1

ぱっと見の印象ではどちらが強いかは分かり難いかもしれない。
しかし、これまで一連の記事を読んできた方ならば、この時点で、
【凶】と【真滅】の[攻撃力240]の差が[龍属性860]で埋まらないことは
ある程度想像できるのではないだろうか。
(名前はものすごく【真滅】が格上っぽいが)

では、実際に計算してみよう。

■抜刀斬り
⇒C:81ダメージ(斬れ味+1・抜刀【凶】)
([0.48×1.25×[1248÷4.8]×1.5=117]⇒[117×0.7]=81.9)
⇒D:79ダメージ(抜刀【真滅】)
⇒E:77ダメージ(斬れ味+1【真滅】)
■斬り上げ
⇒C:期待値68ダメ、会心78ダメ、通常62ダメ
⇒D:66ダメ
⇒E:75ダメ
■薙ぎ払い
⇒C:期待値53ダメ、会心60ダメ、通常49ダメ
⇒D:57ダメ
⇒E:64ダメ
■溜め(抜刀)((E)のみ納刀不要)
⇒C:タメ1 / 121ダメ:タメ2 / 163ダメ:タメ3 / 243ダメ
⇒D:タメ1 / 107ダメ:タメ2 / 137ダメ:タメ3 / 193ダメ
⇒E:タメ1 / 103ダメ:タメ2 / 130ダメ:タメ3 / 182ダメ

斬り上げや薙ぎ払いあたり、
「あれ?存外拮抗したぞ?」と思った方。
その通りで、筆者も今びっくりしたのだ。(ぉぃ)
また、斬れ味+1での薙ぎ払いは実際の使用頻度は置いておいて、
理論値としてはそこそこ優秀な数値を見せた。

  ◇

【まとめ】
 やはり溜め斬りの威力に大きな差が出ること、頭部破壊に龍属性が必要ないこと、紫ゲージの長さなどを考慮すると、結局クシャルの討伐には属性の全くついていない【凶】などの使用が望ましい(よくよく考えると匠のいらない【大王虎】に抜刀術でもいいが)。
 実際の攻撃パターンの中でも「ガオレンvs【真滅一門】」と同じことが起こるため、その点からも【凶】有利に一助を添えることができる。
ただ、【真滅一門】もタメ斬りの威力こそ振るわないものの、局所局所を見ればそこそこの威力を持っていることが分かった。

 設定上『対』である「封龍剣【真絶一門】」がほとんど憐憫の対象であるのに対して、【真滅一門】が各所であまりネタ扱いされないのはこのためだろう。
ただし、「一見分かり難い」「大きな差がでない」だけであって、「劣っている」ことに代わりはないので、やはり効率を考えるのであれば普段使いの武器として耐え得るものではない。


ただ、あくまでこれは『普段使いとしては』だ。

今まではクシャルダオラとリオレウスを主な例に取っているが、もし、もう少し肉質が物理=龍に近いモンスターが存在するのであれば、そうしたモンスターには「封龍剣」シリーズが有効なのではないだろうか?

また、来年発売予定のモンスターハンター3(トライ)では大剣に「連続攻撃」が追加されていることなどから、属性に有利な手数アクションも増えるのではないだろうか?

***********

というわけで今回はここまでにして、
次回は『属性武器が有効な特殊状況』、
つまり【属性重視劣勢の例外】を書こうと思います。


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