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戦後は終わっているのだよⅡ

2016-12-24 21:28:16 | 国内政治

固定観念の虜となり時代錯誤に陥っているのは日本の左翼もだ。
日本国憲法は戦前の狂信的な国家主義への深い反省に基づく。
偏狭なナショナリズムは軍事力による国家意思の発動に通じる。
前文の「諸国民の公正と信義に信頼し」はこれを否定するものだ。

この憲法が作られたのはまだ米ソ冷戦が顕在化する前だった。
ファシズムが完全に否定され世界が恒久平和を夢見ていた時代だ。
その後、朝鮮戦争が勃発し恒久平和の夢は破られた。
それと共に警察予備隊の発足で非武装の日本は放棄された。

当然の事だと思う。恒久平和の前提が無くなったのだから。
それでも米国の圧倒的軍事力の下で自衛力は最小限に抑えられた。
これが半世紀続いた。いわゆる日本の戦後レジームである。
左翼は非武装中立を唱えたが、いつしか自衛権を認めるに至った。

賢明にも日本国民は不毛のイデオロギー論争に加担しなかった。
"進歩的"左傾マスコミの共産主義的扇動に乗ることは無かった。
一方で国粋主義の復活も無かった。絶妙なバランスだったかも。
そしてようやくバランスではなく国益を真正面に据える時代に。

傲慢でも卑屈でもない適切なプライド。国家においても同じだ。
成熟した市民社会へのストレートなアプローチの時代だ。
協調も大事だが主張すべきことは主張する外交。戦後との訣別だ。
左翼のチェックは独善になる。新時代のチェックがあるはずだが。

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