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日本ブーム

2017-03-29 12:00:00 | 日本論

"世界的日本ブーム"はフェイクではないようだ。
少なくとも韓流ブームのようなごり押しではない。
もちろんマスコミ報道で舞い上がると痛い目に会う。
もっと地味で堅実な深いものにする努力は欠かせない。

これはネットの普及を抜きには考えられない。
地球の裏側で演歌が流行るなんて一昔前は考えられなかった。
リーマン以後新しい可能性を日本的なものに求める例も多い。
世界全体が閉塞感が漂っていることの反映とも言える。

日本人が思わぬ場所に外国人が殺到する例も珍しくない。
感性の違いもあろうが、日本人が見落としていた所が多い。
浮世絵が初めて欧州に渡ったのは陶磁器の包装紙としてだ。
日本では芸術品というよりパンフレットのような日用品だった。

改めて認識させられたこと。それは文化というものの価値
当たり前のものとして意識されないものにも文化があるのだ。
「伝統文化は古臭い」として捨て去ることの愚かさ。
絵画、工芸、祭りや儀式、衣類、食物、建築からマナーまで。

これは他の国が簡単にパクれるものではない。
「観光のために文化を開発する」など愚かな発想だ。
そう言えばやたら起源主張して顰蹙を買っている国がある。
文化が乏しい証拠だろう。恥知らずで哀れな国としか・・

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