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トルコはどこへ?

2017-04-19 08:00:00 | World Poli...

トルコの憲法改定の国民投票の結果が出た。
事実上エルドアンの独裁体制が承認された。
民主主義制度の脆弱性が見事に実証された形だ。
選挙の不正の有無はさておいても問題点は多々ある。

第一にこんな重要な投票でも理性より感情が左右すること。
多くの有権者が改定の中身もろくに知らずに投票したフシがある。
民族主義とイスラム教に対し西欧的価値観はあまりにも無力。
酒やケーキvs 野菜サラダや健康食品の二者択一

第二に西欧的価値観も近頃怪しげになっていること。
健康食品の効能や品質が疑われるようになっている。
e.g.メルケルが移民流入阻止のためエルドアンに多額の援助。
  EUはトルコの加盟について曖昧。ブレグジットの一因に。

第三に在外トルコ人も投票に参加し多くの賛成票を投じたこと。
将来祖国に帰るつもりもなく民族愛と宗教感情で投票したようだ。
外から見られる分、理性的になれそうだが実際は違う。
祖国を捨てた後ろめたさからか、民族愛は人一倍。

トルコの事はトルコ人が決める。外からとやかく言えない。
だが民主主義が人間の理性が前提であることを忘れてはならない。
これは賛成派も反対派も弁えておくべきだ。
感情と理性のバランスは人類に残された永遠の課題だろう。

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