自由と正義のための選択肢

今後の日本の進むべき道を考える政治ブログ

意識変革がなければ・・

2017-03-01 12:55:34 | Anti-K 日記

共産主義は私有財産を認めないのが原則だ。
富の不平等を生じるからというのがその理由だ。
労働価値説だから資本を否定。資本は国が独占する。
能力に応じてノルマを果たせば国民は生活を一生保障される。

組織があれば管理する者が必要だ。
管理者は社会の指導者である共産党員。
国家の決め事はマルクス思想に基づき党が決定する。
民主主義とは名ばかりで共産党員は別格。赤い貴族だ。

会社員の生活のようなものと誤解してはならない。
その会社は国なのだ。生涯辞めることはできない。
異論を唱えれば収容所に送られ思想改造を受ける。
何とも息苦しい。実質的には奴隷社会である。

それでも左翼は革命を夢見るが、実態は権力闘争に過ぎない。
そのオチはGオーウェルの小説"動物農場"に描かれている。
動物達が革命で人間を追い出す。その後農場を豚が支配する。
他の動物は豚の圧政に苦しむことに。まるでどこかの国だ。

社会変革の方法はいろいろあるが本質は国民の意識改革だ。
意識が変らなければ革命を繰り返しても何も変わらない。
経済だけ拡大して国民意識は未開人そのものという国もある。
その歪を解消するには、やはり霊的に生まれ変わるしか・・。