ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

常識や想像力の欠如

2016年11月08日 | 時事ネタ関連

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神宮外苑イヴェント火災、5歳児死亡・・・展示物を出展した大学誠に申し訳無い。』」(11月7日、スポーツ報知

 

6日午後5時15分頃、東京都・明治神宮外苑で開催されていたイヴェント会場で、「展示物が燃えた。」と目撃者から110番が在った。警視庁によると、木製のジャングル・ジムの様なオブジェが燃え、中にたと見らられる港区に住む男児(5歳)が死亡した。助け様とした40代の父親と目撃者の40代の男性も顔等に火傷負ったが、意識は在り、会話も出来ると言う。

 

中に大鋸屑を入れてライトを当てていたといい、大鋸屑からジャングル・ジムに燃え移ったとの目撃情報が在る。警視庁は、大鋸屑から出火したと見て、原因を調べている。

 

イヴェトを主催していた東京デザインウィーク事務局によると、明治神宮外苑では、軟式球場内で「東京デザインウィーク2016」というイヴェントが行われていた。10月26日から11月7日の予定だったが、最終日の7日の中止を決めた。

 

オブジェは屋外の学校作品展というエリアに在る体験型の展示物で、事務局は「展示物に付いては事前に調べているが、発火する様な物だとは判断していなかった。」としている。

 

日本工業大によると、オブジェは同大のクラブ「新建築デザイン研究会」が出展していた。大学の担当者は「亡くなった方が居ると聞いている。誠に申し訳無い。」と謝罪した。

 

東京消防庁によると、来場者等が消火器を使って午後5時40分頃に鎮火した。消防隊が到着した時には、男児は助け出されていたと言う。

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当該オブジェが燃え上がっている映像をニュース番組で見たが、火の勢いは可成りの物だった。「男児の死因は火傷による物。」という事だが、彼の火の勢いに巻き込まれたならば、其れも理解出来る。

 

「楽しむに訪れたイヴェント会場で、悲惨な死を迎える事になった男児。」及び「愛する我が子を、突然失う事になった親御さん。」の気持ちを思うと、堪らない気持ちになる。又、当該オブジェを制作した学生達も、「来場者に楽しんで貰いたい。」という思いが在ったろうから、其れを考えると、又、堪らない気持ちになってしまう。

 

最初、此のニュースに触れた際、「使用されていたLED照明によって、オブジェ内の大鋸屑に火が点き、あっと言う間にオブジェに火が回ったと思われる。」という事だった。「LED照明って、そんなに高熱が出ないんじゃなかったの?」と不思議だったが、「作業用の明かりとして使用していた白熱電球を、誤って点灯していた。」という続報が在り、「其れじゃあ、発火するのも当然だな。」と思った次第

 

点灯し続けた場合、「表面が熱くならない。」と言われているLEDでも、表面温度は40~50になるのだとか。だから、「火災の原因に、100%なりない。」と言い切れはしないのだが、白熱電球の場合は表面温度が100度以上というから、其れを照明に使用したら余りに危険なのは言う迄も無い。

 

「白熱電球の熱さ」や「大鋸屑の燃え易さ」を“身の回りで経験した自分”からすると、「何と危険な事をしたのか。」と思ってしまう。一定年齢以上の人ならば、同じ思いを持たれた事だろう。

 

でも、同時に若い学生達だと、そういう常識欠如していたり、『白熱電球の熱さが、大鋸屑にどういう影響を及ぼすか。』という想像力が欠如していたのかも。という思いも在る。

 

こういう時こそ、監督する側の大人達、即ち大学の指導者の“目”が大事な訳だが、其れが行き届かなかったのは、本当に残念な事。「誰にも悪意が無かった。」と思うだけに、とても複雑で、堪らない事故で在る。

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2 コメント

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Unknown (悠々遊)
2016-11-08 21:31:43
悪意がなくて起きた事件事故を「過失」と呼ぶようですが、この事故などはまさにそれでしょうね。
ただ、気になることが2点ありました。

ひとつ目はgiants-55さんも触れておられるように、学生の不注意。
オガクズといえば、新聞紙や稲わら、枯葉などと共に、薪や炭の種火として使われていた燃えやすいもの。
また白熱電球は点灯してすぐに手を触れられなくなるほど熱くなるもの。
この二つを近づければどうなるかは、ある一定年齢以上の者なら容易に察しがつきますが、身近で「火」に接する機会が少なくなっている若者たちには、ピンとこなかったのでしょう。
火は危険、大気汚染のもと、などと言って家庭や社会から使うことを遠ざけた結果ともいえるかも。
何事によらず、触らぬ神に祟りなし、ではなく、触ればどうなるか、どうすれば安全に使えるか、コントロールの方法を教えれば済むと思うのだけれど。

もう一つは主催者側のコメントで「600もある展示物全部をチェックできない」。
これにはあきれてしまいました。
確かにそれだけの数の展示物を少人数で短時間でチェックするのは不可能かもしれませんが、それなら人手を増やすか、または目の行き届く範囲の出展数に制限すべきだったでしょう。
自分たちがコントロールできない規模にしておきながら、事故が起これば「想定外」と言い逃れるなら、福島の原発事故と同じ無責任で、「故意」ではないにしても「重過失」に問うべきかと思います。
>悠々遊様 (giants-55)
2016-11-09 01:44:24
書き込み有難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

当該オブジェを制作&管理していた側に、重大な過失責任が在ったのは確かだと思います。唯、悠々遊様も指摘されている様に、「身近で『火』に接する機会が少なくなっている若者達には、ピンと来なかったのでしょう。」というのは、自分も「凄く在ったのではないだろうか。」と思ってしまうんです。

悠々遊様もそうでしょうが、自分が幼かった頃、友達と殴り合いの喧嘩をするなんていうのは、其れこそ日常茶飯事だった。喧嘩が「良い事。」とは言わないけれど、でも、そういった殴り合いの喧嘩をする中で、「此れ以上殴ったら、大事になってしまう。」というのを自然に体得出来たのも事実。昨今、「気に食わないから。」と軽い気持ちで殴る蹴るをし、どんどんと其れがエスカレートして、相手を死に到らしめてしまうという若人のニュースを定期的に見聞するけれど、此れも「幼少期、一寸した喧嘩も遠ざけてしまう風潮。」というのが、大きく影響している様に思います。

「危険だから。」と必要以上に「火」やら「ナイフ」やらから遠ざけてしまった結果、其の本質的な危険さを知らない儘、肉体だけが大きくなってしまった者が増えているのではないか?

又、主催者側のコメントに付いては、自分も呆れ返りました。1リットルしか入り切らない器を持って、其処に2リットルの熱湯を注げば、熱湯が溢れて、器を持っている人間が大火傷するのは自明の理。“管理し切れない体制”で在るのならば、主催しては駄目。若しもの事態に備えての消火器の配置にも問題が在った様だし、そういった点は責任を問われるべきでしょうね。

亡くなった男児、そして愛する我が子を失った親御さんは、本当に気の毒だと思う。そして、管理責任の甘さも、批判されて当然。唯、其の一方で、過度なバッシングにより、今後、こういったイヴェントで、制作者や主催者が必要以上に“委縮”してしまわないかという懸念も在り、個人的には複雑な事故です。

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