ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

「県警外事課 クルス機関」

2017年05月20日 | 書籍関連

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“歩く一人諜報組織”=“クルス機関”の異名を取る神奈川県警外事課の来栖惟臣(くるす これおみ)は、「日本潜入している北朝鮮工作員が、大規模テロ企てている。」という情報を得る。一方、其の頃、北の関係者と目される者達が、口封じに次々と暗殺されていた。暗殺者の名は、呉宗秀(オ・ジョンス)。日本社会に溶け込み、冷酷に殺戮を重ねる宗秀で在ったが、彼のに謎の女子生が現れてから、歯車が狂い始める。

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第15回(2016年)「『このミステリーがすごい!』大賞」の優秀賞を受賞した小説県警外事課 クルス機関」(著者柏木伸介氏)。範疇で言えば、 公安警察物という事になる。

 

在日韓国・朝鮮人に対し、排他的な言動を続ける組織。」、「自虐史観の否定&日本至上主義を訴え、戦前の日本を矢鱈美化する文化人政治家達。」、「次々と狼藉を働く北朝鮮。」等々、現代日本に大きな影響を及ぼしている“病巣”が取り上げられ、又、登場人物達のキャラクター設定が確立されている事からも、面白い内容だとは思う。

 

然し筆致力の弱さは否定し難く、正直読み辛さを感じる所が在る。どんでん返し想定内の範疇だし、優秀な工作員のの呉宗秀としては、脇が甘い言動の多さが現実感を薄れさせている展開としては悪く無かったのに、結末が駄目過ぎ。「こんな感じなの!?」というがっかり感だけが残った。

 

総合評価は、星2.5個とする。

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