「宮城自然農園」ブログ  -GIAN'S ORGANIC FARM BLOG- 小笠原諸島・母島で自然農

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指し百姓をしています。
その中で学んだことを紹介したいと思います♪

川登りアオウミガメ救助☆バク転して海に帰るの巻!

2017年06月20日 | 小笠原 野生動物
■つい少し前のことです。
良く振った恵みの雨の梅雨を終えて、
島の景色が一気に夏色に変わりました。

海も空も青く輝いています♪

そんな梅雨明けした昼下がり、
何やら島の川の周囲に人が集まっています。

何事だろうと覗いてみたら、なんとカメが集落内を流れる大谷川にいるぢゃありませんか!!!
これは珍しい珍事件です♪

きっと産卵を終えて海に帰ろうとして、
そのまま増水した川を上って来てしまったのでしょう。

海に帰そうとカメを押すのですが、
100㎏を超えるアオウミガメは、
バカ力でまったく言うことを聞いてくれません(当たり前かw)。


■うずくまったカメを見かねて、
漁師さんたちと整備工場がコラボして救出劇が繰り広げられました!


漁師さん数人がかりでカメを捕獲し、
腕にロープを引っ掛けます。
この段階でもカメは大暴れしており、
凄く大変そうでした!!


その後はユニックでゆっくりと慎重に吊り上げられていきます。
アオウミガメの腕はとても強くて、
自分の体重を十分に支えることができるそうです。


島はウミガメを食べる伝統文化があります。
が、このカメは繁殖期のメスです。
漁師さんたちが当たり前に海に帰す前提で対応しているのが、とても素敵でした。


よっこらしょとユニックの荷台に載せて、
いざ海へ!!


さすがウミガメを普段から扱っている漁師さんたちです。
捕獲も運搬もとっても手際がいいです!


どう海に帰すかと思ったら、
大岸壁でフォークリフトに乗り換えしていました(笑)。


■最後はフォークリフトの上からバク天で海に戻っていきました!
アオウミガメのムーンサルトプレスは初めて見ました(笑)。

めでたしめでたし。

関わった漁師さんたち、整備工場の皆さん、どうもありがとうございました♪

ちなみに海に戻ったカメは、すぐに水面に来ませんでした。
湾内には他にも複数のカメがおり、
どの個体化は分からないので、
そのまま行方知れずです。

いつか、竜宮城に連れに来るかも知れませんね♡

僕は住民の通報ですぐに漁師さんなど、あっという間に対応して、
カメを海に帰してしまうこの母島の連携の軽やかさと優しさに、
ほんと素敵だなぁとしみじみ感じる初夏でした♪
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1 コメント

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いいなぁ (晴海)
2017-06-28 12:24:47
素敵ですね!
ウミガメを食べる文化がある無しより、困っている命をただ助け海に帰ろうねって、優しい心が素敵。
オーストラリアは誰でもカンガルーをガツガツ食べますが、道路で倒れてたら助かるかチェックする人が多いです。
同じことかなと。

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